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福岡・天神で食べた朝ごはんが、ここ数年でいちばんの思い出になった。
旅先の朝って、つい寝坊してコンビニで済ませがちだよね。わたしたちもそうだった。でも「天神って朝から美味しいお店が多いらしいよ」と夫がスマホを見せてきた夜、翌朝の目覚ましを6時半にセットした。
結果、大正解。2泊3日で朝ごはんをハシゴして回った7軒が、どこも「また行きたい」と思えるお店ばかりだった。
福岡は夜の屋台やラーメンが有名だけど、実は朝の街もすごく魅力的。天神・大名・薬院あたりを歩くと、早朝から焼きたてのパンの香りやコーヒーの香りに誘われる。
今回は、わたしたちが実際に足を運んで「ここは間違いない」と思ったモーニング7軒をまとめました。
こんなふたりにおすすめ:
- 福岡旅行の朝ごはんを充実させたい
- 天神周辺でおしゃれなモーニングを探している
- パンケーキ、食パン、コーヒーなど朝の選択肢を広げたい
選んだ基準はシンプル。「朝わざわざ早起きしてでも行く価値があるか」。この一点だけ。
bills 福岡|水辺で食べる世界一の朝食
1軒目は、那珂川沿いに建つbills 福岡。「世界一の朝食」と呼ばれるリコッタパンケーキを食べに行った。
朝8時すぎに到着。SHIP’S GARDENの敷地に入ると、水面がきらきら光っていて、それだけで「来てよかった」と思った。テラス席もあったけど、この日は少し風があったので店内のソファ席を選んだ。
リコッタパンケーキは期待を超えてくる
注文したのは、もちろんリコッタパンケーキ。運ばれてきた瞬間、ふわっとバターの香りが広がる。
フォークを入れると、抵抗なくすっと沈む。口に運ぶと、しゅわっと溶ける食感のあとに、リコッタチーズのやさしい甘さが追いかけてくる。ハニーコームバターがじわっと染みて、もう止まらない。
夫はフルオージーブレックファストを注文。スクランブルエッグ、ベーコン、グリルトマト、マッシュルームが並ぶワンプレートで、「これぞ朝ごはんって感じ」と満足そうだった。
わたしがパンケーキをひと口あげたら、夫が「うわ、これ軽い。何枚でもいけるやつだ」と驚いていた。確かに、よくあるもったり系のパンケーキとはまったく別もの。
良かったところ
- リコッタパンケーキのふわしゅわ食感は唯一無二
- 那珂川沿いのロケーションが非日常感を演出してくれる
- スタッフの対応がていねい。席の案内もスムーズ
気になったところ
- 週末の朝は混みやすい。9時前の到着がおすすめ
- パンケーキ単品で2,000円前後。ドリンクも頼むとひとり3,000円近くになる
基本情報
| 店名 | bills 福岡 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区西中洲13-1 SHIP’S GARDEN 1F |
| アクセス | 地下鉄空港線 天神駅から徒歩約10分 |
| 営業時間 | 8:30〜23:00(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
むつか堂 薬院本店|食パンの概念が変わる朝
2軒目は、食パン専門店「むつか堂」の薬院本店。ここのイートインで食べるトーストが、ほんとうに美味しい。
薬院六ツ角の交差点近くにあるお店は、外観からして落ち着いた雰囲気。朝の開店直後に入ったけど、すでに地元の常連さんらしき人がちらほら。愛されてるんだなあと感じた。
トーストの焼き加減が絶妙
看板メニューの食パンを厚切りトーストでいただいた。表面はカリッと、中はもっちり。バターをのせると、じゅわっと染みこんでいく。
福岡県産の小麦を使っているというこの食パン、甘みがやさしい。噛むほどに小麦の風味が広がって、何もつけなくてもそのままで十分おいしい。
夫は「パンにこだわりないほうだけど、これは違う」と言いながら追加でもう1枚注文していた。普段パンに興味がない夫がおかわりするのは珍しい。
コーヒーも酸味が少なくて飲みやすい。食パンとの相性を考えて選んでいるんだろうなと思った。
良かったところ
- 食パンの質が本当に高い。おみやげに1本持ち帰った
- イートインはこぢんまりしていて居心地がいい
- お店のコーヒーが食パンに合う
気になったところ
