新幹線の座席はどう選ぶ?快適な旅のための座席選びのコツと注意点【完全ガイド】

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています

目次

新幹線の座席、なんとなく選んでいませんか?

東京から大阪まで約2時間半。新幹線はわたしたちにとって、旅の始まりそのものです。

でも正直に言うと、以前はあまり座席のことを考えていませんでした。「窓側がいいかな」くらいの感覚で、A席もE席も気にせず予約していたんです。

ところがある日、夫が「今日はE席にしよう」と言い出して。理由を聞いたら「富士山が見えるから」と。実際に静岡あたりで窓の外を見たら、雪をかぶった富士山がくっきり見えて、思わず声が出ました。

それ以来、座席選びにはちょっとだけこだわるようになりました。たった数分の違いで、旅の気分がぜんぜん変わるんですよね。

この記事では、わたしたちが実際に何十回と新幹線に乗ってきた経験から、快適な座席の選び方をまとめています。ふたり旅にぴったりの席、コンセントが使える席、富士山が見える席まで、知っておくと得する情報ばかりです。

こんなふたりにおすすめ:

  • 新幹線での移動時間も旅の一部として楽しみたい
  • 富士山を車窓から見てみたい
  • 座席選びでいつも迷ってしまう

まず知っておきたい、新幹線の座席配置

東海道・山陽新幹線(のぞみ・ひかり・こだま)の基本

新幹線の普通車は「3列+2列」の配置になっています。進行方向に向かって左側がA・B・C席の3列、右側がD・E席の2列です。

グリーン車は「2列+2列」で、座席幅もシートピッチもゆったり。普通車との差額は東京〜大阪で約5,000円です。

わたしたちは普段、普通車の2列側(D・E席)を選んでいます。理由はシンプルで、ふたりの間に知らない人が座らないから。3列側だとB席に誰かが来る可能性があって、ちょっと気を遣うんですよね。

座席 位置 特徴
A席 窓側(3列側) 下り(東京→大阪)で富士山側
B席 中央(3列側) 両どなりに人がいる。できれば避けたい
C席 通路側(3列側) B席が埋まりにくいので意外と快適
D席 通路側(2列側) トイレや車内販売に出やすい
E席 窓側(2列側) 上り(大阪→東京)で富士山側

ふたり旅なら、迷わず2列側(D・E席)

夫婦やカップルで新幹線に乗るなら、D席・E席の2列側が断然おすすめです。

わたしたちがいつもこの席を選ぶ理由は3つあります。

まず、隣に知らない人が来ない安心感。3列側のA・C席を取ると、B席が空いているとは限りません。週末の新幹線は混み合うので、B席にも人が座ることがあります。2列側ならふたりだけの空間が確保できます。

次に、ふたりで会話しやすいこと。2列なら自然と顔が近くて、小声でも会話ができます。旅の計画を話したり、車窓を見ながら「あれ何だろう」と盛り上がったり。そういう時間も含めて旅なんだと思います。

最後に、荷物の管理がしやすいこと。2列側は通路を挟んで壁際なので、足元に荷物を置きやすい。E席の窓側なら、壁と座席のすき間にも小さいバッグを置けます。

ひとつだけ注意点

2列側のE席(窓側)はコンセントがありますが、D席(通路側)にはない車両もあります。N700Sなら全席にコンセントがあるので、予約時に車両タイプを確認しておくと安心です。

富士山が見える席はどっち?

新幹線で富士山を見るなら、方角と座席の組み合わせが大事です。

わたしたちが初めて富士山をちゃんと見たのは、冬の晴れた日の午前中でした。東京から大阪に向かう下りの新幹線で、E席に座っていたんです。

出発してから40分くらいたった頃でしょうか。三島を過ぎたあたりで、窓の外にいきなり富士山が現れました。雪化粧した山頂が青空にくっきり映えていて、夫と顔を見合わせて「おお」と声が出ました。

新富士駅の前後が、いちばん大きく見えるポイントです。ほんの数分の景色ですが、これを見るためにE席を選ぶ価値は十分あります。

方向 富士山が見える席 見えるタイミング
下り(東京→大阪) E席(2列側の窓側) 出発後40〜60分(三島〜新富士あたり)
上り(大阪→東京) A席(3列側の窓側) 新富士〜三島あたり

