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軽井沢で食べたパンが、今年いちばんの朝ごはんだった。
焼きたてのクロワッサンを手でちぎった瞬間、バターの香りがふわっと広がって。隣で夫が「これ、もう一個いく」と真顔で言っていた。
軽井沢はパンの街だと聞いてはいたけれど、行ってみるとほんとうにその通り。旧軽井沢の老舗から、森のなかのテラス席まで、歩くたびにいいパン屋さんに出会える。
今回は、朝から夕方までベーカリーとカフェを巡った一日をそのまま書いてみた。「パン好き夫婦の軽井沢、こうやって回ると楽しいよ」という記録として、参考にしてもらえたら嬉しい。
こんなふたりにおすすめ:
- パンが好きで、旅先でもベーカリー巡りをしたい
- 軽井沢で朝から夕方まで食べ歩きを楽しみたい
- 有名店だけでなく、回り方やコツも知りたい
今回のモデルコース|朝8時スタートでパン三昧
わたしたちが実際に回ったルートはこんな感じ。
| 時間 | スポット | 内容 |
|---|---|---|
| 8:00 | ブランジェ浅野屋 旧道本店 | 朝いちばんの焼きたてパンを買い込む |
| 9:30 | 沢村(SAWAMURA)旧軽井沢 | テラス席でしっかり朝食 |
| 11:00 | フランスベーカリー | 旧軽井沢銀座を散歩しながら |
| 13:00 | ブランジェ浅野屋 千住博美術館店 | 美術館鑑賞のあとにランチ |
| 15:00 | 丸山珈琲 ハルニレテラス店 | 午後のコーヒーブレイク |
| 16:30 | 沢村 ハルニレテラス店 | おみやげ用のパンを調達 |
旧軽井沢エリアで午前中をすごし、午後は中軽井沢方面へ移動するルート。車があると便利だけど、旧軽井沢エリアだけなら徒歩でも十分まわれる。
8:00|ブランジェ浅野屋 旧道本店 ── 軽井沢パンの原点に朝いちばんで
まず向かったのは、ブランジェ浅野屋の旧道本店。1933年創業、軽井沢で90年以上つづくベーカリーの本店だ。
朝8時の開店に合わせて行ったら、すでに何組か並んでいた。地元の人も観光客も、みんな朝いちばんのパンを待っている。
店内に入ると、焼きたてのパンの香りがすごい。甘いデニッシュ系の香りと、ハード系のこうばしい香りがまざって、もうこの時点で幸せ。
買ったパン
わたしたちが選んだのはこのあたり。
- フランスパン(外はカリッ、中はもちっとした王道の食感)
- クロワッサン(何層にも重なった生地がさくさくと崩れる)
- くるみとレーズンのパン(甘すぎず、朝に食べるのにちょうどいい)
- ブルーベリーブレッド(浅野屋の定番。しっとりとした生地にベリーの酸味)
夫はハード系が好きなので、フランスパンをちぎりながら「これだけで軽井沢に来た価値がある」と言っていた。わたしはクロワッサンのバターの香りにやられた。手がべたべたになるけど、それも含めておいしい。
気になったところ
ひとつだけ。旧道本店には駐車場がない。旧軽井沢の通り沿いなので、近くの有料駐車場を使う必要がある。朝早い時間帯ならまだ空いているけれど、ハイシーズンは早めに来たほうがいい。
あと、イートインは土日祝のみ。平日に行くなら、テイクアウトして近くのベンチで食べるスタイルになる。わたしたちは土曜日だったので、イートインでゆっくりできた。
基本情報
| 店名 | ブランジェ浅野屋 軽井沢旧道本店 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738 |
| 営業時間 | 8:00〜18:00(イートインLO 14:00、土日祝のみ) |
| 定休日 | 不定休(公式サイトで要確認) |
| 駐車場 | なし(近隣の有料駐車場を利用) |
| 電話 | 0267-42-2149 |
9:30|沢村(SAWAMURA)旧軽井沢 ── テラス席でぜいたくな朝食を
浅野屋でパンを買い込んだあと、少し歩いて沢村の旧軽井沢店へ。ここはベーカリーだけでなく、レストランとしてもしっかり食事ができるお店。
わたしたちが着いたのは9時半ごろ。テラス席が空いていたので、迷わずそちらに座った。