- イートインの席数が少ないので、タイミングによっては待つことも
- 天神駅からは少し歩く。薬院駅からのほうがアクセスしやすい
基本情報
| 店名 | むつか堂 薬院本店 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区薬院2丁目 |
| アクセス | 地下鉄七隈線 薬院大通駅から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 10:00〜19:00(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
manu coffee 大名店|福岡コーヒーカルチャーの入り口
3軒目は、福岡のコーヒーシーンを語るうえで外せないmanu coffee。大名店はアクセスもよく、朝のコーヒーにぴったり。
大名エリアの裏通りにひっそりと佇むお店。看板は控えめだけど、焙煎機の香りがふわっと漂ってきて、すぐにわかった。
ハンドドリップの丁寧さに感動
カウンターで注文して、目の前でハンドドリップしてもらう。お湯を注ぐたびに、豆がぷくっと膨らむのを見ているだけで幸せな気持ちになる。
この日はエチオピアの浅煎りを選んだ。フルーティーな酸味がすっきりしていて、朝の一杯にちょうどいい。夫は深煎りのブレンドを。「朝はしっかり苦いのがいい」と言っていた。ふたりとも大満足。
フードメニューはシンプルだけど、スコーンやマフィンが並んでいた。わたしはスコーンをひとつ。ほろっと崩れる食感で、コーヒーとの相性が抜群だった。
お店の雰囲気もいい。木を基調としたインテリアに、朝の光がやわらかく差し込む。地元の人がノートパソコンを広げていたり、犬の散歩帰りにテイクアウトしていたり。天神の朝の日常を垣間見た感じ。
良かったところ
- ハンドドリップの一杯が丁寧で、豆の個性がしっかり出ている
- 大名エリアの散策のスタート地点にちょうどいい立地
- テイクアウトもできるので、歩きながら楽しめる
気になったところ
- 座席数は多くない。朝は回転が早いからそこまで待たないけれど
基本情報
| 店名 | manu coffee 大名店 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区大名1丁目 |
| アクセス | 地下鉄空港線 赤坂駅から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 9:00〜19:00頃(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
REC COFFEE 薬院駅前店|チャンピオンが淹れる一杯
4軒目は、ジャパンバリスタチャンピオンシップの優勝者が手がけるREC COFFEE。福岡発祥のスペシャルティコーヒー専門店で、薬院駅前店は天神から歩いてすぐの距離。
朝9時ごろにお店に着くと、ガラス張りの明るい店内が見えた。入った瞬間、コーヒーのいい香りに包まれる。
ラテアートも美しいカフェラテ
わたしはカフェラテを注文。きれいなラテアートが描かれたカップが出てきて、飲む前に思わず写真を撮った。ミルクの甘さとエスプレッソの深みが絶妙なバランスで、朝の頭がすっきり目覚める味。
夫はシングルオリジンのドリップコーヒーを。「透明感がある」という表現がしっくりくる、クリーンな味わいだった。
このお店の魅力は、コーヒーへの情熱がそのまま一杯に表れているところ。バリスタさんが豆の産地や焙煎について、聞けば丁寧に教えてくれる。押しつけがましさがなくて、好印象だった。
軽いフードもあるので、朝ごはんはしっかり食べてきて、食後のコーヒーをここで飲むのもいい使い方だと思う。
良かったところ
- コーヒーの品質が高い。一杯一杯の丁寧さが伝わる
- 駅前で立地が便利。ふらっと寄れる
- 店内が明るく開放的で、朝の気分にぴったり
気になったところ
- 朝ごはんをがっつり食べたい人にはフードメニューが少なめ
基本情報
| 店名 | REC COFFEE 薬院駅前店 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区白金1丁目 |
| アクセス | 地下鉄七隈線 薬院駅から徒歩約1分 |
