※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
京都で食べた朝ごはんが、今年いちばんの「朝の贅沢」だった
京都の朝は特別だと思う。観光客がまだ少ない静かな通りに、お寺の鐘の音が響く。その空気の中で食べる朝ごはんは、東京で食べるのとはまるで別もの。
意外と知られていないけど、京都はパンの消費量が日本一の街。老舗喫茶店の文化も根づいていて、モーニングの選択肢がとにかく豊か。和朝食、喫茶店のトースト、ベーカリーカフェの焼きたてパン。どれを選んでも「京都に泊まってよかった」と思える。
この記事では、わたしたちが実際に食べて「また行きたい」と思った京都のモーニング10店を、ジャンル別にまとめました。
こんなふたりにおすすめ:
- 京都旅行の朝を特別なものにしたい
- 老舗喫茶から和朝食まで、幅広く知りたい
- 早起きして、観光前にいい朝ごはんを食べたい
京都モーニングの選び方
エリアで選ぶ
京都のモーニングは、エリアによって雰囲気がぜんぜん違う。
- 京都駅エリア:新幹線を降りてすぐ行ける。時間がないときにも便利
- 河原町・四条エリア:観光前のウォーミングアップに。街歩きの拠点
- 嵐山・東山エリア:観光と合わせて。和朝食がよく似合う
ジャンルで選ぶ
- 老舗喫茶のモーニング:昭和の空気と、トーストやたまごサンド
- 和朝食:お粥、おばんざい。京都らしさを味わうなら
- ベーカリーカフェ:焼きたてパン、パンケーキ。パン好きは外せない
わたしたちは京都に行くたびに1〜2軒ずつ開拓していて、少しずつお気に入りが増えてきた。今回はその中から厳選した10店。
10選 一覧比較
| お店 | エリア | ジャンル | 予算 | 開店 | 名物 |
|---|---|---|---|---|---|
| イノダコーヒ 本店 | 烏丸御池 | 老舗喫茶 | 1,200円〜 | 7:00 | 京の朝食セット |
| 進々堂 京大北門前 | 出町柳 | ベーカリー | 800円〜 | 8:00 | パン食べ放題モーニング |
| スマート珈琲店 | 寺町 | 老舗喫茶 | 900円〜 | 8:00 | ふわふわホットケーキ |
| 瓢亭 別館 | 南禅寺 | 和朝食 | 5,500円〜 | 8:00 | 朝がゆ(要予約) |
| 茶寮 FUKUCHA 京都駅店 | 京都駅 | 和カフェ | 1,500円〜 | 8:30 | お茶を楽しむ朝食 |
| 小川珈琲 京都駅店 | 京都駅 | カフェ | 800円〜 | 7:00 | モーニングプレート |
| MARTIN | 河原町 | カフェ | 1,200円〜 | 8:00 | パンケーキプレート |
| 喫茶マドラグ | 丸太町 | 老舗喫茶 | 900円〜 | 11:30 | コロナのたまごサンド |
| ル・プチメック 今出川 | 今出川 | ベーカリー | 500円〜 | 7:00 | クロワッサン |
| 嵐山よしむら | 嵐山 | 和食 | 1,500円〜 | 11:00 | 手打ちそば |
老舗喫茶のモーニング
1. イノダコーヒ 本店(烏丸御池)
京都モーニングの大本命。1947年創業の老舗で、地元の人にも観光客にも愛されている。
名物の「京の朝食」は、ハムエッグ、サラダ、クロワッサン、ジュース、コーヒーのセット。これが1,200円〜。ボリューム満点で、朝からしっかり食べたいふたりにぴったり。
わたしたちが気に入っているのは、あの独特の店内の空気。レトロなインテリアに、挽きたてコーヒーの香りが漂う。朝7時から開いているから、早起きして行く価値がある。
夫は「京都に来たら、まずイノダ」と決めている。わたしもここのコーヒーの味が好きで、豆を買って帰ることもある。
2. スマート珈琲店(寺町)
