石垣島グルメ旅|島の恵みを味わい尽くすおすすめ店9選【2026年版】

石垣島のグルメ(イメージ)

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石垣島で食べたマグロが、今年いちばんの刺身だった

「ひとし」のカウンターで、本マグロの中トロを一口食べた瞬間、夫が「これは…」と言葉に詰まった。わたしも同じだった。東京で食べる本マグロと、石垣島の「ひとし」で食べる本マグロは、まったく別物だった。魚の鮮度という言葉が、やっと意味を持って理解できた瞬間。

石垣島への旅は、正直なところ海と星空が目当てだった。グルメはあくまでオマケ、くらいの気持ちで行った。だけど4泊5日の旅が終わって、東京に帰ってきたとき、わたしたちが一番語り合っていたのは「あのマグロ、もう一度食べたい」だった。石垣島は、美食の島でもあったのだ。

こんなふたりにおすすめ:

  • 海と星空だけじゃない、石垣島の食文化も楽しみたい
  • 魚介も肉も、両方妥協したくない
  • ローカルな食堂から高級店まで、バランスよく巡りたい
  • 予約困難店への挑戦もちょっとしたアクティビティにしたい

わたしたちが4泊5日で回った石垣島グルメ9選

店名 ジャンル 予算 エリア 予約 わたしたちの一言
ひとし 石敢當店 寿司・居酒屋 4,000円 市街地 必須 今年いちばんのマグロ
炭火焼肉やまもと 焼肉 5,000円 市街地 必須 石垣牛の特選カルビは別次元
辺銀食堂 沖縄料理 1,500円 市街地 不要 石垣島ラー油の本家
丸八レストラン 定食 1,000円 市街地 不要 昼ごはんに毎日通いたい
ミルミル本舗 ジェラート 400円 新川 不要 海を見ながらの塩黒糖ジェラート
とうふの比嘉 豆腐 500円 石垣 不要 朝6時半から並ぶ価値
舟蔵の里 琉球料理 3,000円 新川 推奨 三線ライブつきの夜
石垣島きたうち牧場 ステーキ 6,000円 市街地 推奨 昼のハンバーグが絶品
Re:Hellow BEACH カフェ 1,500円 川平 不要 川平湾グラスボートのあとに

1. まぐろ専門居酒屋 ひとし——石垣島No.1はたぶんここ

石敢當店と本店、どっちも予約困難

石垣島グルメといえば「ひとし」。石垣入りする前にも、現地で声をかけた人にも、全員が口を揃えて言っていた。本店と石敢當店の2店舗があって、どちらもマグロ漁師をしていた店主が営む店。近海で獲れたばかりの本マグロを、リーズナブルな価格で出してくれる。

問題は予約の難しさ。電話予約のみで、2ヶ月先までほぼ埋まっているという伝説レベル。わたしたちは旅の1ヶ月半前から電話をかけ始めて、30回目くらいの電話でやっと石敢當店の19時の席が取れた。電話が繋がるまでの忍耐がなかなかのアクティビティだった。

本マグロの中トロが頭から離れない

カウンターに案内されて、まず注文したのが「マグロ三点盛り」(たぶん2,000円前後)。中トロ、大トロ、赤身が並んだ一皿で、これを一口食べた瞬間に旅の価値観が変わる。東京の寿司屋で数千円出して食べる中トロと、ここで出てくる中トロは、鮮度がまるで違う。脂がしつこくなくて、ふわっと溶けて、魚の旨みだけが残る。

夫が無言で箸を進めているのを見て、わたしは笑ってしまった。普段は料理にあまりコメントをしない人が、「うん、これは別格」と低い声で呟いた。これほどの評価を出すのは年に数回あるかないか。

石垣牛の炙り握り——280円の奇跡

「ひとし」のもうひとつの看板が、石垣牛の炙り握り。1貫280円(2026年時点)という驚きの価格で、石垣牛の旨みをダイレクトに味わえる。炙った表面の香ばしさと、中の赤身の甘さが同時にくる。わたしたちは2貫ずつ頼んで、夫が「もう2貫…」と追加してしまった。

