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箱根で見つけた、何度でも行きたいカフェ5選
箱根に行くたびに、気になるカフェに寄り道するのがわたしたちの定番になっている。
温泉だけじゃなく、箱根にはほんとうにいいカフェが多い。芦ノ湖のほとりで紅茶を飲んだり、足湯につかりながらコーヒーを楽しんだり。旅館のチェックイン前後にふらっと立ち寄れるのもうれしいところ。
今回は、わたしたちが実際に足を運んで「ここはまた来たい」と思ったカフェを5つ選んでみた。
こんなふたりにおすすめ:
- 箱根旅行のすきま時間にいいカフェを探している
- 温泉だけじゃなく、カフェ巡りも楽しみたい
- 観光地っぽすぎない、落ち着いた場所で休憩したい
1. NARAYA CAFE(宮ノ下)— 足湯につかりながらコーヒーを
最初に行くならここ、と言いたい場所
箱根登山鉄道の宮ノ下駅から歩いてすぐ。改札を出て坂を少し下ると、古い建物を改装した、なんとも味のある空間が見えてくる。
NARAYA CAFEの最大の特徴は、天然温泉の足湯があること。カフェで注文したドリンクを持って、足湯に浸かりながらのんびりできる。
わたしたちが訪れたのは秋の平日。足湯にお湯がはられていて、ほかにお客さんも数組いたけれど、ゆったりとした雰囲気だった。
夫がホットコーヒーを、わたしがカフェラテを注文して、足湯へ。お湯にじわっと足を浸けた瞬間、「あ、これいいね」と夫がつぶやいた。歩き疲れた足にちょうどよかった。
もともと300年続いた奈良屋旅館のあった場所を受け継いで、2007年にオープンしたお店。築50年以上の建物を改装していて、カフェだけでなくギャラリーやショップも併設されている。
ひとつだけ気になったのは、土日はかなり混むこと。足湯の席も埋まりやすいので、できれば平日か、早い時間帯を狙うのがおすすめ。
| 店名 | NARAYA CAFE(ならやカフェ) |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下404-13 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00(冬季は17:00まで) |
| 定休日 | 水曜日・第4木曜日(冬期休業あり) |
| アクセス | 箱根登山鉄道 宮ノ下駅からすぐ |
2. サロン・ド・テ ロザージュ(元箱根)— 芦ノ湖を眺めるティータイム
特別なティータイムを過ごしたいなら
山のホテルの別館にあるカフェ。芦ノ湖のほとりに建っていて、窓の向こうに湖面が広がる景色がとにかく美しい。
わたしたちが座ったのは窓際の席。天気がよかったこともあって、芦ノ湖の水面がきらきら光っていた。夫は景色よりも先にメニューを開いていたけど。
名物はあつあつりんごパイ。目の前でスタッフの方が仕上げてくれる演出があって、カウンターからいい香りがただよってくる。ひと口食べると、サクッとした生地にりんごの甘酸っぱさがじゅわっと広がって、これは確かに人気が出るなと納得した。
紅茶の種類も豊富で、日本紅茶協会認定の「おいしい紅茶の店」に選ばれているだけのことはある。わたしはダージリンを頼んだけど、香りが華やかで、いつもの紅茶との違いがはっきりわかった。
夫は「りんごパイだけでもう1回来たい」と言っていた。わたしも同感。
気になった点をひとつ。場所が山のホテルの敷地内なので、車でないとアクセスしづらい。バスでも行けるけど、本数が限られているので事前にダイヤを確認しておくといい。
| 店名 | サロン・ド・テ ロザージュ |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80(山のホテル別館) |
| 営業時間 | 10:00〜17:00(L.O. 16:00) |
| 定休日 | 不定休(山のホテルに準ずる) |
| アクセス | 元箱根バス停から徒歩約15分、または山のホテルの送迎バス |
3. 甘酒茶屋(畑宿〜箱根間・旧東海道沿い)— 江戸から続く一杯
箱根で最も「タイムスリップ感」がある場所
旧東海道の石畳を歩いていると、茅葺き屋根の建物が見えてくる。甘酒茶屋は、江戸時代から400年以上この場所で営業を続けている老舗中の老舗。
かつては畑宿と箱根宿の間にいくつもの茶屋があったそうだけど、国道の開通とともに次々と閉店。いまも残っているのはこの1軒だけ。
店内に入ると、囲炉裏があって、ほのかに煙の香りがする。タイムスリップしたような感覚になる。
名物の甘酒は、砂糖を使わずに、うるち米と米麹だけで作るという昔ながらの製法。ひと口飲むと、やさしい甘さがじんわり広がる。夫は「甘酒ってこんなにおいしかったっけ?」と驚いていた。
もうひとつの名物が、備長炭で焼いたお餅。表面がこんがり焼けていて、中はもちもち。きな粉やあんこをつけて食べる。ふたりで「もうひとつ頼む?」となって、結局おかわりした。
気になった点は、アクセス。車でないと行きにくい場所にある。旧東海道のハイキングコースの途中にあるので、歩いて訪れるのも楽しいけど、それなりの体力が必要。
あと、現金のみだったのでご注意を。わたしたちは直前に「カード使えるかな?」と確認しようとして、夫が「まぁ大丈夫でしょ」と言ったのに使えなくて、少し焦った。財布に現金があってよかった。
| 店名 | 甘酒茶屋 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1 |
