正直に言うと、このカードを手にした瞬間は「年会費66,000円の重み」しか感じなかった。
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード。名前が長い。夫は届いた封筒を見て「で、これ持ってるだけでなにがどうなるの?」と聞いてきた。まあ、そうなるよね。
あれから1年。結論を先に言ってしまうと、わたしたちの旅のスタイルは、このカード1枚でかなり変わった。ただし、手放しで褒められるかというと、そうでもない。66,000円は66,000円だし、使ってみて初めてわかった「ここ、もうちょっとなんとかならないかな」もけっこうある。
1年間リアルに使い倒した感想を、良いところも気になったところも、ぜんぶ正直に書いていく。
こんなふたりにおすすめ
- ヒルトン系列のホテルが好きで、年に3回以上は泊まる
- 旅先のホテルで朝食をゆっくり楽しみたい
- 年会費の元を取れるなら、ホテルステータスがほしい
- マリオット以外のホテルグループも使い分けたい
- 夫婦やパートナーと一緒にカードを活用したい
逆に「年に1〜2回しかホテルに泊まらない」「ヒルトンにこだわりはない」という方は、年会費無料のカードで十分かもしれない。この記事を読んで「自分たちに合うかどうか」を判断してもらえたらうれしい。
ヒルトン・アメックス・プレミアムの基本スペック
まずはカードの基本情報を整理しておく。
年会費・家族カード
年会費は66,000円(税込)。正直、安くはない。ただ、家族カードが3枚まで無料で発行できるのは大きい。わたしたち夫婦はそれぞれ1枚ずつ持って、ふたりの日常決済をこのカードに集約している。
夫は最初「66,000円ってさ、ふつうに1泊できるじゃん」と渋い顔をしていた。まあ、気持ちはわかる。でも1年使ってみた今、彼の感想は変わっている(後述する)。
ポイント還元率
通常の買い物で100円につき3ヒルトン・オナーズポイント。ヒルトン系列のホテルで使うと100円につき7ポイントになる。
ポイント還元率だけを見ると、ほかのカードと比べて飛び抜けて高いわけではない。ただ、ヒルトンのポイントは無料宿泊に使えるから、旅好きにとっての「実質的な価値」はかなり高い。わたしたちは日常の食料品や光熱費もこのカードで払っているので、気づいたら1年でけっこうなポイントが貯まっていた。
付帯するヒルトン・オナーズ ゴールド会員資格
カードを持っているだけで、ヒルトン・オナーズのゴールド会員になれる。これがこのカードの核と言ってもいい。
ゴールド会員の主な特典は以下のとおり。
- ホテル内レストランでの朝食が無料(宿泊者2名まで)
- 客室のアップグレード(空き状況による)
- 80%のボーナスポイント
- レイトチェックアウト(空き状況による)
- 5泊目無料の特典(ポイント宿泊時)
特に朝食無料は、ヒルトンの朝食は1人4,000〜5,000円のところが多いので、夫婦で泊まると1泊で8,000〜10,000円ぶん浮く計算になる。これだけで年3回泊まれば年会費の元が取れてしまう。
ウィークエンド無料宿泊特典
カードの更新ごとに、ウィークエンド無料宿泊が1泊ぶんもらえる。さらに年間300万円以上カードを使うと、もう1泊追加されて合計2泊に。
利用できるのは金曜・土曜・日曜の夜。平日には使えない。対象はヒルトン・ポートフォリオ内のホテルで、コンラッドやウォルドーフ・アストリアといったラグジュアリーブランドも含まれる。
わたしたちはこの無料宿泊をヒルトン東京お台場で使った。通常1泊40,000円以上するところが無料。しかもゴールド会員だから朝食も無料。夫がチェックイン後に「このカード、すごくない?」と手のひら返ししたのが忘れられない。
年間200万円利用でダイヤモンドステータス
1月〜12月のカード利用が合計200万円以上になると、ヒルトン・オナーズの最上位ステータスであるダイヤモンド会員になれる。家族カードの利用分も合算されるから、夫婦でカードを使えば到達しやすい。
ダイヤモンド会員になると、ゴールドの特典に加えて、こんなメリットがある。
