雨の日でも楽しめる旅行先10選|梅雨シーズンの味方





雨の日でも楽しめる旅行先10選|梅雨シーズンの味方


雨の日でも楽しめる旅行先10選|梅雨シーズンの味方

旅行当日の天気予報が「雨」だったとき、テンションが下がるのは当然。でも、最初から雨を前提にプランを組むと、意外と充実した旅になることをわたしたちは何度も経験している。

美術館でゆっくり過ごしたり、水族館で涼んだり、温泉で一日中だらだらしたり。晴れの日には行かないような場所に足が向くのも、雨の日旅行の面白さだと思う。

梅雨時期の旅行を諦めるのはもったいない。むしろ、雨の日こそ人が少なくて快適な場所がたくさんある。

こんなふたりにおすすめ:

  • 梅雨でも旅行を諦めたくない
  • インドア寄りの観光が好き
  • 混雑を避けて快適に旅したい
目次

1. 金沢|21世紀美術館と近江町市場

金沢は雨が多い街だからこそ、雨の日を楽しむインフラが整っている。

金沢21世紀美術館は、丸い建物の中にたくさんの展示室が詰まっていて、半日は余裕で過ごせる。レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」は、実際に水の下に入れる体験型の作品で、夫が「これ面白い。もう一回見たい」と子どもみたいにはしゃいでいた。

美術館のあとは近江町市場へ。アーケードがあるので雨でも濡れずに食べ歩きができる。海鮮丼やカニのコロッケ、のどぐろの炙りなど、金沢のグルメを一通り楽しめる。

夜はひがし茶屋街へ。石畳の道に雨が降ると、街灯の明かりが反射してしっとりとした雰囲気になる。むしろ雨のほうが風情があるかもしれない。

良かったところ

  • 21世紀美術館は半日以上楽しめるボリューム
  • 近江町市場はアーケードで雨の心配なし
  • 金沢の食のレベルが高い。のどぐろ、カニ、寿司

気になったところ

  • 21世紀美術館は週末混む。平日か早い時間がいい
  • 兼六園は雨だとあまり楽しめない(傘を差しながらの散策は疲れる)
  • 金沢駅から観光エリアはバス移動が基本。雨の日はバスが混みやすい

2. 鳴門|大塚国際美術館

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、世界中の名画を原寸大で陶板に再現した美術館。日本最大級の常設展示スペースを持っていて、全部回ろうとすると4時間以上かかる。

わたしたちは「2時間あれば足りるでしょ」と思って行ったけど、全然足りなかった。モネの睡蓮、ゴッホのひまわり、フェルメールの真珠の耳飾りの少女。世界の名画が目の前にずらっと並ぶ迫力は、想像以上だった。

「これ全部レプリカなんだよね?本物にしか見えない」と夫が何度も言っていた。原寸大の再現力がすごくて、美術に詳しくなくても純粋に楽しめる。

システィーナ礼拝堂の天井画を再現した部屋は圧巻。見上げた瞬間に声が出た。

良かったところ

  • 1日中楽しめるボリューム。雨の日に最適
  • 世界の名画を原寸大で見られる貴重な体験
  • 写真撮影OKなので、記念に残せる

気になったところ

  • 入館料が3,300円とやや高め。ただし内容を考えると妥当
  • 全部見ようとすると歩き疲れる。休憩を挟みながらがおすすめ
  • 鳴門駅からバスで15分ほど。車のほうがアクセスしやすい

3. 大阪|海遊館と道頓堀グルメ

水族館は雨の日の鉄板。中でも大阪の海遊館は、ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽が圧巻で、何回行っても飽きない。

館内は螺旋状のスロープで降りていく構造になっていて、同じ水槽を上から下からいろんな角度で見られるのが面白い。ジンベエザメが目の前をゆっくり横切っていく瞬間は、思わず足が止まる。

夫はペンギンのコーナーで長時間動かなくなるタイプ。「あの子、ずっとこっち見てる」と言いながらスマホで動画を撮っていた。

海遊館を出たら、地下鉄で道頓堀へ。たこ焼き、串カツ、お好み焼きと、大阪グルメの3本柱を攻めるルートが定番。アーケード街を歩けば雨にも濡れない。

良かったところ

  • 海遊館のジンベエザメは何度見ても感動する
  • 道頓堀のアーケードで雨を気にせず食べ歩き
  • 天保山エリアには大観覧車やショッピングモールもある

気になったところ

  • 海遊館の週末は家族連れで混雑する。平日がベスト
  • 道頓堀は観光客が多くて、人混みに疲れることも
  • たこ焼きは店によって味の差が大きい。口コミチェック推奨

