夫婦旅行の写真術|スマホでも映える撮り方のコツ

夫婦旅行の写真術|スマホでも映える撮り方のコツ

旅行から帰ってきて写真を見返すと、風景写真ばかりで「ふたりの写真」がほとんどない。これ、夫婦旅行あるあるだと思う。

わたしたちも長いこと同じ悩みを抱えていた。通行人に頼んでみたら顔がブレてる。自撮りすると背景が入らない。夫に撮ってもらったらわたしだけ半目。

試行錯誤の末に、最近はスマホだけでもそこそこ満足できる写真が撮れるようになった。高いカメラは持っていない。スマホと100均の三脚とちょっとした工夫で、旅の思い出は何倍にもなる。

こんなふたりにおすすめ:

  • 旅行の写真がいつも風景ばかりになる
  • ふたりの写真を自然に撮りたい
  • SNSに載せたくなるような写真を撮りたいけど、一眼レフは持ちたくない
  • 食べ物やホテルの写真をもっときれいに撮りたい
目次

ふたりの写真の撮り方

ミニ三脚+タイマーが最強

ふたりの写真を撮る方法はいくつかあるけど、わたしたちが辿り着いた答えは「ミニ三脚+セルフタイマー」。

使っているのはUlanziのミニ三脚。2,000円〜3,000円くらいで買える。脚がフレキシブルに曲がるタイプで、柵やベンチに巻きつけて使える。ポケットに入るサイズなので、持ち運びのストレスはほぼゼロ。

セルフタイマーは10秒に設定。三脚を置いて、構図を確認して、タイマーをポチ。ダッシュでポジションにつく。最初は恥ずかしかったけど、慣れると自然にできるようになる。

夫が「毎回走るの疲れる」と言うので、最近はBluetoothリモコン(500円くらい)を導入した。これが革命的に楽。ポケットにリモコンを忍ばせておいて、ボタンをぽちっと押すだけ。手元を隠せば、リモコンの存在は写真からはわからない。

通行人にお願いする時のコツ

三脚を出す余裕がない場所や、人が多い観光地では通行人にお願いする。

コツがある。

  • カメラの構えができている人を選ぶ。首からカメラを下げている人は撮影慣れしていることが多い
  • 「このへんまで入れてください」と背景を指定する。何も言わないと顔のアップになりがち
  • 連写モードをオンにしてから渡す。1枚だけ撮ってもらうと、大体ブレか半目
  • 先にこちらが相手の写真を撮ってあげる。「お撮りしましょうか?」と声をかけると、お返しに撮ってもらえる確率が高い

海外旅行では、スマホを渡すのが不安な場面もある。高価なスマホをそのまま渡すより、ストラップを手首に通した状態で渡すのがおすすめ。気にしすぎかもしれないけど、安心感が違う。