お会計は2人でビール込み8,000円ほど。あの内容でこの値段は正直、都内ではありえない。「これは予約のために電話30回かけても惜しくない」と夫。たぶん石垣島を再訪する理由は、この店一軒で十分だと思った。

2. 炭火焼肉やまもと——石垣牛の焼肉店の最高峰

予約は1ヶ月前の開始時刻にすぐ

もう一軒の予約困難店が「炭火焼肉やまもと」。石垣牛の焼肉を味わうならここと言われる名店で、1ヶ月前の開始時刻に電話をかけないと、まず予約は取れない。わたしたちは運良く、キャンセルが出た日をピンポイントで押さえられた。

特選カルビは脂じゃなく甘みだった

注文したのは「石垣牛特選盛り合わせ」(5,000円程度)。特選カルビ、ロース、ハラミ、タン塩の4種。網で軽く炙って、備え付けの塩で食べる。特選カルビを一口食べた瞬間、口の中で脂じゃなくて「甘み」が広がった。霜降り肉にありがちな脂のしつこさが、まったくない。

夫が「これは甘みがある肉だね」と何度も言っていた。わたしはタン塩が一番気に入った。分厚いのに柔らかくて、噛むほど肉の旨みが出てくる。焼肉屋でタン塩を「これ追加!」と叫んだのは、たぶん人生で初めて。

お会計は2人で12,000円ほど。本土の同レベルの焼肉店と比べると、たぶん半額か、それ以下だと思う。石垣島でしか出会えない価格と品質のバランスだった。

3. 辺銀食堂——「石垣島ラー油」の本家

石垣島のお土産ランキング上位の「石垣島ラー油」、略して「石ラー油」。その本家本元を経営しているのが「辺銀食堂」。中国福建省出身の店主が手作りでラー油を作り、島野菜や島豆腐を使った料理と一緒に提供している。

予約なしで入れる店だけれど、観光客で混むので開店時間を狙うのがコツ。わたしたちは夜の18時半頃に入って、すぐに案内された。店内はこぢんまりしていて、家族経営の温かみがある。

注文したのは「島豆腐と島野菜のチャンプルー」と「麻婆豆腐」と「八重山そば」。3品頼むと夫婦2人には十分な量だった。麻婆豆腐はもちろん辺銀ラー油入り。ピリ辛の奥に花椒の香りがあって、本格中華とも沖縄料理とも違う、辺銀食堂だけの味。

お会計は2人で3,000円ほど。石垣島ラー油を2瓶お土産に買って(1瓶1,000円前後)、帰りの荷物になった。でも、これは絶対に買って正解だった。家に帰ってから、チャーハンや豆腐料理に使って、旅の余韻を何度も楽しんだ。

4. 丸八レストラン——島の日常食

観光客向けの店ばかりだと疲れるので、1日くらい島の人たちの普通の食堂に行きたいよね、と夫と話していた。そこで見つけたのが「丸八レストラン」。市街地の路地裏にある地元密着の定食屋さんで、値段も内容も、島の生活をそのまま映したお店だった。

ゴーヤチャンプルー定食1,000円(2026年時点)を注文。大皿に盛られたチャンプルーと、ごはんと味噌汁、小鉢が付いてくる。ゴーヤの苦みがしっかりあって、卵と豚肉と豆腐のバランスが絶妙。家庭料理の延長のような味で、これがまた染みる。

店の常連さんらしき人が「今日は波のない日やね」とカウンターで話していて、その声のトーンが石垣島そのものだった。観光客向けのレストランでは味わえない、日常の時間が流れる店だった。

5. ミルミル本舗——海を見ながらのジェラート

石垣島の新川(あらかわ)地区にある「ミルミル本舗」は、島産の素材で作るジェラート専門店。名蔵湾を一望する高台にあって、店の前のテラス席からは海がずっと続いている。

ジェラートは1個400円、ダブルで500円(2026年時点)。わたしは塩黒糖とマンゴー、夫は紅イモとパイナップル。全部食べてみたかったので半分ずつ交換しながら味わった。塩黒糖が想像以上にしっかりした味で、甘さと塩気のコントラストが島らしい。