4. 東京お台場|チームラボとショッピング

お台場のチームラボは、デジタルアートの没入体験ができる施設。完全室内なので天候を全く気にしなくていい。

暗い空間の中を歩くと、足元や壁面に花が咲いたり、水が流れたり、蝶が飛んだりする。現実と空間の境界が曖昧になる不思議な体験で、写真映えもすごい。

夫は「自分が作品の一部になってる感じ」と表現していた。たしかに、鑑賞するというよりは体験する美術館という感じ。

チームラボのあとはダイバーシティやアクアシティでショッピング。雨の日でも一日フルに楽しめるエリア。

良かったところ

  • デジタルアートの没入感がすごい。SNS映えも抜群
  • 完全室内なので天候に左右されない
  • お台場エリアで食事やショッピングも充実

気になったところ

  • 週末は入場規制がかかるほど混むことも。事前にチケットを買っておくべき
  • 暗い空間を歩くので、足元に注意
  • 人気スポットは写真待ちの列ができる

5. 箱根|温泉とポーラ美術館

箱根は雨の日にこそ行きたい場所。温泉に浸かって、美術館を巡って、のんびり過ごす1泊2日が最高に贅沢。

ポーラ美術館は箱根の森の中にあるガラス張りの美術館で、モネやルノワールの印象派コレクションが充実している。建物自体が美しくて、雨に濡れた森を見ながらカフェで過ごす時間がまた素敵。

「美術館って雨の日のほうが似合うよね」と夫が珍しく詩的なことを言っていた。

美術館のあとは宿で温泉三昧。箱根の温泉は宿によって泉質が違うので、何度行っても新しい発見がある。

良かったところ

  • ポーラ美術館のコレクションと建築が見事
  • 温泉で雨を気にせずリラックスできる
  • 東京から1時間半でアクセス良好

気になったところ

  • 箱根は雨の日の渋滞がひどいことがある。電車+バスのほうが確実
  • ロープウェイや芦ノ湖遊覧船は雨だと運休の可能性
  • 梅雨時期の箱根は湿度が高い。じめっとした感じが苦手な人は注意

6. 別府|地獄めぐりと温泉

大分県別府は「温泉の街」。雨の日でも温泉に入れば関係ない、という最強の開き直りができる場所。

別府の地獄めぐりは、7つの「地獄」(=温泉の噴出口)を巡るコース。屋外だけど、傘を差しながらでも十分楽しめる。むしろ、雨と湯気が混ざり合う光景は、なんだか幻想的だった。

海地獄のコバルトブルーの湯面は雨の日でも美しいし、血の池地獄の赤い湯は雨でさらに色が映えて見えた。

夫は「地獄っていうネーミングがいいよね。温泉なのに地獄」と楽しそうだった。

良かったところ

  • 温泉が目的だから雨でも問題なし
  • 地獄めぐりは雨でも幻想的な雰囲気を楽しめる
  • 別府冷麺やとり天など、ご当地グルメも充実

気になったところ

  • 地獄めぐりは屋外なので、暴風雨レベルだとさすがに厳しい
  • 移動はバスか車。バスの本数が限られるエリアもある
  • GWや連休は混む。平日狙いがベスト

7. 横浜|カップヌードルミュージアムと中華街

横浜のカップヌードルミュージアムは、オリジナルのカップヌードルを作れる体験型施設。自分でスープの味とトッピングを選んで、世界にひとつだけのカップヌードルが作れる。

わたしたちはふたりとも違う組み合わせで作って、帰ってから食べ比べした。夫は「全部盛り」にしたら味がカオスになっていて、「欲張りすぎた」と反省していた。

ミュージアムのあとは中華街へ。雨の日でもアーケードや建物の軒下を歩けるエリアが多い。肉まん、小籠包、エビチリなど、中華料理を食べ歩くだけであっという間に時間が過ぎる。

良かったところ

  • カップヌードル作りは大人でもテンションが上がる
  • 中華街の食べ歩きは雨でも楽しい
  • 東京からのアクセスが良い。日帰りでも余裕

気になったところ

  • カップヌードル体験は予約制。週末は埋まりやすい
  • 中華街は週末の雨の日に意外と混む。みんな考えることは同じ
  • 中華街の客引きがやや強引な店もある

8. 長崎|グラバー園と卓袱料理

長崎は坂の街で、雨だと滑りやすい場所もあるけど、屋内の観光スポットが豊富。

グラバー園は屋外だけど、動く歩道やエスカレーターが整備されているので、雨の日でも比較的楽に回れる。異国情緒あふれる洋館と、雨に濡れた石畳の組み合わせが絵になる。

夜は卓袱(しっぽく)料理へ。長崎独自の和洋中がミックスされた料理で、円卓を囲んで大皿から取り分けるスタイル。角煮や天ぷら、刺身が一度に楽しめて、夫が「忘年会みたいで楽しい」と言っていた。確かにそんな雰囲気はある。

良かったところ

  • グラバー園の洋館は雨でも絵になる
  • 長崎ちゃんぽん、皿うどん、トルコライスとご当地グルメが豊富
  • 夜景が日本三大夜景のひとつ。雨上がりの夜景は特にきれい

気になったところ

  • 坂道が多い。雨の日は滑りやすいので靴選びは慎重に
  • 路面電車は便利だけど、雨の日は待ち時間が寒い
  • 卓袱料理は予約が必要な店が多い

9. 高山|飛騨の古い町並みとグルメ

岐阜県高山市の古い町並みは、雨に濡れると木造の建物がしっとりとした表情を見せて、晴れの日とはまた違った趣がある。

軒先のある通りを歩きながら、飛騨牛の串焼きやみたらし団子を食べ歩く。高山のみたらし団子は甘くないタイプで、醤油味の素朴な味わい。夫は「これ好き。甘いのより好き」と何本もおかわりしていた。