自撮りの上手な使い方

自撮りは「背景を入れたい時」には不向き。でも「ふたりの表情メイン」の写真は、実は自撮りがいちばんいい。

インカメラの画角は限られるので、腕を伸ばしても背景はそこまで入らない。だから割り切って、ふたりの顔をメインにする。

コツは、カメラを目線より少し上に構えること。下から撮ると二重あごになりやすい(わたしの経験談)。斜め上から撮ると、顔がすっきり見える。

夫は自撮りが苦手で、毎回ぎこちない笑顔になる。「カメラを見ないで、わたしの顔を見て」と言うと、自然な表情になることを発見した。これ、かなり使えるテクニック。

風景写真のコツ

三分割法を意識するだけで変わる

スマホのカメラ設定で「グリッド表示」をオンにする。画面に3×3の線が出る。

この線の交差点に被写体を置くだけで、バランスのいい写真になる。空と地面の割合は1:2か2:1。ど真ん中に水平線を置くと、なんとなく退屈な写真になりがち。

夫に教えたら「なるほど」と言いながら、5分後には忘れてど真ん中に撮っていた。

朝と夕方は「ゴールデンタイム」

写真がいちばんきれいに撮れるのは、日の出後1時間と日の入り前1時間。光が柔らかくて、色が温かくなる。

昼間の強い日差しだと、影がくっきり出て顔が暗くなったり、空が白飛びしたりする。

わたしたちの旅行写真で「いいな」と思うものは、だいたい朝か夕方に撮ったもの。ホテルの朝食後に散歩がてら撮る写真が、いちばんお気に入り率が高い。

「引き」と「寄り」を両方撮る

観光地に着くと、つい全景を撮りたくなる。でも、引きの写真ばかりだと記憶に残りにくい。

わたしたちは「引き(全景)→ 寄り(ディテール)」の順番で撮る癖をつけている。滝なら全景と水しぶきのアップ。お寺なら門と屋根の装飾のクローズアップ。

寄りの写真は後から見返した時に「あの場所の空気」を思い出させてくれる。全景だけだと、どこで撮ったか忘れることが意外とある。

食べ物写真のコツ

真上 or 斜め45度

食べ物を撮る角度は、真上(俯瞰)か斜め45度の2パターンを覚えておけば十分。

丼ものやピザのように平面的な料理は、真上から撮ると全体が見える。立体的な料理(パフェやハンバーガー)は斜め45度がいい。

わたしたちの失敗パターンは、正面から撮ること。低い角度で撮ると背景にほかのテーブルやゴミが映りこむ。テーブルの上をサッと片づけてから撮るのも大事。醤油さしとか紙ナプキンとか、意外と写りこんでいる。

窓際の席を選ぶ

食べ物写真の印象を一番左右するのは光。自然光が入る窓際の席なら、スマホでもプロっぽい写真が撮れる。

逆に、店の奥の暗い席だとどうやっても映えない。フラッシュを焚くとテカテカして不自然になるし。

予約時に「窓際の席をお願いします」と伝えるのは、写真好き夫婦の基本スキルだと思っている。夫は「写真のために窓際って、もはやカメラマン気質だね」とツッコんでくるけど、結局本人も窓際の席でうれしそうに撮っている。

料理が来たらまず撮る

当たり前だけど、食べかけの写真は映えない。料理が運ばれてきたら、湯気が立っているうちに撮る。

夫はたまに写真を撮る前に箸をつけてしまう。「まだ撮ってない!」と言うと「ごめん、つい」。これは何度言っても直らない。

ホテル写真のコツ

チェックイン直後に撮る

部屋に入って荷物を置く前に撮る。これがいちばん大事。

荷物を広げてからだと、スーツケースや服が映りこんで生活感が出てしまう。ホテルが見せたい「あのきれいな状態」を撮れるのは、入室直後だけ。

ドアを開けた瞬間にスマホを構えて、部屋の全景→ベッド→窓からの景色→バスルームの順番で撮る。5分もかからない。

広角レンズを使う

スマホの超広角レンズ(0.5xモード)を使うと、狭い部屋でも広く撮れる。

特にバスルームは狭くて全体が入りにくいので、超広角が重宝する。ただし端っこがゆがむので、まっすぐな線が多い部屋では気になることも。

夫が「広角で撮ると詐欺っぽくない?」と言うけど、ホテルの公式サイトもだいたい広角で撮ってるから、まあセーフ。

夜景モードでラウンジの雰囲気を

ホテルのラウンジやバーは照明が暗い。普通に撮ると暗くてノイズだらけの写真になる。

最近のスマホにはナイトモード(夜景モード)がついていて、暗い場所でも明るく撮れる。撮影に2〜3秒かかるので手ブレしやすいけど、三脚を使えば解決。

グラスに映るライトや、窓越しの夜景を入れると、それだけで「映える」ラウンジ写真になる。

動画も撮っておくと、あとで幸せになれる

写真だけでなく、短い動画も撮っておくのをおすすめしたい。10秒でいい。

海の波の音、ホテルのラウンジのBGM、温泉の湯気、街のざわめき。写真では伝わらない「その場の空気」が動画には残る。

わたしたちは最初まったく動画を撮っていなくて、あとから「あの時の雰囲気、忘れちゃったな」と思うことが何度もあった。最近は意識して1日3〜5本くらい、10秒の短い動画を撮るようにしている。