- エグゼクティブラウンジへのアクセス
- 100%のボーナスポイント(ゴールドの80%より上乗せ)
- スイートを含む客室アップグレードの可能性
- 48時間前の空室保証
わたしたちは2年目でダイヤモンドに到達した。日常の生活費をまとめていたら、思っていたよりあっさり200万円を超えた。ラウンジでアフタヌーンティーを楽しめるようになったのは、正直うれしかった。
旅行傷害保険
海外旅行傷害保険は最高1億円(利用付帯)。傷害・疾病治療費用は最高300万円。国内旅行傷害保険は最高5,000万円。
航空便遅延費用の補償もついていて、海外でフライトが遅延したときに宿泊費や食事代を最大4万円まで補償してくれる。わたしたちはまだ使う場面がなかったけど、海外旅行が多い人には心強い。
なお、2026年7月からは携行品損害の補償が終了する予定なので、その点は注意が必要。
空港ラウンジ
国内の主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジが利用できる。同伴者1名も無料。夫婦で空港ラウンジに入れるのは地味にありがたい。
ただし、プライオリティ・パスは付帯していない。海外空港のラウンジは対象外なので、海外旅行メインの人はここがちょっと物足りないかもしれない。
1年間の利用体験
スペックだけ見ても「で、実際どうなの?」って話だと思うので、わたしたちが1年間で体験したことを具体的に振り返ってみる。
ゴールド会員特典の実力
朝食無料の威力
これは率直に言って、このカード最大のメリットだと思う。
ヒルトンの朝食ビュッフェは、どのホテルもかなりクオリティが高い。和洋折衷のメニューが並んでいて、焼きたてのオムレツを目の前で作ってもらえたり、地元の食材を活かした料理があったり。
夫はヒルトンの朝食がとにかく好きで、毎回「ここのビュッフェが旅の目的まである」と言い出す。大げさだけど、気持ちはわからなくもない。パンの種類だけでも10種類以上あるし、フレッシュジュースも搾りたて。わたしはエッグベネディクトがあるホテルだとテンションが上がる。
冷静に計算すると、ふたりで1泊あたり8,000〜10,000円の朝食が無料になるわけだから、年に4〜5回ヒルトンに泊まるわたしたちにとっては、もうこれだけで年会費を超える。
部屋のアップグレード
ゴールド会員のアップグレードは「空き状況による」なので、確約ではない。でも、わたしたちは1年間で6回泊まって、そのうち3回はアップグレードしてもらえた。打率5割。悪くない。
特に印象に残っているのは、ヒルトン名古屋での滞在。通常のツインからエグゼクティブフロアの角部屋に変わって、夜景が見えるお部屋になった。チェックインでカードキーをもらったとき、フロントの方が「本日はお部屋をご用意させていただきました」と笑顔で言ってくれて。夫とエレベーターの中で「え、なにこれ最高じゃない?」と顔を見合わせた。
逆に、繁忙期はアップグレードされないことも多い。年末年始のヒルトン小田原はそのままの部屋だった。まあ、空き状況次第だからそこは割り切っている。
レイトチェックアウト
チェックアウトの時間を延長してもらえるのもありがたい。わたしたちはチェックアウトぎりぎりまで部屋でだらだらするのが好きなので、12時や13時まで部屋にいられると旅の満足度がぜんぜん違う。
これも空き状況次第ではあるけど、前日の夜にフロントに聞いておくと通りやすい印象。チェックアウト後にそのままランチに行く、という流れがわたしたちの定番になっている。
ウィークエンド無料宿泊を使ってみた
1年目の無料宿泊は、さっき書いたようにヒルトン東京お台場で使った。
予約の手順はシンプルで、ヒルトン・オナーズの会員サイトから「ウィークエンド無料宿泊特典」を選んで、対象ホテルと日程を指定するだけ。特別なバウチャーの発行とかは不要。
利用できるのは金曜・土曜・日曜の夜限定。わたしたちは土曜の夜に泊まった。到着したのは15時ごろで、お台場の景色を眺めながらラウンジでチェックインを済ませた。通常なら1泊40,000円以上の部屋が無料で、しかもゴールド会員だから朝食もついてくる。