1932年創業。ここのホットケーキは、京都モーニングの中でもトップクラスの人気。
銅板でひとつずつ丁寧に焼かれるホットケーキは、外はカリッ、中はふわっ。バターがじゅわっと溶けて、メープルシロップが染み込んでいく。その光景を見ているだけで幸せになる。
昭和の雰囲気がそのまま残った店内は、スマホで写真を撮るのがもったいないくらい。夫はたまごサンドも気に入っていて、「ホットケーキとたまごサンド、どっちにするか毎回迷う」と言っている。寺町通りの散策前に立ち寄るのがちょうどいい。
3. 喫茶マドラグ(丸太町)
閉店した洋食店「コロナ」から受け継いだたまごサンドが名物。厚さ5センチはあるふわふわのたまご焼きをパンではさんだ、京都を代表する一品。
初めて見たとき「これ、本当にサンドイッチ?」と驚いた。かぶりつくと、とろっとした半熟のたまごがあふれ出す。夫は無言で食べていた。おいしいときの夫は、だいたい無言になる。
注意点は、開店が11:30と遅いこと。「モーニング」というよりはブランチ。でも、京都に来たら一度は食べてほしい味。
和朝食
4. 瓢亭 別館(南禅寺)
450年以上の歴史をもつ料亭の朝がゆ。京都の朝食体験の最高峰だと思う。
南禅寺のそばという立地も含めて、すべてが特別。丁寧に炊かれたお粥に、季節の小鉢が添えられる。ひと口食べた瞬間、「ああ、これが京都だ」と感じた。
5,500円〜と朝食としては高い。でも、この体験には値段以上の価値がある。夫は「年に1回の贅沢朝ごはん」と位置づけている。要予約なので、早めに押さえておこう。
5. 茶寮 FUKUCHA 京都駅店(京都駅)
宇治茶の老舗がプロデュースする和カフェ。京都駅直結で、新幹線を降りてすぐ行ける。
燻製ゆずティーとスモークサーモン、抹茶を使った和のモーニングセットが看板メニュー。お茶がメインに据えられた朝食は、ここでしか味わえない。
わたしたちは京都駅に着いてすぐ、荷物を預ける前に寄ることが多い。1,500円〜でこのクオリティは、京都駅周辺の朝食としてはかなり満足度が高い。
ベーカリー&カフェのモーニング
6. 進々堂 京大北門前(出町柳)
1913年創業。日本で初めてフランスパンを焼いたベーカリーの歴史あるお店。
ここの「パン食べ放題モーニング」は、京都のパン好きなら一度は体験してほしい。焼きたてのパンが次々と運ばれてきて、好きなだけ食べられる。大正時代の建物の雰囲気もすばらしくて、パンのおいしさと相まって贅沢な朝になる。
夫はここのクロワッサンがお気に入りで、「もう1個いく?」と聞くと、「あと2個」と返ってきた。食べ放題は危険。
7. ル・プチメック 今出川(今出川)
京都を代表するフレンチブーランジェリー。朝7時から開いていて、焼きたてのクロワッサンやバゲットが並ぶ。
ここのクロワッサンは、外がパリッパリで中がもっちり。バターの香りが口の中いっぱいに広がる。500円〜でこのクオリティは、さすが京都。
天気がいい日は、買ったパンを鴨川沿いで食べるのが最高。川のせせらぎを聞きながら焼きたてパンを頬張る朝は、京都でしかできない体験だと思う。
8. 小川珈琲 京都駅店(京都駅)
京都発のスペシャルティコーヒー店。京都駅直結で、新幹線の待ち時間にも使える。
モーニングプレートは800円〜とリーズナブル。コーヒーの質が高くて、朝の1杯に最適。わたしたちは帰りの新幹線の前に寄ることが多い。
茶寮FUKUCHAがお茶メインなら、小川珈琲はコーヒーメイン。京都駅で迷ったら、気分で選ぶといい。
9. MARTIN(河原町)
地元の若いカップルに人気のカフェ。パンケーキプレートやアボカドトーストが看板メニュー。
ふわふわのパンケーキは見た目もきれいで、写真映えもばっちり。でも見た目だけじゃなく、ちゃんとおいしい。14時までモーニングメニューがあるから、朝がゆっくりのふたりにもうれしい。
