ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄 宿泊記|海に囲まれたリゾートステイ

目次

一言で言うと、「海の中に泊まる」ホテルだった。

チェックインを済ませて部屋に向かう途中、ふと窓の外を見たら、左も右も海だった。

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄は、恩納村の小さな島にまるごと建てられたリゾートホテル。本島と橋でつながっているだけの、ほぼ離島のようなロケーション。

「沖縄のホテルはだいたい海が見えるでしょ」と思っていたわたしたちの想像を、軽く超えてきた。部屋から見える海の近さ、ビーチまでの距離、プールから眺める水平線。どこにいても海がそばにある。

2泊3日の滞在で感じたことを、正直にまとめます。

こんなふたりにおすすめ:

  • 沖縄でとにかく海を感じるリゾートに泊まりたい
  • ホテルから出なくても1日過ごせる場所がいい
  • ビーチもプールも両方楽しみたい

アクセス|那覇空港から約60分、恩納村の小さな島へ

那覇空港からレンタカーで約60分。沖縄自動車道の屋嘉ICを降りて、恩納村方面に向かいます。

ナビに「瀬良垣」と入れて走っていると、国道58号線沿いに案内看板が見えてきます。そこから脇道に入り、橋を渡った先がホテル。

この橋を渡る瞬間がいい。左右にエメラルドグリーンの海が広がって、「あ、リゾートに来た」という気持ちが一気に高まります。夫がハンドルを握りながら「おお」と声を上げていた。

空港リムジンバスを利用する場合は、恩納村の最寄りバス停から送迎があります。ただ、沖縄滞在中の移動を考えると、レンタカーがあると断然便利。周辺にはおきなわワールドや万座毛など観光スポットもあるので、車があると行動範囲がぐっと広がります。

参考までに、駐車場はホテル敷地内にあって、1泊1,000円(税込)。リゾートホテルとしてはリーズナブルなほうだと思います。

チェックイン|ザ・アイランド棟のロビーで海を眺めながら

チェックインは15時から。わたしたちは14時半ごろに到着してしまったけれど、ロビーで待つ間もまったく退屈しなかった。

エントランスを抜けると、目の前にどーんと海が広がるロビーラウンジ。天井が高く、大きなガラス窓の向こうに東シナ海が見える。まだチェックインもしていないのに、もうリゾート気分。

スタッフの方がウェルカムドリンクを持ってきてくれて、「お疲れさまでした、ゆっくりお過ごしくださいね」とにこやかに声をかけてくれた。沖縄らしいゆったりとした対応に、こちらの肩の力も抜ける。

このホテルには「ザ・アイランド」と「ザ・ビーチハウス」の2つの棟があります。メインはザ・アイランド棟で、チェックインもこちら。ザ・ビーチハウスは橋を渡った本島側にあって、よりカジュアルな雰囲気。

わたしたちが泊まったのは、ザ・アイランド棟のオーシャンビュールーム。カードキーを受け取って、エレベーターで客室フロアへ向かいます。

客室|オーシャンビューツイン、窓いっぱいの海

ドアを開けた瞬間、思わず「わあ」と声が出た。

正面の大きな窓いっぱいに、東シナ海のブルーが広がっている。晴れた日の沖縄の海は、水色とエメラルドが混ざったようなグラデーション。写真では何度も見ていたけれど、実際に目の前にすると、やっぱり感動する。

部屋の広さは約32平米。ふたりで過ごすには十分なゆとりがあります。ベッドはツインで、シモンズ製のマットレスがしっかりとした寝心地。枕も適度な硬さで、夫は「このベッド、家にも欲しい」と初日から言っていた。

バルコニーに出ると、潮風がふわっと吹いてくる。目の下にはプールとビーチが見えて、遠くに水平線。この景色を眺めながら飲むビールのおいしさは、なかなか言葉にできない。

バスルームはシャワーブースと独立したバスタブ。バスタブに浸かりながらでも窓の外が見えるように設計されていて、ここでも海。夜は波の音を聞きながらゆっくりお湯に浸かった。

アメニティはファーマコピア。ハーブ系の自然な香りで、夫もわたしも気に入った。特にシャンプーの洗い上がりがよくて、髪がきしまない。沖縄は紫外線が強いので、髪のダメージが気になっていたけれど、このシャンプーのおかげか、あまり気にならなかった。