翌朝のビュッフェで夫が「このカード、年会費いくらだっけ? もう元取れてない?」と言い出した。あれだけ渋い顔をしていた人が。人間って単純だなと思った。
ひとつ注意しておくと、人気ホテルは早めに予約しないと週末の空きがなくなる。わたしたちもヒルトン東京(新宿)で使おうとして空きがなく、お台場に変更した経緯がある。無料宿泊特典は発行から1年間有効なので、早めに計画を立てるのがおすすめ。
ダイヤモンドステータスに到達してからの変化
2年目に入って、年間200万円の決済をクリアしてダイヤモンド会員になった。
日常の食費・光熱費・通信費・交通費をすべてこのカードにまとめ、夫の家族カードぶんも合算。共働き夫婦で生活費を集約すれば、意識しなくても年間200万円はけっこう現実的な数字だった。
ダイヤモンドになって一番変わったのは、エグゼクティブラウンジに入れるようになったこと。
午後のスイーツタイムにラウンジでケーキとコーヒーをいただきながら、窓の外を眺める時間。夕方はカクテルタイムで、ちょっとしたおつまみと一緒にお酒を楽しめる。夫がラウンジのソファに沈み込みながら「もうロビーには戻れない体になった」とつぶやいていた。大げさなようで、わりと本音だと思う。
客室のアップグレードも、ダイヤモンドになるとスイートルームを含む上位の部屋になる可能性がある。実際に一度、ヒルトン大阪でジュニアスイートにアップグレードしてもらえた。リビングとベッドルームが分かれているだけで、旅の贅沢度がぐっと上がる。
ポイントの貯まり方と使い道
日常決済で100円=3ポイント、ヒルトン利用で100円=7ポイント。年間200万円使うと、日常決済だけで約60,000ポイントが貯まる計算になる。
ヒルトンのポイント宿泊は、ホテルやシーズンによって必要ポイント数が変わるけど、国内のヒルトンなら30,000〜60,000ポイントで1泊できるところが多い。つまり年間の日常決済で1泊ぶんのポイントが貯まる。ヒルトン宿泊時のポイント上乗せもあるから、実際にはもっと早く貯まる。
わたしたちはポイントを「ご褒美の1泊」として取っておくことが多い。記念日や誕生日にポイントで泊まると、お金を気にせず良い部屋を選べるのがうれしい。ポイント宿泊でもゴールドやダイヤモンドの特典は受けられるから、朝食無料やアップグレードもそのまま適用される。この組み合わせが地味に強い。
よかったところ
1年使って感じた「これは良い」を5つ、正直に挙げる。
1. 朝食無料が圧倒的に強い
何度でも言うけど、朝食無料のインパクトはすごい。ヒルトンの朝食はクオリティが高いし、ふたり分が無料になるから、泊まるたびに8,000〜10,000円ぶんお得になる。年に3〜4回泊まるだけで年会費の元が取れてしまう。
旅先でホテルの朝食を我慢して外に食べに出る、みたいなことをしなくて済むのは精神的にもラク。朝からゆっくりビュッフェを楽しめるのは、旅の質そのものを上げてくれる。
2. ウィークエンド無料宿泊のお得感
カード更新のたびにもらえる無料宿泊は、使い方次第で年会費以上の価値がある。コンラッドやウォルドーフ・アストリアといったラグジュアリーブランドも対象だから、ふだんはなかなか手が出ないホテルに泊まるチャンスにもなる。
来年はコンラッド東京で使ってみたいと思っている。
3. ダイヤモンドへの道が現実的
年間200万円のカード利用でダイヤモンドステータスが手に入る。通常、ダイヤモンドになるにはヒルトンに年間30泊以上する必要があるから、カード決済だけで到達できるのは本当にありがたい。
家族カードの利用分も合算できるから、夫婦で日常決済をまとめれば意外とハードルは低い。
4. 家族カード3枚無料
家族カードが3枚まで無料というのは、アメックスの中でもかなり太っ腹。夫婦はもちろん、親御さんのカードも無料で発行できる。
家族カードの利用分もポイントや年間利用額に合算されるから、家族ぐるみで使うほどメリットが大きくなる仕組み。わたしたちは夫と2枚使いで、生活費のほぼすべてをこのカードに集約している。
5. 旅行保険と航空便遅延補償