朝市も屋根付きのエリアがあるので、雨の日でも地元の野菜や漬物を買いながらぶらぶらできる。

良かったところ

  • 古い町並みは雨のほうが風情がある
  • 飛騨牛、みたらし団子、高山ラーメンとグルメが充実
  • 朝市の屋根付きエリアは雨でも楽しめる

気になったところ

  • 古い町並みの石畳は滑りやすい。注意して歩く
  • 高山は盆地で夏は暑く冬は寒い。梅雨時期は蒸し暑いことも
  • 名古屋から特急で約2時間半。やや遠い

10. 京都|三十三間堂と錦市場

京都は屋外の寺社が多いので雨に弱いイメージがあるけど、室内で楽しめるスポットを選べば全然問題ない。

三十三間堂は1,001体の千手観音像が並ぶ圧巻の空間。建物の中なので雨は関係なく、むしろ雨の日は観光客が少なくて、ゆっくり見学できる穴場タイミング。

「1,001体って、全部顔が違うんだって」と夫が教えてくれた。じっくり見比べると確かに少しずつ表情が違うようで、思わず見入ってしまう。

そのあとは錦市場で食べ歩き。アーケードがあるので雨でも安心。出汁巻き卵、湯葉、漬物、抹茶スイーツと、京都らしいものを少しずつつまむのが楽しい。

良かったところ

  • 三十三間堂は室内で圧巻の体験ができる
  • 錦市場はアーケードで天候を気にせず食べ歩き
  • 雨の京都は人が少なくて快適

気になったところ

  • 梅雨の京都はとにかく蒸し暑い。こまめな水分補給を
  • 錦市場は混雑時は歩くのも大変。朝イチが狙い目
  • バスが混むので、地下鉄やタクシーのほうが快適な場合も

梅雨の旅行を快適にするコツ

梅雨前に予約しておく理由

梅雨シーズンは旅行のオフシーズンだと思われがちだけど、実は美術館や温泉宿は「雨だからこそ」で集客力がある。人気の宿は梅雨時期でも週末は埋まるので、5月中に予約しておくのがいい。

料金面でも、GW後〜夏休み前は比較的安い時期。同じ宿でもハイシーズンの半額近くで泊まれることもある。わたしたちは梅雨時期の旅行をむしろ楽しみにしているくらい。

持ち物の工夫

  • 折りたたみ傘(軽量タイプ):コンビニのビニール傘より、小さくて軽い折りたたみ傘のほうが旅行中はストレスが少ない
  • 防水スニーカー or レインシューズ:石畳や坂道で滑らないもの
  • 薄手の防水ジャケット:梅雨の旅はこれ1枚あるだけで快適さが違う
  • ジップロック:スマホやお財布を入れておくと安心

雨の日旅行の良かったところ・気になったところ(全体)

良かったところ

  • 人が少ない:雨を嫌って外出を控える人が多いので、人気スポットでもゆっくり楽しめる
  • 料金が安い:梅雨時期は宿泊料金が下がりやすい。お得に泊まれるチャンス
  • 雨ならではの風情:石畳、神社、温泉街。雨に濡れた景色はしっとりとした美しさがある
  • インドア体験が充実:美術館、水族館、温泉と、室内で過ごす旅が意外と贅沢

気になったところ

  • 行動範囲が限られる:屋外のアクティビティは厳しい。プランの柔軟性は必要
  • 荷物が増える:傘、レインウエア、替えの靴下など、持ち物が多くなりがち
  • 写真が映えにくい:曇り空の写真は暗くなりがち。室内スポットのほうが写真は撮りやすい

雨の日旅行のプランBを用意しておく

雨を前提にプランを組んでも、急に晴れることもある。逆に、予想以上の大雨で予定通りにいかないことも。だからわたしたちは、旅先ごとに「晴れたらここ」「土砂降りならここ」というプランBを用意するようにしている。

たとえば金沢なら、「晴れたら兼六園を散策、雨なら21世紀美術館でゆっくり」。箱根なら、「晴れたらロープウェイで大涌谷、雨ならポーラ美術館と温泉三昧」。

夫は「プランBがあると安心するよね。雨でもがっかりしなくなる」と言っていた。旅の満足度は、天気ではなく準備で決まると思う。

まとめ|雨の旅は「室内で贅沢する」がキーワード

雨だから旅行をやめる、はもったいない。美術館で半日過ごしたり、温泉で一日中のんびりしたり、アーケード街で食べ歩いたり。晴れの日には選ばないような過ごし方が、雨の日にはちょうどハマる。

わたしたちの経験では、雨の旅のほうが「ゆっくりできた」と感じることが多い。天気が悪いと無理にあちこち回ろうとしないから、結果的にリラックスできるのかもしれない。

次の梅雨シーズン、天気予報を見て落ち込む前に、「雨でも楽しい場所」をひとつ予約してみてほしい。きっと、旅の楽しみ方の幅が広がるから。


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