| 営業時間 | 8:00〜21:00頃(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
Ivorish 福岡本店|フレンチトーストの専門店は伊達じゃない
5軒目は、フレンチトースト専門店のIvorish。天神エリアにある本店は、朝ごはんにフレンチトーストという贅沢を叶えてくれるお店。
お店に入ると、甘い香りがふわっと迎えてくれる。店内はウッディで落ち着いた雰囲気。カウンター席もあるので、ひとりでも入りやすい。
カリっとじゅわっと、理想のフレンチトースト
注文したのは定番のプレーンフレンチトースト。外側がカリッと焼かれていて、中はじゅわっと卵液が染みている。メープルシロップをかけると、甘さが広がって朝から幸せになれる。
夫は季節限定のフルーツトッピングを選んでいた。いちごとクリームがたっぷりのっていて、「朝からこんな贅沢していいのかな」と笑っていた。
専門店だけあって、パンの厚み、卵液の染み具合、焼き加減のすべてが計算されている。家で作るフレンチトーストとはまったく別の食べもの。
食後にアイスティーを飲みながら、夫と「次はどのフレーバーにする?」と盛り上がった。ここは通いたくなるお店だった。
良かったところ
- フレンチトーストの完成度が高い。外カリ中じゅわの黄金バランス
- 季節限定メニューがあるので、何度行っても楽しめる
- 天神エリアでアクセスしやすい
気になったところ
- 甘いもの好きには最高だけど、しょっぱい系の朝ごはんを求める人には向かないかも
- 週末は行列ができることもある
基本情報
| 店名 | Ivorish 福岡本店 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区天神2丁目 |
| アクセス | 地下鉄空港線 天神駅から徒歩約5分 |
| 営業時間 | 11:00〜21:00頃(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
STEREO COFFEE|倉庫街のコーヒースタンドで始まる朝
6軒目は、天神から少し足を延ばして那の津エリアにあるSTEREO COFFEE。倉庫が立ち並ぶ一角にポツンと佇むコーヒースタンド。
たどり着くまでの道のりが少し不安になるけど、それがまたいい。角を曲がった瞬間に見えるお洒落な外観に、テンションが上がった。
ロケーションも味のうち
この日はエスプレッソトニックを注文。炭酸のシュワッとした刺激にエスプレッソの苦みが重なって、朝の眠気が一瞬で吹き飛んだ。夫は「自分にはまだ早い」とドリップコーヒーを選んでいたけど、ひと口もらったら「これ、夏にいいな」と言っていた。
お店の周りには倉庫をリノベーションしたショップやギャラリーが点在していて、コーヒーを片手にぶらぶら歩くのが楽しい。天神の中心部とはまったく違う空気感がある。
焙煎もこだわっていて、豆の個性がしっかり活きている。コーヒー好きなら、朝イチでここを目指す価値はある。
ひとつだけ。フードメニューは最低限なので、しっかりした朝ごはんを食べたい場合は別のお店と組み合わせるのがいい。わたしたちは、このあとむつか堂に向かって食パンを食べた。
良かったところ
- 倉庫街のロケーションが唯一無二。写真映えもする
- コーヒーの品質が高く、豆の購入もできる
- 天神とは違う空気感を楽しめる
気になったところ
- 天神中心部からは少し距離がある。歩くと15分ほど
- フードメニューが少ない。がっつり朝ごはんには向かない
基本情報
| 店名 | STEREO COFFEE |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区那の津4丁目 |
| アクセス | 地下鉄空港線 天神駅から徒歩約15分 |
| 営業時間 | 10:00〜18:00頃(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
赤坂うまや うちのたまご直売所|たまごかけごはんの最高峰
7軒目は、和食の朝ごはんが恋しくなったときの切り札。赤坂にある「うちのたまご直売所」のたまごかけごはん。
パンケーキやコーヒーが続くと、やっぱり恋しくなるのが白ごはんと味噌汁。そんなとき、夫が「たまごかけごはんの専門店があるらしい」と教えてくれた。
たまごの力を思い知る朝