海外旅行保険が最高1億円、国内旅行保険が最高5,000万円。さらに航空便遅延費用の補償(最大4万円)がついているのは安心感がある。
海外でフライトが遅延したときに、ホテル代や食事代が補償されるのは実用的。保険のためだけにカードを持つことはないけど、旅行用カードとして見ると十分な補償内容だと思う。
気になったところ・惜しい点
良いことばかり書いても信用されないので、正直に「ここは惜しい」と思ったところも5つ挙げる。
1. 年会費66,000円は覚悟がいる
月に換算すると約5,500円。毎月のサブスクだと思えばそこまでではないけど、年1回の引き落としで66,000円を見ると、やっぱりドキッとする。
年に2〜3回しかヒルトンに泊まらない人だと、正直元を取るのが厳しい。朝食無料とウィークエンド無料宿泊を活用して初めて「66,000円の価値がある」と感じられるカードだと思う。
夫も1年目は「本当に元取れるのかな」と半信半疑だった。2年目の今は何も言わなくなったけど。
2. 国内のヒルトン系列ホテルがまだ少ない
2026年4月時点で、日本国内のヒルトン系列ホテルは約35軒ほど。コンラッド名古屋の開業やキャノピー沖縄宮古島の開業で増えてはいるけど、マリオット系列と比べるとまだ選択肢が限られる。
特に地方都市ではヒルトン系列がないエリアも多い。東北にはまだ少ないし、四国にも選択肢がほとんどない。「ヒルトンに泊まりたいのに近くにない」という場面は、正直けっこうある。
今後の開業予定を見ると着実に増えてはいるので、数年後にはもっと使いやすくなるはず。でも今の時点では、行き先によってはカードの恩恵を受けられないことがある。
3. プライオリティ・パスが付帯しない
年会費66,000円のプレミアムカードなのに、海外空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスがついていない。国内の空港ラウンジは使えるけど、海外ではヒルトン系のホテルラウンジくらいしか恩恵がない。
海外旅行が多い人にとっては、ここがいちばんの物足りなさかもしれない。わたしたちも海外に行くときは「プライオリティ・パスがあったらな」と思うことがある。これは本当に惜しい。
4. ウィークエンド無料宿泊が週末限定
無料宿泊特典が使えるのは金・土・日の夜だけ。平日には使えない。
平日休みの仕事をしている人や、平日に有給を取って旅行する派の人にとっては、ちょっと使いづらい。わたしたちは幸い週末に動けるからいいけど、友人夫婦で平日休みの人がいて「使いたいのに使えない」とぼやいていた。
また、人気ホテルの週末はすぐ埋まるので、無料宿泊特典の予約が取りにくいこともある。早めに計画を立てないと、行きたいホテルが空いていない可能性がある。
5. ポイントの有効期限に注意
ヒルトン・オナーズポイントの有効期限は、最終取引日から24か月。つまり2年間ポイントの増減がないと失効してしまう。
カードを日常的に使っていれば毎月ポイントが貯まるから、自動的に期限が延長される。だから普段使いしていれば問題ない。ただ、カードを解約したりサブカードに切り替えたりすると、ポイントの失効リスクが出てくる。
わたしたちは最初この仕組みを知らなくて、ちょっとヒヤッとした。カードを持ち続けて使い続ける限りは実質無期限と考えていいけど、仕組みとして知っておいたほうがいい。
2026年からのヒルトン・オナーズ改定について
ちなみに、2026年からヒルトン・オナーズのプログラムが改定されて、新しい最上位ステータス「ダイヤモンド・リザーブ」が登場している。
ダイヤモンド・リザーブは年間80泊以上かつ一定の利用額が必要なので、わたしたちのような一般的な旅行者には現実的ではない。ただ、この改定でゴールド会員の必要宿泊数が年間40泊から25泊に緩和されたり、全体的にステータスが取りやすくなっている。
ヒルトン・アメックス・プレミアムはカード保有だけでゴールド、200万円決済でダイヤモンドという条件は変わらないので、カードホルダーにとっては引き続きメリットが大きい。
マリオットBPやアメックスBGとどう使い分ける?