木立のあいだから朝の光がさしこんで、空気がひんやりしていて。東京の朝とはまるでちがう。夫が「なんかこの感じ、旅してるなあ」としみじみ言っていた。ふだんそんなこと言わない人なので、よほど気持ちよかったんだと思う。
注文したもの
朝食メニューのなかから、わたしはフレンチトーストのセット。夫はパンの盛り合わせとスープのセットを選んだ。
フレンチトーストは、ふわっとした生地にメープルシロップがじんわり染みて、口のなかでとろける。沢村のパンがベースだから、パン自体のおいしさがちゃんと残っている。ふつうのフレンチトーストとはちょっと格がちがう。
夫のパンの盛り合わせは、クロワッサン、カンパーニュ、バゲットなど5種類くらいが小さくカットされて出てきた。「沢村のパン、全部食べ比べられるのがいい」と夫は嬉しそうだった。
いっしょに頼んだコーヒーも、すっきりとした飲み口で朝にぴったり。テラス席の空気感とあいまって、ほんとうにいい朝ごはんだった。
沢村のパンの特徴
沢村は天然酵母と国産小麦にこだわっていて、ハード系のパンにとくに定評がある。バゲットの皮はパリッと、中はしっとりもっちり。噛むほどに小麦の甘みが広がる。
レストラン席だけでなく、テイクアウト用のパンもたくさん並んでいる。わたしたちは帰りにカンパーニュを一つ追加で買った。翌日の朝ごはんに食べたけど、トーストするとまた別のおいしさだった。
気になったところ
人気店なので、週末の朝はやはり混む。わたしたちは9時半に着いてテラス席に座れたけれど、10時をすぎるとかなり待ち時間がありそうだった。朝ごはんで行くなら、開店直後をねらうのがおすすめ。
あと、お値段はそれなりにする。朝食セットはひとり2,000円前後。でも、この環境とこのクオリティなら、わたしたちは納得だった。
基本情報
| 店名 | ベーカリー&レストラン 沢村 旧軽井沢 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢12-18 |
| 営業時間 | 7:00〜21:00(季節により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | あり(台数に限りあり) |
11:00|フランスベーカリー ── ジョン・レノンが愛した味を旧軽銀座で
沢村を出て、旧軽井沢銀座通りをぶらぶら歩く。軽井沢に来たなら、この通りの散歩は外せない。
そのなかで立ち寄ったのが、フランスベーカリー。1951年創業の老舗で、あのジョン・レノンが軽井沢滞在中に毎日通っていたお店。
店構えはレトロで素朴。派手さはないけれど、長く愛されてきた空気がある。ショーケースの奥でパンを焼いている様子が見えて、ああ、ずっとこうやって焼きつづけてきたんだなと思った。
買ったパン
- フランスパン(一番人気。皮がしっかり、中はふんわり。シンプルだけど小麦の味がしっかり)
- アップルパイ(りんごの甘酸っぱさとパイ生地のサクサク感がいいバランス)
- あんぱん(しっとりした生地に、なめらかなこしあん。夫がぺろりと食べた)
フランスパンをその場で一口かじってみた。外側はパリッと、かんだ瞬間に小麦のこうばしい香りがぶわっと広がる。シンプルなのに飽きない味で、ジョン・レノンが毎日買いに来た気持ちがわかる。
夫は「このあんぱん、なつかしい味がする」と言っていた。たしかに、最近の凝ったパン屋さんとはちがう、素朴であたたかい味わい。それがフランスベーカリーの魅力だと思う。
旧軽井沢銀座通りの食べ歩き
フランスベーカリーのパンを片手に、旧軽井沢銀座通りを歩く。この通りにはほかにもジャムの専門店やソフトクリーム屋さん、お土産屋さんが並んでいて、ぶらぶら歩くだけで楽しい。
わたしたちはベンチを見つけて座り、買ったパンを分けあいながらのんびりすごした。天気がよければ、こういう食べ方がいちばん贅沢かもしれない。
気になったところ
人気商品は午前中で売り切れることがある。とくにフランスパンとアップルパイは早い。わたしたちは11時ごろに行ってぎりぎりだった。確実にほしい人は、午前中の早い時間に行ったほうがいい。
店内にイートインスペースはない。テイクアウト専門なので、近くのベンチか公園で食べることになる。
基本情報