| 営業時間 | 7:00〜17:30ごろ |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 箱根湯本駅からバスで約20分「甘酒茶屋」下車すぐ、または旧東海道ハイキングコース沿い |
4. ベーカリー&テーブル 箱根(元箱根)— パン好きなら外せない芦ノ湖ビュー
焼きたてパンの香りに誘われて
芦ノ湖のすぐそばにある3階建てのベーカリーカフェ。1階がパンの販売、2階がカフェ、3階がレストランという構成になっている。
わたしたちは2階のカフェを利用した。テラス席もあって、芦ノ湖を眺めながらパンとコーヒーが楽しめる。
1階でまずパンを選ぶのだけど、これがなかなか決まらない。クロワッサン、カレーパン、食パン、デニッシュ…。どれもおいしそうで、夫と「これもあれも」とトレーに載せていったら、気づいたら6個になっていた。
夫がいちばん気に入っていたのはクロワッサン。「外はパリッパリで、中はバターの香りがすごい」と言いながら、あっという間にひとつ食べ終えていた。わたしはミックスベリーのデニッシュが好みだった。甘酸っぱいベリーとカスタードクリームの組み合わせが絶妙で。
芦ノ湖を眺めながら焼きたてパンを食べる。これだけで箱根に来た甲斐があると思える。
気になった点は、やはり混雑。特に週末のお昼前後は1階のパン売り場もカフェもかなり並ぶ。わたしたちは開店直後に行ったのでスムーズだったけど、時間帯によっては30分以上待つこともあるらしい。
あと、人気のパンは午前中に売り切れてしまうことがある。狙いがあるなら早めの訪問がおすすめ。
| 店名 | ベーカリー&テーブル 箱根 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根9-1 |
| 営業時間 | 1F 10:00〜17:00 / 2F 8:30〜17:00 / 3F 11:00〜(季節により変動) |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 元箱根港バス停から徒歩約2分 |
5. カフェ・ド・モトナミ(宮ノ下)— 洋館の空気をまとうコーヒー
宮ノ下の路地裏にひっそりと
NARAYA CAFEと同じ宮ノ下エリアにある、落ち着いた洋館カフェ。箱根登山鉄道の宮ノ下駅から歩いて数分、細い路地を入ったところにある。
外観からしてもう好き。古い洋館の雰囲気がそのまま残っていて、ドアを開けた瞬間に「ああ、ここいいな」となった。
店内はそこまで広くなく、テーブルが数席。それがかえって落ち着く。壁にはアンティークな時計や絵が飾られていて、BGMもジャズが小さく流れている。
わたしはブレンドコーヒー、夫はカフェオレを注文。丁寧にハンドドリップで淹れてくれるので、少し待つけど、その時間もなんだか心地いい。
コーヒーを一口飲んで、夫が「うん、うまい」とだけ言った。普段あまり感想を言わない人なので、これは相当気に入ったんだと思う。
宮ノ下は富士屋ホテルの周辺にレトロな街並みが残っているエリア。散策のあいだにふらっと立ち寄るのにぴったりの場所だった。
気になった点は、席数が少ないこと。4〜5組で満席になってしまうので、タイミングが悪いと入れないこともある。混雑を避けるなら、平日の午前中が狙い目。
| 店名 | カフェ・ド・モトナミ |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下(宮ノ下駅周辺) |
| 営業時間 | 店舗にお問い合わせください |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 箱根登山鉄道 宮ノ下駅から徒歩約5分 |
箱根カフェ巡りのコツ
最後に、わたしたちが箱根でカフェ巡りをするときに気をつけていることをいくつか。
車があると圧倒的に便利
箱根のカフェは点在しているので、車がないと効率よくまわれない。バスもあるけど本数が限られている。レンタカーかマイカーがあると、1日で3〜4軒まわれる。
平日がおすすめ
どのカフェも週末はかなり混む。特に紅葉シーズンやゴールデンウィークは別世界。可能なら平日に行くと、待ち時間なくゆったり過ごせる。
現金を持っておく
甘酒茶屋のように、現金のみのお店がまだある。箱根に限った話ではないけど、カフェ巡りをするなら数千円は現金を持っておくと安心。
営業時間は事前にチェック
季節や天候によって営業時間が変わるお店もある。特に冬季は閉店時間が早くなることが多いので、公式サイトやSNSで最新情報を確認してから向かうのがおすすめ。
まとめ — 箱根は温泉だけじゃない
箱根というと温泉のイメージが強いけど、カフェのレベルもかなり高い。
足湯に浸かりながらのコーヒー、芦ノ湖を眺めるりんごパイ、400年続く甘酒、焼きたてクロワッサン、路地裏の洋館で飲むハンドドリップ。どれも「わざわざ行く価値がある」と思える体験だった。
帰りの車のなかで、夫が「次はどのカフェにする?」と聞いてきた。箱根のカフェ巡り、どうやらわたしたちの新しい定番になりそう。
次の箱根旅行のプランに、気になるカフェをひとつ加えてみてほしい。温泉のあとのコーヒーは、格別だから。
箱根の温泉宿を探す
カフェ巡りで体を動かしたあとは、やっぱり温泉。箱根は強羅・宮ノ下・湯本・芦ノ湖と、エリアごとに泉質も雰囲気もまったく違う。ふたりで「次はどこに泊まろうか」と話しながら選ぶのも、箱根旅行の楽しみのひとつ。
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