テラス席から見える海の色は、たぶん本州の海とは違う種類の青。緑がかった明るい青で、「南の海」という言葉がそのまま視覚化されたような色。ジェラートを食べ終わってからも、わたしたちは30分くらい海を眺めていた。

6. とうふの比嘉——朝6時半から並ぶ価値のあるゆし豆腐

石垣島の朝といえば「とうふの比嘉」。朝6時半に開店して、ゆし豆腐が売り切れ次第終了という名店。わたしたちは3日目の朝、ホテルを朝5時半に出て、6時20分に到着した。すでに10人くらい並んでいたけれど、少し待てば入れた。

ゆし豆腐セット500円(2026年時点)を注文。作りたての豆腐は、出来立てすぎて「まだ固まりきっていない」状態で、スプーンで掬うと湯気が立つ。大豆の甘みが鼻を抜けて、そこに醤油を少し垂らすだけで、最高の朝ごはんになる。夫は「ここ、毎日通いたい」と真顔で言っていた。

セットには味噌汁と卵焼きとごはんがついて、これで500円。一食分のパワーが、たぶんここでチャージされた気がする。島の朝ごはんはここから始まる、と実感した。

7. 舟蔵の里——三線ライブと琉球料理

夜に琉球料理を食べるなら「舟蔵の里」。古民家を活かした広々とした店内で、琉球御膳を食べながら三線の生演奏を聴ける店。観光客向けではあるけれど、料理も演奏も本格派。

琉球御膳3,000円(2026年時点)は、ラフテー、ミミガー、海ぶどう、島野菜天ぷら、ジーマーミ豆腐などが一通り揃う満足コース。わたしは海ぶどうのプチプチ感が好きで、夫はラフテーの甘辛い味付けに「ごはん無限に食べられる」と唸っていた。

三線の生演奏は7時半頃から。島唄を目の前で聞く体験は、やはり特別。最後はお客さん全員で手拍子する「カチャーシー」でフィナーレ。わたしたちの4泊5日の旅で、一番「沖縄に来たな」と実感した瞬間だった。

8. 石垣島きたうち牧場——昼のハンバーグが神

石垣牛を扱う自社牧場レストラン。夜はサーロインステーキやコースが中心で予算6,000円以上だけれど、実はランチのハンバーグが本当にお値打ち。

わたしたちが行ったのはランチタイム。石垣牛100%ハンバーグランチ1,800円(2026年時点)を頼んだら、分厚いハンバーグの中から肉汁があふれ出してきた。付け合わせの野菜も島のものを使っていて、ハンバーグと野菜だけでお腹がいっぱいに。

夫が「夜のコースは予算オーバーだけど、昼ならこのクオリティで十分」と満足していた。夜の石垣牛ステーキは、次の旅の楽しみに取っておくことにした。

9. Re:Hellow BEACH——川平湾の景色とランチ

川平湾で午前中にグラスボートに乗ったあと、ランチに寄ったのが「Re:Hellow BEACH」。川平湾を望むテラスカフェで、島野菜を使ったヘルシーなランチが食べられる。

島野菜プレート1,500円(2026年時点)を注文。雑穀米の上に5種類の島野菜のおかずが並ぶスタイルで、見た目にも美しい。ゴーヤのおひたし、島らっきょうの漬物、ウンチェーバーの炒め物など、ふだんあまり食べない野菜が勢揃い。

川平湾を眺めながらのランチは、これだけで贅沢。観光地のランチって地味にハズレが多いものだけれど、ここは当たりだった。

わたしたちの石垣島グルメ1日モデルコース

6:30 とうふの比嘉でゆし豆腐の朝食
9:00 川平湾でグラスボート
11:30 Re:Hellow BEACHで島野菜ランチ
15:00 ミルミル本舗でジェラート&海を眺める
17:00 ホテルで休憩&シャワー
18:30 ひとし 石敢當店でマグロ寿司と石垣牛握り
21:30 辺銀食堂でラー油チャンプルーとオリオンビール