「ヒルトン・アメックスとマリオット・アメックスはどっちがいいの?」とよく聞かれる。わたしたちは両方持っているけど、正直なところ「どっちのホテルが好きか」で決めるのがいちばんシンプルだと思う。
ざっくり言うと、こんな感じ。
- ヒルトン・アメックス・プレミアム:朝食無料が確実についてくるのが魅力。「ホテルの朝食をゆっくり楽しみたい」派向き
- マリオットBP:国内のホテル数が多くて使い勝手がいい。マイル交換もできる汎用性の高さが魅力
マリオットアメックスプレミアムについては別の記事で詳しく書いているので、比較したい方はそちらも読んでみてほしい。
また、アメリカン・エキスプレスのカードをもう1枚検討しているなら、アメックス・ビジネス・ゴールドについてもまとめた記事がある。ホテル系カードとビジネスカードの使い分けは、旅も仕事も楽しみたい人にとって悩ましいテーマだと思う。
わたしたちの場合は、ヒルトンに泊まるときはヒルトン・アメックス、マリオット系列に泊まるときはマリオットBPと使い分けている。どちらか1枚に絞るなら、自分が泊まりたいホテルがどっちに多いかで決めるのがいちばん後悔しない選び方だと思う。
ヒルトン・アメックス・プレミアムの損益分岐点
「結局、何回泊まれば元が取れるの?」という疑問に、ざっくり答えてみる。
朝食無料だけで計算する場合
ヒルトンの朝食はだいたいふたりで8,000〜10,000円。年会費66,000円を朝食代で割ると、年に7〜8回泊まれば元が取れる計算。
ただし、ウィークエンド無料宿泊(1泊40,000円以上の価値)を考慮すると、実質的なハードルはもっと低くなる。
トータルで考えた場合
- ウィークエンド無料宿泊: 約40,000〜60,000円ぶん
- 朝食無料 × 年4回: 約32,000〜40,000円ぶん
- 部屋のアップグレード: プライスレス(でも地味にうれしい)
ウィークエンド無料宿泊1回 + 朝食無料3〜4回で、もう年会費は超える。年に3回以上ヒルトンに泊まる人なら、このカードは持っていて損はないと思う。
1年使って思うこと
正直、申し込む前は「66,000円のカードなんて贅沢すぎるかな」と迷った。夫も乗り気ではなかった。
でも1年使ってみて、わたしたちの旅の過ごし方はたしかに変わった。ホテルの朝食を値段を気にせず楽しめるようになったこと。チェックインで「アップグレードしました」と言われるドキドキ。年に1回の無料宿泊で、ふだんは泊まらないちょっといいホテルを選べること。
夫は今でも年会費の金額を聞くと微妙な顔をするけど、「じゃあ解約する?」と聞くと「いや、それは困る」と即答する。そういうカードだと思う。
66,000円というのは、たしかに安い金額ではない。でも、旅の時間を豊かにしてくれるカードを探しているなら、検討してみる価値はあると思う。
特に「ヒルトンが好き」「夫婦で年に数回旅行する」「朝食をホテルでゆっくり食べたい」という人には、かなり相性がいい。わたしたちにとっては、1年前に申し込んでよかったと思えるカードだった。
ひとつだけ、もし申し込むなら。年間の利用額を200万円に届くように計画しておくことをおすすめしたい。ダイヤモンドステータスの世界は、ゴールドとはまた別次元だから。ラウンジで過ごす午後のひとときは、旅の楽しみ方を根本から変えてくれる。
わたしたちがこのカードを持ち始めて変わったのは、「ホテルに泊まる」から「ホテルを楽しむ」に意識がシフトしたこと。朝食をゆっくり味わい、ラウンジでくつろぎ、チェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびりする。そういう旅の時間を、年会費66,000円が支えてくれている。
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