アメックスプラチナカード完全ガイド|3年利用レビューで特典・年会費・メリットを徹底解説

目次

アメックスプラチナを持って3年。正直な感想を全部書く

年会費165,000円(税込)のクレジットカードを、3年間持ち続けている。

最初に結論を言うと、「高いけど、わたしたちの旅のスタイルには合っていた」。これがいちばん正直な感想かもしれない。

持つ前は正直、年会費の数字だけ見て「さすがにやりすぎでは?」と思っていた。夫にいたっては「そのお金でもう1泊できるじゃん」と渋い顔をしていたくらい。

でも3年使ってみて、少しずつ考えが変わった。今日はその変化を、良いことも悪いことも含めて正直に書いてみようと思う。

こんなふたりにおすすめ:

  • 年に3回以上、ホテルステイを楽しむ夫婦やカップル
  • 旅先でのちょっとした特別感を大切にしたい
  • 空港ラウンジやホテルの上級会員資格に興味がある

そもそもなぜアメックスプラチナにしたのか

きっかけは、ある旅行がきっかけだった。

ホテルのチェックイン時に、前に並んでいたカップルがさらっとカードを出したら、スタッフの対応が明らかに変わった。部屋のアップグレードがどうとか、ラウンジのご案内がどうとか。

あとで夫と「あのカード何だったんだろうね」と話して、調べてたどりついたのがアメックスプラチナだった。

年会費165,000円。ふたりとも一瞬固まった。

でも、よくよく特典を見ていくと「これ、わたしたちの旅のスタイルだと元が取れるかも?」となった。結局、夫が「1年使って合わなかったらやめよう」と言い出して、申し込むことにした。

3年間で実際に使った特典と本音

FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾーツ)が最大の武器

アメックスプラチナを持っていていちばん恩恵を感じるのが、FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾーツ)という予約プログラム。

これは世界中の高級ホテルを、特別な優待付きで予約できるというもの。具体的には、こんな特典がつく。

  • チェックイン時の空室状況によるお部屋のアップグレード
  • アーリーチェックイン(12時から)
  • レイトチェックアウト(16時まで)
  • 朝食ふたり分が無料
  • ホテルごとの独自特典(館内クレジットなど)

わたしたちがFHRを特に気に入っているのは、朝食無料とレイトチェックアウト。

ホテルの朝食って、ふたりで5,000円〜8,000円くらいすることが多い。これが無料になるだけで、1泊あたりの満足度がぐんと上がる。

夫は朝食ビュッフェが大好きで、FHRのおかげで「好きなだけ食べていい」という安心感があるらしい。実際、いつもおかわりが止まらない。

レイトチェックアウトの16時も大きい。ふつうは11時とか12時にチェックアウトだけど、16時まで部屋にいられると、午前中に温泉に入って、お昼をゆっくり食べて、それから帰るという余裕のあるスケジュールが組める。

「チェックアウトぎりぎりまで部屋でだらだらする」のがわたしたちの定番なので、この特典は本当にありがたい。

これまでにFHRで泊まったホテルの印象

3年間でFHRを使って泊まったホテルは10軒以上になる。

そのなかで特に印象に残っているのは、京都のあるホテル。チェックイン時に「本日はスイートルームをご用意しました」と言われて、夫とふたりで思わず顔を見合わせた。

部屋に入ったら、リビングと寝室が分かれていて、窓の向こうに東山の景色がどーんと広がっていた。夫が「これ、ふだんの部屋と全然ちがうじゃん…」とつぶやいていたのが忘れられない。

もちろん、毎回アップグレードされるわけではない。空室状況次第なので、そのまま予約した部屋に通されることもある。でも「もしかしたら」というワクワク感があるのは確か。

プライオリティ・パスで空港ラウンジ

プライオリティ・パスが付帯しているので、世界中の空港ラウンジが使える。

国内でも成田や関空のラウンジが使えるので、早めに空港に着いたときの時間つぶしに重宝している。

夫はラウンジでビールを飲むのが好きで、「旅の始まりはラウンジのビールから」と言い張っている。わたしはソフトドリンクとちょっとした軽食で十分。このあたり、夫婦でも楽しみ方が違うのがおもしろい。

ただ、人気のラウンジは混雑していて座れないこともある。特に連休前の夕方は覚悟が必要。

コンシェルジュサービス

24時間対応のコンシェルジュサービスも特典のひとつ。レストランの予約や旅行の手配を電話で頼める。

わたしたちが使ったのは、記念日のディナー予約と、急な旅行先の変更。どちらも丁寧に対応してもらえた。

ただ、ここは正直に言うと、電話がつながるまでに少し時間がかかることがある。5分〜10分待つこともあった。「24時間対応」なのはありがたいけど、急ぎの用件にはちょっとやきもきする場面も。

ホテルメンバーシップ

マリオットボンヴォイやヒルトンの上級会員資格が付帯するのも大きなポイント。

わたしたちはマリオット系のホテルをよく使うので、ゴールドエリート資格は実感としてありがたい。朝食の優待や、チェックイン時のちょっとした気遣いなど、じわじわ効いてくる特典が多い。

ヒルトンのゴールド会員も同時についてくるので、「今回はヒルトンにしてみようか」と選択肢が広がったのもうれしい変化だった。

手荷物無料宅配サービス

海外旅行のとき、スーツケースを自宅から空港まで無料で送れるサービス。これが地味にうれしい。

電車で空港に向かうとき、大きなスーツケースを転がさなくていいのは本当に楽。夫は「このサービスだけで年会費の価値がある」とまで言う。さすがにそれは言いすぎだと思うけど、気持ちはわかる。

家族カードが4枚まで無料

家族カードが4枚まで年会費無料で発行できる。わたしも家族カードを持っていて、FHRやラウンジの特典を共有できるのが便利。

ただし、家族カードではプラチナ本会員と同じ特典がすべて使えるわけではない。このあたりは事前に確認しておくのがおすすめ。

年会費165,000円の元は取れるのか?