| 店名 | フランスベーカリー |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢618 |
| 営業時間 | 8:00〜17:00(季節により変動あり) |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | なし |
13:00|ブランジェ浅野屋 千住博美術館店 ── アートのあとにパンランチ
旧軽井沢を離れて、車で10分ほど。軽井沢千住博美術館の敷地内にある、ブランジェ浅野屋の美術館店へ向かった。
千住博美術館は、西沢立衛さんの設計で、建物自体がアート作品のよう。ガラス張りの館内に自然光がたっぷり入って、絵画と緑がゆるやかにつながっている。美術館を一通り鑑賞してから、併設のカフェに入った。
美術館のあとのパンランチ
ここのいいところは、美術館で感動したあと、その余韻のままベーカリーカフェでくつろげること。テーブル席があって、ゆったりとした時間がながれている。
わたしはサンドイッチとスープのセットを注文。パンはさすが浅野屋、しっかりとした生地にハムと野菜がたっぷりはさまっていた。スープはかぼちゃのポタージュで、とろりとなめらか。美術館を歩き回ったあとの体にしみた。
夫はカレーパンとコーヒー。「美術館を見てからのカレーパンがこんなにうまいとは」と、よくわからないけど妙に説得力のあることを言っていた。
美術館と合わせて楽しむ
千住博美術館の入館料は1,500円。パンと合わせても、ふたりで5,000円くらいですんだ。しかも2〜3時間たっぷり楽しめるので、金額以上に満足できた。
美術館の庭も手入れがゆきとどいていて、散歩するだけでも気持ちいい。パンを食べたあと、ふたりでのんびり庭を歩いた。夫が「こういう時間がいいよな」としみじみ。
気になったところ
毎週火曜日が定休日。わたしたちは土曜日に行ったので問題なかったけれど、スケジュールを組むときは注意が必要。
営業時間が17時までなので、午後に訪れるなら早めの到着がいい。美術館をゆっくり見てからカフェに入ると、意外と時間がなくなる。
基本情報
| 店名 | ブランジェ浅野屋 軽井沢千住博美術館店 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町長倉815(千住博美術館内) |
| 営業時間 | 9:00〜17:00(LO 16:00) |
| 定休日 | 毎週火曜日 |
| 駐車場 | あり(美術館共用) |
| 電話 | 0267-46-0211 |
15:00|丸山珈琲 ハルニレテラス店 ── 森のカフェで至福のコーヒータイム
千住博美術館をあとにして、中軽井沢のハルニレテラスへ。ここは星野リゾートが手がける、森のなかの小さな街のような商業施設。
ウッドデッキでつながった建物のあいだを歩くと、木々のにおいと川のせせらぎが聞こえてくる。この雰囲気だけで、もう来てよかったと思える。
まず向かったのは丸山珈琲。軽井沢を代表するスペシャルティコーヒーの専門店で、ハルニレテラス店は朝8時から営業している。わたしたちが着いたのは15時ごろだったけど、午後のゆったりした空気がまた格別だった。
注文したコーヒー
わたしはハルニレテラスブレンドをホットで。夫はアイスラテを頼んだ。
ハルニレテラスブレンドは、この店舗限定のブレンド。メニューで見つけて迷わず選んだ。フルーティーな酸味のあとに、まろやかな甘みが残る。午前中にパンをたくさん食べたあとでも、すっきり飲めるバランスのよさ。
夫のアイスラテは、ミルクのなかにコーヒーの力強さがちゃんとある。「これ、ふだん飲んでるラテとぜんぜん違う」と夫。コーヒー豆のクオリティがそのまま出ている感じだった。
パンとコーヒーの組み合わせ
丸山珈琲にはちょっとしたスイーツやトーストメニューもある。でもわたしたちは、午前中に浅野屋で買っておいたくるみパンの残りを持ち込んで、コーヒーといっしょに味わった。
丸山珈琲のすっきりしたブレンドと、浅野屋の素朴なくるみパン。この組み合わせが思いのほか合った。パンの甘みとコーヒーの酸味がお互いを引き立てて、夫も「これは正解」とうなずいていた。
ハルニレテラスの雰囲気