注文したのは、たまごかけごはんセット。炊きたてのごはんに、鮮やかなオレンジ色のたまごを割り落とす。お醤油を少しだけ垂らして、かき混ぜる。
ひと口食べて、驚いた。たまごの味が濃い。黄身がぷっくりしていて、ごはんに絡むとまろやかな甘みが広がる。普段食べているたまごかけごはんとはまったく次元が違う。
夫は無言でかきこんでいた。食べ終わってから「もう1杯いける」とつぶやいていたので、よっぽど美味しかったんだと思う。
添えてある味噌汁や漬物もていねいで、シンプルだけど満足感がある。和食の朝ごはんの底力を見せつけられた。
お店では新鮮なたまごの販売もしているので、おみやげにも買える。わたしたちは1パック持ち帰って、家でもたまごかけごはんを再現しようとした。美味しかったけど、やっぱりお店で食べるほうが特別だった。
良かったところ
- たまごの鮮度と味の濃さが段違い
- シンプルなメニューだからこそ、素材の力がわかる
- 和食の朝ごはんでほっとできる
気になったところ
- メニューはたまごかけごはん中心なので、いろいろ食べたい人には物足りないかも
- 朝の時間帯は混むことがある
基本情報
| 店名 | 赤坂うまや うちのたまご直売所 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区赤坂1丁目 |
| アクセス | 地下鉄空港線 赤坂駅から徒歩約3分 |
| 営業時間 | 7:30〜17:00頃(時期により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
天神モーニングの楽しみ方|わたしたちの回り方
7軒を紹介してきたけど、最後に天神モーニングの楽しみ方をまとめておきたい。
おすすめの回り方
2泊3日の場合、1日目と2日目の朝で2軒ずつ回るのがちょうどいい。わたしたちは「しっかり朝ごはん」と「コーヒーだけ」を組み合わせた。
たとえば、こんな感じ。
| 日程 | しっかり朝ごはん | 食後のコーヒー |
|---|---|---|
| 1日目 | bills 福岡(パンケーキ) | manu coffee 大名店 |
| 2日目 | むつか堂(食パン) | REC COFFEE 薬院駅前店 |
| 3日目 | うちのたまご直売所(和食) | STEREO COFFEE |
Ivorishは11時オープンなので、ブランチとして使うのがおすすめ。チェックアウト後にちょうどいい時間帯。
天神モーニングの注意点
ひとつだけ気をつけてほしいのが、営業時間。天神のカフェは東京と比べると開店が遅めのところもある。朝7時台から開いているお店は意外と限られるので、事前にチェックしておくと安心。
あと、週末は混みやすい。特にbillsとIvorishは行列ができることも。わたしたちは平日の朝に行ったのでスムーズだったけど、週末なら開店直後を狙うのがいいと思う。
予算の目安
| お店のタイプ | ひとりあたりの予算 |
|---|---|
| コーヒースタンド(manu coffee、REC COFFEE、STEREO COFFEE) | 500〜800円 |
| カフェ・レストラン(bills、Ivorish) | 1,500〜3,000円 |
| 食パン・和食(むつか堂、うちのたまご直売所) | 500〜1,000円 |
コーヒースタンドは1,000円以内で楽しめるし、billsのように少し贅沢するのも旅の醍醐味。メリハリをつけるのがポイントかも。
まとめ|福岡の朝ごはんは早起きの価値がある
天神のモーニングを巡ってみて、福岡の朝のポテンシャルの高さに驚いた。
屋台やラーメンに隠れがちだけど、朝ごはんのレベルもかなり高い。世界一の朝食と呼ばれるパンケーキから、こだわりの食パン、チャンピオンのコーヒー、フレンチトースト専門店、そして究極のたまごかけごはんまで。ジャンルの幅広さも魅力的。
帰りの新幹線の中で、夫と「次はどの朝ごはんから回る?」と話していた。まだ行けていないお店もあるし、リピートしたいお店もある。
福岡・天神を旅する予定があるなら、ぜひ朝ごはんの時間も計画に入れてほしい。きっと、旅の印象が変わると思う。
わたしたちは次の福岡旅行でも、間違いなく早起きする。
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