富士山が見えやすい条件

わたしたちの経験では、冬の晴れた午前中がいちばんきれいに見えます。空気が澄んでいて、雪をかぶった富士山が本当に美しいんです。

逆に、梅雨から夏にかけては雲に隠れていることが多くて、見える確率はかなり下がります。「今日は見えるかな?」とドキドキするのも、それはそれで楽しいんですけどね。

夫は毎回スマホのカメラを構えて待機しているのですが、窓ガラスの反射で上手く撮れないことが多いらしく、「次こそは」と言い続けています。

座席の場所で変わる快適さ

足元が広い席

各車両の最前列は、前に座席がないぶん足元のスペースが広めです。荷物が多い旅行のときは、この席を狙っています。

ただし、テーブルは肘掛けに収納されている小さなタイプになるので、パソコンを広げて作業したい人にはやや不便かもしれません。

大きな荷物がある場合

各車両の最後列の座席うしろには、ちょっとしたスペースがあります。スーツケースやお土産の紙袋など、棚に入りきらない荷物を置けるので重宝しています。

ただし、これは座席の予約特典ではなく、あくまで早い者勝ちのスペースです。確実に使いたいなら、「特大荷物スペースつき座席」を予約するのがおすすめ。最後列の座席を事前に押さえることができます。

コンセントが使える席

スマホの充電が気になる人は多いはず。N700系の普通車では、窓側席(A席・E席)の足元と、最前列・最後列の壁面にコンセントがあります。

2020年に登場したN700Sでは、全席にコンセントが装備されています。のぞみの場合、N700Sの割合が増えてきているので、以前ほどコンセント問題に困ることは減りました。

とはいえ、確実を求めるなら窓側を選んでおくのが無難です。わたしたちはいつもモバイルバッテリーも持参していますが、あると安心なだけで、最近は出番が減ってきました。

静かに過ごしたい場合

1号車や端の車両は、乗り降りする人が少ないぶん比較的静かです。デッキに近い席は自動ドアの開閉音が気になることもあるので、車両の中ほどの席が落ち着きます。

ちなみに11号車は喫煙ルーム(※現在は廃止車両もあり)の近くだったので、タバコの匂いが気になる方は避けたほうがいいかもしれません。

普通車・グリーン車・S Work車両の違い

わたしたちは普段は普通車で十分ですが、記念日や長距離移動のときはグリーン車を奮発することもあります。

項目 普通車指定席 グリーン車 S Work車両
座席幅 43cm 48cm 43cm
シートピッチ 104cm 116cm 104cm
リクライニング 普通 深い+レッグレスト 普通
コンセント 窓側のみ(N700S全席) 全席 窓側のみ
追加料金(東京〜大阪) 約5,000円 +1,200円
特徴 標準的な快適さ 広い・静か PC作業OK・通話可能

グリーン車に乗ってみた感想

グリーン車の座席に座った瞬間、「あ、広い」と感じます。シートピッチが12cm違うだけで、足元のゆとりがぜんぜん違うんです。

レッグレストを伸ばして、リクライニングを深めに倒すと、もう動きたくなくなります。夫は大阪までの2時間半、ほとんど寝ていました。「グリーン車は眠くなるのが唯一の欠点」と言っていましたが、それは欠点じゃないと思います。

車内も全体的に静かで、落ち着いた雰囲気。ビジネスマンが多いので、カップルでワイワイする感じではないですが、ふたりでゆっくり過ごすにはぴったりの空間です。

追加料金の約5,000円は安くはないけれど、特別な日の移動を少しだけ贅沢にしたいときには十分ありだと思っています。

S Work車両って何?

2021年に登場したS Work車両は、ビジネスパーソン向けの車両です。パソコン作業や電話が周囲を気にせずできるのが特徴で、普通車指定席に+1,200円で利用できます。

わたしたちは旅行で使ったことはないのですが、仕事の移動で一度乗ったことがあります。周りもパソコンをカタカタしている人ばかりなので、キーボードの音を気にしなくていいのは楽でした。

予約で知っておきたいこと

EXアプリが本当に便利

スマートEXやエクスプレス予約を使うと、スマホから座席指定ができます。しかも乗車前なら何度でも変更無料。

わたしたちはいつも、予約時にシートマップを見ながら席を選んでいます。空いている日なら、2列側の窓側をさっと押さえて、あとは当日のお楽しみ。

便利なのが「予約変更」機能。予定より1本早い新幹線に乗れそうなとき、ホームでスマホをポチポチするだけで変更完了。これに慣れてしまうと、もう紙のきっぷには戻れません。

自由席と指定席、どっちがいい?

結論から言うと、指定席をおすすめします。

自由席は安いですが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始は座れないこともあります。以前、自由席で立ったまま1時間以上移動したことがあって、あの経験から「座席は確保するもの」と学びました。

平日のすいている時間帯なら自由席でも問題ないですが、夫婦で隣り合わせに座りたいなら指定席のほうが確実です。

わたしたちの「いつもの」座席

参考までに、わたしたちがふだん選んでいる座席をまとめました。

シーン おすすめ座席 理由
ふたり旅の基本 D席・E席(2列側) ふたりだけの空間を確保できる
富士山を見たい(下り) E席 右手に富士山が見える
富士山を見たい(上り) A席 左手に富士山が見える
荷物が多い 最後列 座席うしろのスペースに荷物を置ける
足元ゆったり 最前列 前の座席がないぶん広い
コンセント確実 A席 or E席(窓側) 足元にコンセントあり
静かに過ごしたい 1号車の中ほど 乗降客が少なく落ち着く
特別な日 グリーン車 座席が広く静か。贅沢な移動時間に