テラス席に座ると、目の前には木々とせせらぎ。春は新緑、秋は紅葉で、季節ごとに景色がかわるのもいい。
軽井沢の観光地としてはかなり整備されたスポットだけど、それでも自然の気持ちよさがしっかりある。混雑する時間帯でも、なぜかざわつかない。ウッドデッキの足元を流れる川の音が、うまく雑音をやわらげている気がする。
気になったところ
週末の午後は、やっぱり混む。とくに14時〜16時は人が多い。わたしたちはたまたまテラス席が空いたけど、少し待つことも覚悟したほうがいいかもしれない。
あと、ハルニレテラス全体の駐車場が混みやすい。早めの到着か、少し離れた第二駐車場の利用がおすすめ。
基本情報
| 店名 | 丸山珈琲 ハルニレテラス店 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野 ハルニレテラス内 |
| 営業時間 | 8:00〜19:00(LO 18:00) |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(ハルニレテラス共用) |
16:30|沢村 ハルニレテラス店 ── おみやげのパンをたっぷり仕入れる
丸山珈琲でひと息ついたあと、同じハルニレテラス内にある沢村へ。旧軽井沢で朝食をいただいた沢村の、もうひとつの軽井沢店だ。
ここに来た目的は、おみやげ用のパン。午前中に旧軽井沢店で食べたパンがあまりにもおいしかったので、「帰ってからも食べたい」と夫がリクエストした。わたしも同意見。
買ったパン
夕方の時間帯だけど、棚にはまだたくさんのパンが並んでいた。
- カンパーニュ(大きなまるいパン。翌日スライスしてトーストに)
- オリーブとチーズのフォカッチャ(ワインに合いそうだと夫が即決)
- クロワッサン ×3(ひとつは車のなかで食べた)
- くるみとイチジクのパン(甘みと食感がくせになる)
- 食パン(朝食で食べた沢村のパンの底力を信じて)
紙袋がずっしり重くなって、ふたりで笑った。「パンを買いすぎる夫婦」として定着しつつある。
ハルニレテラス店と旧軽井沢店のちがい
パンのラインナップはおおむね共通だけど、雰囲気がかなりちがう。旧軽井沢店はレストランとしてゆっくり食事するのに向いている。ハルニレテラス店は、テイクアウトのパンを買って散策するのに向いている。
どちらも良いので、時間があればぜひ両方行ってみてほしい。朝は旧軽井沢で食事、夕方はハルニレテラスで買い物、という回り方が個人的にはいちばんよかった。
気になったところ
夕方になると、一部のパンは売り切れていることがある。とくにクロワッサンやバゲットなど人気商品は、早い時間に行ったほうが選べる。わたしたちはクロワッサンが残っていてラッキーだった。
基本情報
| 店名 | ベーカリー&レストラン 沢村 ハルニレテラス |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町星野 ハルニレテラス内 |
| 営業時間 | 7:00〜21:00(季節により変動あり) |
| 定休日 | 無休 |
| 駐車場 | あり(ハルニレテラス共用) |
番外編|もう一軒気になっていたお店
ブランジェ浅野屋 信濃追分店
浅野屋にはもうひとつ、信濃追分に店舗がある。旧道本店や美術館店とくらべると、観光客が少なくて落ち着いたエリアにある。今回は時間が足りなくて寄れなかったのが心残り。次の軽井沢では絶対にここから回る予定。
テイクアウト専門で、駐車場があるのもポイント。車で軽井沢を回る人には使いやすい立地だと思う。
| 店名 | ブランジェ浅野屋 軽井沢信濃追分店 |
|---|---|
| 住所 | 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分974-9 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 駐車場 | あり |
| 電話 | 0267-46-4614 |
軽井沢ベーカリー巡りのコツ|知っておくと便利なこと
一日かけてベーカリーを巡ってみて、「先に知っておけばよかった」と思ったことをまとめておく。