これがいちばん気になるところだと思う。

結論から言うと、「年に3〜4回、FHRでホテルに泊まるなら、十分に元が取れる」というのがわたしたちの感覚。

ざっくり計算してみる。

  • FHRの朝食無料: 1泊あたり約6,000〜10,000円 × 年4回 = 24,000〜40,000円
  • レイトチェックアウト・アップグレードの価値: 金額にしづらいけど体感で年30,000円以上
  • プライオリティ・パス: 年間数回利用で10,000〜20,000円相当
  • 手荷物宅配: 海外旅行1回で往復4,000円 × 年2回 = 8,000円
  • ホテルメンバーシップの恩恵: 朝食・アップグレード等で年20,000円以上

合計すると、年間で10万円以上の特典を使っている計算になる。年会費165,000円にぴったり届くかと言われると微妙な年もあるけど、「旅の質が明らかに上がっている」という実感がある。

数字だけでは測れない満足感。これが正直なところ。

3年使って感じた「良かったところ」

1. ホテルでの体験が確実にワンランク上がった

アップグレード、朝食無料、レイトチェックアウト。この3つだけで、同じホテルでもまるで違う体験になる。

2. 旅の選択肢が広がった

「FHRで予約できるホテル」という切り口で探すようになって、今まで知らなかった素敵なホテルに出会えた。

3. 夫婦の旅の時間がゆったりした

レイトチェックアウトのおかげで「急いで荷造りしなきゃ」がなくなった。これだけで旅のストレスがかなり減る。

4. 空港での時間が快適になった

ラウンジがあるだけで、空港の待ち時間が「苦痛」から「楽しみ」に変わった。

5. カード自体のデザインがいい

メタルカードで、手にしたときの重みと質感がある。支払い時にちょっとだけテンションが上がる。夫は「カードの重さで財布が厚くなった」と笑っていた。

3年使って感じた「気になるところ」

1. やっぱり年会費は高い

165,000円は、冷静に考えると大きな金額。旅行の頻度が年に1〜2回の人には、正直おすすめしにくい。わたしたちも「今年は元が取れたかな?」と毎年ふりかえるようにしている。

2. コンシェルジュの電話待ちが長いことがある

さっきも書いたけど、コンシェルジュに電話がつながるまで5〜10分かかることがある。忙しい時間帯は特に。急ぎの相談には向かないかもしれない。

3. FHRの対象ホテルが限られている

FHRで予約できるホテルは国内だとまだまだ数が限られている。「このホテルに泊まりたい」と思っても、FHR対象外ということが何度かあった。

4. 家族カードの特典に制限がある

家族カードでも基本的な特典は使えるけど、一部の特典は本会員限定。細かいところで「あれ、これは使えないんだ」となることがある。

5. 使わないと意味がない

当たり前だけど、特典を使いこなさないと年会費がもったいない。忙しくて旅行に行けない年があると「今年はカード代が…」と思ってしまう。

アメックスプラチナが向いている人・向いていない人

向いているのはこんな人

  • 年に3回以上、ホテルステイを楽しむ
  • 旅先での体験の質にこだわりたい
  • 空港ラウンジをよく使う
  • ホテルの上級会員資格に興味がある
  • 海外旅行に年1回以上行く

向いていないのはこんな人

  • 旅行は年に1〜2回程度
  • ホテルは寝るだけと考えている
  • カードに年会費をかけたくない
  • 日常の決済でのポイント還元率を重視したい

ポイント還元率だけで見ると、もっと効率のいいカードはある。アメックスプラチナの真価は、数字に表しにくい「体験の質」にある。

基本情報まとめ

カード名 アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
年会費(税込) 165,000円
家族カード 4枚まで年会費無料
主な特典 FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾーツ)、プライオリティ・パス、ホテルメンバーシップ、コンシェルジュ、手荷物無料宅配など
ポイントプログラム メンバーシップ・リワード
付帯保険 海外旅行傷害保険(最高1億円)、国内旅行傷害保険、ショッピング保険など
カード素材 メタルカード

3年目の本音。このカードを持ち続けるか?

答えは「YES」。4年目も持ち続ける。

ただし、「万人におすすめ」とは言えない。年会費165,000円は、旅行の頻度やスタイルによって「高い投資」にも「賢い選択」にもなる。

わたしたちの場合、このカードのおかげで旅のスタイルが変わった。ホテル選びが楽しくなったし、チェックイン時のワクワク感も増えた。「今回はアップグレードされるかな?」と夫とふたりで予想するのが、旅の楽しみのひとつになっている。

帰りの車のなかで、夫が「来年もこのカードで旅しよう」と言ったとき、「ああ、このカードにして良かったな」と思った。

年会費の元を取る、取らないという話ではなく、「旅をもっと楽しむための道具」として、わたしたちにはちょうどいい。

もしアメックスプラチナを検討しているなら、まずは自分たちの旅行頻度と、どんな体験を求めているかを考えてみてほしい。そのうえで「合いそうだな」と思えたら、きっと後悔しないと思う。

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