気になったところ・失敗談

座席選びで「これは失敗だった」という経験も正直にお伝えします。

1. 3列側のA席で夫と離れ離れに

あるとき、富士山を見たくてA席を2つ並べて取ったことがあります。でもA席は3列側の窓際なので、ふたりの間にB席が入ってしまうんです。結局、B席に他の乗客が座って、2時間半ほとんど会話できませんでした。

富士山を見たいなら、ふたりともE席(上りならA席)を選ぶか、どちらか一人が窓側でもう一人は隣の通路側を取るのが正解でした。

2. デッキ近くの席で自動ドアが気になった

車両の端っこの席を選んだとき、デッキに出入りする人が通るたびに自動ドアが開閉する音が気になりました。特にお手洗いに近い席は、人の行き来が多くて落ち着かなかったです。

それ以来、車両の中ほどの席を選ぶようにしています。

3. 最後列のスペースを当てにしていたら

大きなスーツケースを持っていたとき、最後列を予約して座席うしろに荷物を置くつもりでした。でも先に他の乗客がスペースを使っていて、荷物の置き場に困ったことがあります。

確実に荷物スペースを使いたいなら、「特大荷物スペースつき座席」を予約しておくのが安心です。追加料金はかかりませんが、事前予約が必要なので忘れずに。

知っておくと便利な小ワザ

最後に、わたしたちが新幹線に乗るとき実践している小ワザをいくつか。

C席は穴場

3列側の通路側であるC席は、実は穴場です。B席(真ん中)は最後まで埋まりにくいので、C席を取ると隣が空席になる確率が高め。ひとりで乗るときは、D席よりC席のほうが快適なこともあります。

車内販売がなくなった

2023年に東海道新幹線の車内販売が終了しました。今はグリーン車のモバイルオーダーを除いて、車内で飲み物や食べ物を買うことはできません。

乗車前にホームの売店でお弁当や飲み物を調達しておくのが必須です。わたしたちは東京駅の「駅弁屋 祭」で迷うのが恒例行事になっています。夫はいつも崎陽軒のシウマイ弁当、わたしはそのときの気分で選ぶのがSaion流です。

乗り遅れそうなときの裏ワザ

指定席の新幹線に乗り遅れた場合、当日の後続列車の自由席なら追加料金なしで乗れます(一部の割引きっぷは除く)。慌てなくて大丈夫、ということを知っておくだけで気持ちが楽になります。

わたしたちも一度、東京駅で駅弁を選ぶのに夢中になりすぎて乗り遅れかけたことがあります。結局ギリギリ間に合ったのですが、それ以来「発車15分前には改札を通る」をルールにしています。

基本情報まとめ

項目 内容
東京〜大阪(のぞみ指定席) 約14,720円/約2時間27分
東京〜大阪(グリーン車) 約19,590円/約2時間27分
座席配置(普通車) 3列(A-B-C)+2列(D-E)
座席配置(グリーン車) 2列(A-B)+2列(C-D)
コンセント(N700系) 窓側席+最前列・最後列の壁面
コンセント(N700S) 全席
予約方法 スマートEX、エクスプレス予約、えきねっと、みどりの窓口
特大荷物スペース 事前予約制(追加料金なし)

まとめ|座席選びひとつで旅の気分が変わる

新幹線の座席は「どこでも同じ」ではありません。

窓側を選べば富士山に出会えるかもしれないし、2列側を選べばふたりの時間がもっと充実する。最後列なら荷物の心配がなくなるし、グリーン車なら移動そのものが贅沢な体験になる。

たかが座席、されど座席。ほんの少しの工夫で、新幹線の2時間半が旅のハイライトに変わることもあります。

帰りの新幹線で、夫が「次はどこ行く?」と聞いてくるのが、わたしたちの旅の締めくくり。窓の外を流れる景色を眺めながら、次の旅先を考える時間が、実はいちばん好きだったりします。

アイキャッチ画像: Photo by Tim D on Unsplash

新幹線と宿をまとめて予約する

行き先が決まっているなら、新幹線と宿泊がセットになったプランを比較すると、単品より安くなることもあります。

旅の予約はこちらから

予約サイトによって特典やポイント還元が異なります。比較してみてください。

新幹線時間を快適にする旅グッズ

座席選びと合わせて、わたしたち夫婦が新幹線移動でいつも持ち込むグッズがいくつかあります。ネックピロー、フットレスト、ノイズキャンセリングイヤホンあたり。どれもAmazonで揃うものばかりで、長距離移動のしんどさが少しやわらぐ感覚があります。気になるものがあれば、出発前にチェックしてみてください。

Amazonで見る

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事が役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次