冷蔵庫にはミニバーのドリンクがずらり。沖縄限定のオリオンビールやさんぴん茶もあって、ちょっとうれしい。ただ、ミニバーの価格はリゾート価格。わたしたちは近くのコンビニで買い足して持ち込みました。

Wi-Fiは問題なくつながりました。速度もストレスなし。夫がリモートワークを少しやっていたけれど、ビデオ会議も問題なかったとのこと。

客室で気に入ったポイント

  • 窓が大きくて、部屋のどこからでも海が見える
  • バルコニーにテーブルとチェアがあって、くつろげる
  • バスタブから海が見える贅沢な設計
  • USBポートがベッドサイドにあって充電に便利

ビーチ|ホテル目の前、透明度の高い天然ビーチ

瀬良垣アイランドの最大の魅力は、なんといってもビーチ。

ホテルから歩いてすぐ、というか、ホテルの敷地内にビーチがある。部屋で水着に着替えて、エレベーターを降りて、ちょっと歩いたらもう砂浜。この近さは本当にありがたい。

ビーチは宿泊者専用のエリアがあって、ゆったり過ごせます。砂はサラサラの白砂で、海の透明度がすばらしい。足元が見えるくらい澄んでいて、小さな魚が泳いでいるのもわかる。

ビーチにはパラソルとデッキチェアが並んでいて、タオルも貸してもらえます。ビーチのすぐそばにバーもあって、カクテルやソフトドリンクを注文できる。デッキチェアに寝転んで、冷たいドリンクを飲みながら海を眺める。それだけで十分しあわせ。

夫はシュノーケリングに挑戦していた。レンタルのシュノーケルセットを借りて、30分くらい海に入っていたらしい。「サンゴが近くで見えた」と興奮気味に戻ってきて、スマホの防水ケースに入れた写真を見せてくれた。たしかに、きれい。

わたしはビーチでのんびり派。波打ち際に座って、ぼーっと水平線を眺めているだけで、日ごろの疲れが溶けていくのを感じた。

ビーチの営業時間は季節によって変わりますが、わたしたちが行った時期は9時から18時まで。夕方のビーチもおすすめで、夕日に照らされた海がオレンジ色に染まる時間帯がとくに美しかった。

ビーチ|ホテル目の前、透明度の高い天然ビーチを予約する

わたしたちは一休.comで予約しました。サイトによって特典が違うので比較がおすすめです。

プール|3つのプールが揃う贅沢

このホテルにはプールが3つあります。屋外プール、グスクプール、そしてインドアプール。

メインの屋外プール

ザ・アイランド棟の前に広がるメインプール。海に面したインフィニティタイプで、プールの水面と海が溶け合うように見える。ここで撮った写真は、そのまま旅行雑誌の表紙になりそうなくらい映える。

プールサイドにはデッキチェアがずらりと並んでいて、タオルは自由に使えます。わたしたちは午前中のまだ空いている時間帯にプールサイドの席を確保して、本を読んだりうとうとしたり。

水温はちょうどよく、ひんやりしすぎず、ぬるすぎず。夫は「永遠に入っていられる」と言っていた。実際、1時間くらい出てこなかった。

グスクプール

ザ・ビーチハウス側にあるグスクプール。沖縄のグスク(城)をモチーフにした石垣に囲まれたプールで、メインプールとはまた違った雰囲気。こちらのほうがやや静かで、落ち着いて過ごしたい人にはぴったり。

インドアプール

屋内にもプールがあるのは、天候に左右されないのでありがたい。25メートルの本格的なプールで、しっかり泳ぎたい人にはこちら。ジャグジーも併設されていて、泳いだ後にジャグジーで温まるのが最高だった。

ちなみに、プールはいずれも宿泊者専用。混雑する時期でも、ぎゅうぎゅうになることはなかった。これは島全体がホテルという立地の強みだと思います。

食事|朝食ビュッフェとディナー

朝食ビュッフェ|オールデイダイニング「セラーレ」

朝食はオールデイダイニング「セラーレ」でビュッフェスタイル。このビュッフェが、想像以上に充実していた。

まず目を引いたのが、沖縄そばのライブキッチン。目の前で茹でてくれる沖縄そばに、紅しょうが、コーレーグース、ネギなどをお好みでトッピング。朝から沖縄そばなんて贅沢だと思ったけれど、さっぱりしていて朝にちょうどいい。

夫はオムレツステーションに釘付けだった。シェフが目の前で焼いてくれるオムレツに、チーズ、マッシュルーム、トマトなどの具材を好きに選べる。ふわふわでとろっとしたオムレツを頬張りながら、「これだけで来た価値がある」と言っていた。大げさだけど、気持ちはわかる。