夫は「おしゃれすぎて入りにくい」と最初言っていたけど、食べたあとは「おいしかった、また来よう」と手のひらを返していた。
番外編
10. 嵐山よしむら(嵐山)
嵐山の渡月橋のそばにある手打ちそばのお店。開店は11:00だから厳密には朝ごはんではないけれど、嵐山散策の最初の食事として入れました。
嵐山と渡月橋を眺めながら食べるそばは格別。夫は「景色込みで100点」と言っていた。嵐山に行くなら、ランチの候補に入れてほしい。
目的別おすすめ
京都の喫茶文化を味わいたいなら
イノダコーヒかスマート珈琲店。昭和の空気が残る店内で飲むコーヒーは、チェーン店では味わえない特別感がある。わたしたちはどちらも好きだけど、朝いちばんに行くならイノダ(7:00開店)。
特別な和朝食を体験したいなら
瓢亭 別館の朝がゆ。予算に余裕があるなら、一度は体験してほしい。予約必須。もう少しカジュアルに和の朝食を楽しみたいなら、茶寮FUKUCHA。
京都駅ですぐに食べたいなら
小川珈琲か茶寮FUKUCHA。どちらも京都駅直結で、新幹線を降りてすぐ行ける。時間がないときの強い味方。
パン好きなら
進々堂のパン食べ放題モーニングか、ル・プチメックのクロワッサン。パンの消費量日本一の京都は、パン好きにとっての聖地だと実感する。
よかったところ
- どのお店も「京都らしさ」がある。老舗喫茶の昭和レトロ、和朝食の品格、ベーカリーの焼きたて感。京都でしか味わえない朝が揃っている
- 早朝から開いているお店が多い。7:00開店のイノダやル・プチメック、小川珈琲は観光前に余裕をもって楽しめる
- 予算の幅が広い。500円のクロワッサンから5,500円の朝がゆまで。旅のスタイルに合わせて選べる
- 京都駅周辺の選択肢が充実。新幹線の前後に寄れるお店があるのがうれしい
気になったところ
- 人気店は行列ができる。特にスマート珈琲店とイノダコーヒは、週末の9時以降は並ぶ覚悟が必要。早めに行くのがベスト
- 瓢亭の朝がゆは予約が取りにくい。特に紅葉シーズンは早めに押さえないと満席。思い立ったら即予約
- 喫茶マドラグの開店が遅い。11:30オープンだから、朝いちばんには使えない。ブランチとして計画に組み込もう
よくある質問
朝7時から開いているお店は?
イノダコーヒ本店(7:00)、ル・プチメック今出川(7:00)、小川珈琲京都駅店(7:00)の3店。早起きして京都の朝を楽しみたいなら、この3つから選ぶのがおすすめ。
京都駅周辺でおすすめは?
茶寮FUKUCHA(和の朝食)と小川珈琲(コーヒーとプレート)。どちらも駅直結で、荷物が多くても気軽に行ける。
予算はどれくらい?
カフェ系は500〜1,200円。和朝食は1,500〜5,500円。ふつうの朝食なら1,000円前後で十分楽しめる。
パン食べ放題のお店はどこ?
進々堂 京大北門前。1913年創業の老舗ベーカリーで、焼きたてパンのモーニングが名物。大正時代の建物の雰囲気も含めて、体験する価値あり。
有名なたまごサンドはどこで食べられる?
喫茶マドラグ。閉店した洋食店「コロナ」のレシピを受け継いだ「コロナのたまごサンド」は、厚さ5センチのふわふわたまご焼き。11:30開店なので、ブランチのタイミングで行こう。
まとめ ── 京都の朝は、早起きした人だけのご褒美
京都旅行で「朝ごはんをどこで食べるか」をちゃんと決めて行く人は、まだ少ないと思う。でも、わたしたちは声を大にして言いたい。京都の朝ごはんは、観光と同じくらい価値がある。
イノダのコーヒーの香り、スマート珈琲のホットケーキの焼ける音、瓢亭のお粥のやさしい味。どれも、京都の朝でしか味わえないもの。
夫は「京都は夜より朝が好き」と言う。わたしもそう思う。次の京都旅行では、すこし早起きして、お気に入りの朝ごはんを見つけてほしい。

コメント