回り方のコツ
- 午前中は旧軽井沢エリアに集中する:浅野屋本店、沢村旧軽井沢、フランスベーカリーが徒歩圏内にある。午前のうちにまとめて回ると効率がいい
- 午後はハルニレテラスへ移動:車で15分ほど。丸山珈琲と沢村がそろっていて、ゆったりすごせる
- 千住博美術館は中間地点:旧軽井沢とハルニレテラスの間にあるので、移動のついでに寄りやすい
ベストな時間帯
- 朝8時〜9時:焼きたてパンがいちばん充実している。行列も短い
- 10時〜12時:人気商品が売り切れはじめる。でもまだ選択肢は多い
- 13時以降:ランチの選択肢は残っているが、テイクアウトのパンは種類が減る
- 16時以降:おみやげ用を買うなら、売り切れ覚悟で。でも沢村は品揃え豊富
持ち物アドバイス
- エコバッグ:必須。パンを買いすぎるので(わたしたちがそうだった)
- 保冷バッグ:クリーム系やサンドイッチを持ち帰るなら、夏場はとくに必要
- ウェットティッシュ:食べ歩きの強い味方。クロワッサンで手がバターまみれになる
- 歩きやすい靴:旧軽井沢は石畳もあるので、ヒールはやめたほうがいい
季節ごとの楽しみ方
- 春(4〜5月):新緑がきれい。テラス席が気持ちいい季節。まだ観光客も多くなく、ゆっくり回れる
- 夏(7〜8月):軽井沢のハイシーズン。朝早めの行動がおすすめ。午後は涼しいハルニレテラスへ
- 秋(9〜10月):紅葉のなかでのパン散歩は最高。千住博美術館の庭も色づく
- 冬(12〜2月):ひんやりした空気と温かいパン。人が少なくて穴場の季節
予算の目安|ふたりでどのくらいかかる?
わたしたちが実際に使った金額を参考までに。
| スポット | 内容 | ふたりの合計(概算) |
|---|---|---|
| 浅野屋 旧道本店 | パン4種テイクアウト | 約1,500円 |
| 沢村 旧軽井沢 | 朝食セット×2、追加パン | 約5,000円 |
| フランスベーカリー | パン3種テイクアウト | 約1,000円 |
| 千住博美術館 + 浅野屋 | 入館料×2 + ランチ | 約5,500円 |
| 丸山珈琲 | コーヒー×2 | 約1,500円 |
| 沢村 ハルニレテラス | おみやげパン多数 | 約3,000円 |
| 合計 | 約17,500円 | |
ふたりで17,500円。朝食からおみやげまで含めてこの金額なら、一日たっぷり楽しめたと思う。パンの買い方を控えめにすれば、15,000円以内にもおさまる。
良かったところ
- 軽井沢はベーカリーの密度が高く、徒歩でも何軒もはしごできる
- どのお店もパンの個性がはっきりしていて、食べ比べが楽しい
- テラス席やベンチなど、外で食べられる場所が多い。天気のいい日は最高
- 浅野屋・沢村・フランスベーカリーそれぞれに歴史とこだわりがあって、物語を感じながら食べられる
- 午前と午後でエリアを変えることで、飽きずに一日楽しめた
気になったところ
- 人気店は週末の午前中に混雑する。とくに沢村の朝食は開店直後がおすすめ
- 旧軽井沢エリアは駐車場が少ない。早めの到着か、公共交通の利用が安心
- パンを買いすぎると持ち帰りが大変。保冷バッグとエコバッグは必須
帰りの車のなかで
一日じゅうパンを食べつづけた帰り道。後部座席には紙袋がいくつも並んでいた。
「今日、何個パン食べた?」と夫に聞いたら、「数えないほうがいい」と笑っていた。
でも、ふたりとも胃がもたれていたわけじゃない。どのパンもちゃんとおいしくて、ひとつひとつ味わいながら食べたから、満足感のほうが大きかった。
軽井沢のパン屋さんには、それぞれの歴史と個性がある。90年以上つづく浅野屋の素朴さ。天然酵母にこだわる沢村の力強さ。ジョン・レノンが愛したフランスベーカリーの懐かしさ。そして丸山珈琲の一杯が、パンの余韻をやさしく締めくくってくれる。
「また来ようね」と夫が言ったとき、わたしはもう次に買うパンのことを考えていた。
パン好きのふたりにとって、軽井沢は何度でも行きたくなる街だ。次はどの季節に来ようか、帰りの車のなかでもうそんな話をしていた。
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