パンの種類も豊富で、クロワッサン、デニッシュ、食パン、フォカッチャ。どれも焼きたてで、バターの香りがふわっと漂う。わたしはクロワッサンが好きで、結局2日とも2個ずつ食べてしまった。

サラダバーには島野菜がたっぷり。ゴーヤー、紫芋、島らっきょうなど、沖縄ならではの食材も並んでいて、ここでしか食べられない朝食という感じ。

フルーツも充実していて、パイナップル、マンゴー、ドラゴンフルーツなど南国フルーツがたっぷり。沖縄のパイナップルは甘みが強くて、もう止まらない。

席はテラス席を選びました。朝の海風を感じながらいただく朝食は、それだけで特別な体験。テラス席は人気なので、レストランが開いたらすぐに行くのがおすすめです。

ディナー|日本料理「シラカチ」

夕食は日本料理「シラカチ」を予約。琉球料理と和食を融合させたコース料理がいただけるレストランです。

印象に残ったのは、アグー豚のしゃぶしゃぶ。薄くスライスされたアグー豚を、昆布だしでさっとくぐらせると、脂がほどよく落ちて、でも旨味はしっかり残っている。ポン酢でいただくと、口の中でじゅわっと甘みが広がる。

「この豚、やばい」と夫が言った。語彙力が消失するくらいにはおいしかったらしい。

海ぶどうの前菜もよかった。プチプチとした食感に、ほのかな潮の香り。沖縄に来たら必ず食べたくなる一品。

お酒は泡盛の飲み比べセットを注文。3種類の泡盛を少しずつ味わえて、それぞれの個性の違いがわかって楽しかった。夫は古酒(クース)が気に入ったようで、もう一杯おかわりしていた。

窓の向こうに夜の海が見える席で、ゆっくりとコースをいただく。特別な夜になりました。

その他のダイニング

ほかにも、イタリアンの「アンザ」やロビーラウンジでの軽食、プールサイドバーなど、食事のバリエーションは豊富。2泊だと全部はまわりきれなかった。

ロビーラウンジでは、アフタヌーンティーもやっていて、チェックインの日にいただきました。沖縄素材を使ったスイーツが並んでいて、紫芋のタルトが特においしかった。

「アンザ」はカジュアルなイタリアンで、ピッツァやパスタが楽しめます。プールで遊んだ後、さくっとランチを食べるのにちょうどいい雰囲気。テラス席もあって、海を眺めながらの食事ができます。

その他の施設|スパ、フィットネス、アクティビティ

スパ「USSA(うっさ)」

滞在中にスパも体験しました。「USSA」は沖縄の方言で「海」という意味だそう。

わたしが受けたのは60分のボディトリートメント。月桃(げっとう)のオイルを使ったマッサージで、施術が始まった瞬間から月桃の爽やかな香りに包まれて、あっという間に眠りに落ちてしまった。

施術後、セラピストの方が「よく眠られていましたね」と笑っていた。恥ずかしいけれど、それだけリラックスできたということ。肌もしっとりして、沖縄の乾いた風に負けない感じがしばらく続いた。

スパの待合室も海が見える設計で、施術前のリラックスタイムからもう贅沢。

フィットネスセンター

夫が毎朝利用していたフィットネスセンター。24時間利用可能で、マシンの種類も充実しているとのこと。「朝イチで走って、シャワーを浴びて、朝食に行く」のが夫の理想的なリゾートの朝らしい。わたしはその間、部屋でだらだらしていた。

マリンアクティビティ

ビーチではシュノーケリングのほか、SUP(スタンドアップパドルボード)やカヤックなどのアクティビティも楽しめます。宿泊者向けのアクティビティプログラムもあって、事前に予約しておくとスムーズ。

夫はSUPにもチャレンジしたけれど、3回くらい落ちていた。「波があるから難しい」と言い訳していたけど、たぶん運動神経の問題。でも楽しそうだったので、よしとします。

良かったところ 5選

1. 圧倒的なロケーション

島全体がホテルという立地は、やはり唯一無二。どこにいても海が近くて、リゾート感が途切れない。沖縄にはたくさんのリゾートホテルがあるけれど、ここまで海に囲まれた環境はなかなかない。