夫が撮る動画はなぜかいつも地面から始まる。撮影ボタンを押してからカメラを構えるクセがあるらしい。「先に構えてから押して」と何度言っても直らない。

おすすめカメラアプリ

iPhone標準カメラで十分、でも+αで差がつく

正直、最近のiPhoneやPixelの標準カメラはかなり優秀。特にポートレートモードは背景がきれいにボケる。

ただ、もう少しこだわりたい場合のアプリをいくつか。

  • Snapseed(無料):Google製の写真編集アプリ。明るさ、コントラスト、彩度を直感的に調整できる。「ドラマ」フィルターが風景写真にハマる
  • VSCO(基本無料):フィルターの質が高い。ナチュラル系のフィルターが多くて、加工しすぎない仕上がりになる
  • Lightroom モバイル(基本無料):本格的な色調補正ができる。使いこなすにはちょっと慣れが必要だけど、写真の質がワンランク上がる
  • Foodie(無料):料理写真に特化したカメラアプリ。フィルターが食べ物向けに最適化されていて、おいしそうに撮れる

わたしはSnapseedで微調整するのが好き。夫は「加工なんていらない」派だったけど、試しにSnapseedで調整した写真を見せたら「こっちのほうがいい」と認めた。

写真整理のコツ

旅行中にフォルダ分けしておく

旅行から帰ると、カメラロールに数百枚の写真がたまっている。あとから整理しようと思っても、面倒で放置しがち。

わたしたちは旅行中に、1日の終わりにその日のベストショットだけ「お気に入り」に入れるようにしている。ホテルに戻ってからの10分くらいの作業。

これだけで、帰宅後に「どれがいい写真だっけ?」と迷わなくなる。SNSにアップする写真を選ぶのもスムーズ。

夫は写真整理を一切しない人だったけど、最近はわたしに言われる前にお気に入り登録するようになった。成長。

旅行写真で気になったこと

良かったところ

  • ミニ三脚+Bluetoothリモコンの導入で、ふたりの写真が劇的に増えた
  • スマホのカメラ性能が年々上がっていて、重いカメラを持ち歩く必要がなくなった
  • Snapseedで少し調整するだけで、写真の印象がかなり変わる

気になったところ・後悔

  • もっと早くBluetoothリモコンを買えばよかった。500円で旅行写真の質が変わる
  • 動画をもっと撮ればよかった。写真だけだと「あの場所の空気感」は伝わりにくい
  • ホテルの部屋を荷物を広げてから撮って後悔したことが何度もある
  • 夫の半目写真コレクションがたまっている。連写は正義

まとめ:スマホ1台とミニ三脚で、旅の思い出は変わる

カメラの腕前がなくても、ちょっとした工夫で旅行写真は見違えるほど変わる。

大事なのは「撮るタイミング」と「撮る前のひと手間」。グリッド表示をオンにして、光のいい場所を選んで、荷物を置く前に部屋を撮る。それだけでいい。

夫が「写真のセンスがないから」とよく言うけど、センスじゃなくて知識の問題だと思っている。三分割法を知っているかどうか、窓際の席を選ぶかどうか。誰でもできる小さなことの積み重ね。

次の旅行では、ぜひ「ふたりの写真」を意識して撮ってみてほしい。帰ってから見返す時、風景写真よりふたりで笑っている写真のほうが、ずっといい思い出になるから。

※写真映えするホテルは口コミ写真でひと目でわかります。一休.com・楽天トラベル・じゃらんで気になる宿の写真を見比べてみてください。

一休.comじゃらん楽天トラベル

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