このコース、実はわたしたちの旅3日目そのまま。朝6時半から夜22時までほぼ食べ続けだけれど、石垣島の食は全部違うジャンルなので、不思議と飽きない。間に川平湾のアクティビティが入るので、お腹の隙間ができて、また食べたくなる。

石垣島グルメ旅の実用Tips

  • やまもと・ひとしは予約必須。旅の1〜2ヶ月前から電話をかけ始めること。電話のみ受付、当日直前予約はほぼ不可能と思っていい。
  • レンタカーはあった方がいい。川平湾エリアの店(ミルミル本舗)はバスだとアクセスが悪い。市街地だけならタクシーで十分。
  • マンゴーのシーズンは6〜8月。この時期の果物の品質は別格。フルーツ目当てならこの時期に。
  • 泡盛は30度以上が多いので水割りで。ロックで頼むと普通にベロベロになる(夫は経験者)。
  • 朝は早起きがコツ。ゆし豆腐は売り切れ次第終了。朝6時半〜7時に到着するのがベスト。

気になったところ(正直ベース)

  • 予約困難店の電話戦争。ひとし、やまもとの予約は本当に大変。電話が全然繋がらず、心が折れそうになる。これは石垣島あるある。
  • 観光シーズンの価格感。6〜8月のハイシーズンは宿もアクティビティも値段が上がる。グルメ自体は年中同じだけれど、旅全体の予算は要計画。
  • お昼休憩の店が多い。14時〜17時半は休憩する店が結構あるので、昼をずらす場合は要注意。

わたしたちが学んだこと

石垣島の食は、豪華じゃない。高級食材を使った懐石料理や、インスタ映え特化のカフェはあまりない。あるのは、島の素材を活かした、素直で真っ直ぐな料理だった。マグロの鮮度、石垣牛の甘み、ゆし豆腐の大豆の味、マンゴーの完熟度——どれも加工よりも、素材そのものの質で勝負している。

だからこそ、本土では味わえない。輸送中に鮮度が落ちるマグロも、熟れすぎるマンゴーも、冷凍される石垣牛も、現地で食べたときの感動とは別物になる。石垣島グルメを楽しむ最大の秘訣は、「現地で食べる」という当たり前の選択肢を選ぶことだった。

よくある質問(FAQ)

石垣島で一番おすすめのグルメは?

「ひとし」のマグロ寿司と石垣牛炙り握り。これは本当に別格です。予約が取れたら焼肉「やまもと」の特選カルビも。朝ごはんは「とうふの比嘉」のゆし豆腐が定番です。

ひとしの予約はどう取るべき?

電話のみ受付で、本店と石敢當店で電話番号が異なります。1〜2ヶ月前から毎日何度もかけるのが基本戦略。リダイヤルの粘り強さが必要です。どうしても取れない時は、キャンセル待ちの連絡を店に入れておく方法もあります。

石垣島グルメの予算目安は?

朝500〜800円、昼1,000〜1,800円、夜3,000〜5,000円ほどが目安。やまもとやひとしのような人気店で1人5,000円前後、高級ステーキ店で1人6,000〜8,000円を見込むとちょうどいいです。

レストランを予約する

人気店は予約がおすすめ。サイトによって予約特典が異なります。

まとめ:島の恵みが詰まった石垣島グルメ

石垣牛、近海マグロ、島豆腐、トロピカルフルーツ、泡盛——石垣島は海も山も食も最高の島だった。青い海を眺めながら味わうジェラート、三線を聴きながら食べる琉球御膳、早朝の豆腐屋で食べるゆし豆腐。どれも、本土では絶対に味わえない体験だった。

次の石垣島は、食だけに集中した3泊コースにするのもいいかもしれない。ひとしの予約を2回取って、やまもとでステーキコースを食べて、昼はローカル食堂巡り。想像するだけで、また電話をかけ始めたくなる衝動に駆られる。

情報源参考: ひとし本店 食べログ

石垣島への旅を検討している方へ

紹介した島グルメを現地で食べたくなったら。石垣島行きのツアーをまとめて比較できるサイトを参考までに。

旅の予約はこちらから

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石垣島のグルメ(イメージ)

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