2. ビーチとプールの充実度

天然ビーチと3つのプール。1日では遊びきれない充実ぶり。プールも宿泊者専用なので、混雑を気にせずゆっくり過ごせるのが良かった。

3. 朝食ビュッフェのクオリティ

沖縄そばのライブキッチン、シェフが焼くオムレツ、南国フルーツ。品数が多いだけでなく、ひとつひとつのクオリティが高い。テラス席で海を眺めながらの朝食は、この旅のハイライトのひとつ。

4. スタッフの対応

リゾートらしいゆったりとした接客。急かされることなく、でも必要なときにはさりげなく声をかけてくれる。特にレストランのスタッフの方が、わたしたちの好みを覚えていてくれたのが印象的だった。2日目の朝食で「昨日と同じテラス席をご用意しますか?」と聞いてくれた時は、うれしかった。

5. 部屋からの景色

オーシャンビューの名に恥じない、窓いっぱいの海。朝日に照らされた海、昼間のエメラルドブルー、夕方のオレンジ色、夜の静かな波の音。時間帯ごとに表情が変わる海を、部屋からずっと眺めていられる。

気になったところ 3点

1. 島なのでホテル周辺に飲食店がない

瀬良垣島はホテルの敷地がほぼ全て。橋を渡って恩納村の本島側に出れば飲食店はあるけれど、徒歩圏内というわけにはいかない。「毎食ホテルだと飽きるかも」という人は、レンタカーで少し足を伸ばすか、事前にプランを立てておくのがいいと思います。

わたしたちは2泊3日で、夕食は1回ホテル、1回は恩納村のステーキハウスに出かけた。メリハリがあってちょうどよかった。

2. 繁忙期はプールサイドの席が埋まりやすい

わたしたちが行ったのは比較的落ち着いた時期だったけれど、それでも昼前にはプールサイドのいい席はほぼ埋まっていた。繁忙期(夏休みや連休)はもっと混むと思うので、朝イチで席を確保するか、午後の遅い時間を狙うのがよさそう。

3. ホテル内レストランの価格帯

朝食、ランチ、ディナー、カフェ。ホテル内の食事はどれもおいしいけれど、お値段もリゾート価格。2泊で食事を全部ホテルにすると、なかなかの金額になります。わたしたちも途中で「ちょっと計算してみよう」となった。

朝食は宿泊プランに含まれているものを選ぶのがおすすめ。それだけで満足度がぐっと変わります。

ホテル内レストランの価格帯を予約する

わたしたちは一休.comで予約しました。サイトによって特典が違うので比較がおすすめです。

島なのでホテル周辺に飲食店がないを予約する

わたしたちは一休.comで予約しました。サイトによって特典が違うので比較がおすすめです。

基本情報

ホテル名 ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
住所 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣1108
アクセス 那覇空港からレンタカーで約60分(沖縄自動車道 屋嘉IC経由)
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
客室数 344室
駐車場 あり(1泊1,000円・税込)
プール 屋外プール、グスクプール、インドアプール(25m)
ビーチ ホテル前天然ビーチ(宿泊者専用エリアあり)
レストラン セラーレ(オールデイダイニング)、シラカチ(日本料理)、アンザ(イタリアン)ほか
スパ USSA(うっさ)
フィットネス 24時間利用可能
開業 2018年8月

わたしたちは一休.comで朝食付きプランを予約しました。じゃらんや楽天トラベルでもプランを比較できるので、時期によって料金が変わることもあり、いくつかのサイトをチェックしてみてください。

まとめ|また行くか? 行く。

2泊3日の滞在を終えて、レンタカーに荷物を積み込む時、夫が「帰りたくないな」とつぶやいた。

正直、わたしも同じ気持ちだった。

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄は、「海のそばにいる」のではなく「海の中にいる」ような感覚になれるホテル。ビーチに出て、プールで泳いで、部屋に戻って海を眺めて、また外に出て。その繰り返しが、こんなに心地よいとは思わなかった。

食事のクオリティも高く、スタッフの対応も温かい。気になる点は周辺に飲食店が少ないことくらいで、それもホテルステイを楽しむと思えば気にならない。

次に沖縄に行くなら、もう1泊増やして3泊したい。そして今度は、夫が落ちまくっていたSUPにわたしも挑戦してみようかなと思っている。たぶん、わたしも落ちるけど。

帰りの車の中で、ふたりとも「また来ようね」と言っていた。きっと、また行きます。

旅の予約はこちらから

予約サイトによって特典やポイント還元が異なります。比較してみてください。

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