マリオットAmex|次回キャンペーンで見るべき3つの視点【2026年4月時点】

マリオットAmex 次回キャンペーン
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。記事内容はわたしたち夫婦の個人的な考察であり、特定の金融商品を推奨するものではありません。クレジットカードの申し込みは、ご自身の状況に合わせてご判断ください。
この記事はわたしたち夫婦の個人的な考え方を共有するもので、特定のカードの申し込みを勧めるものではありません。金融商品の選択は、ご自身のライフスタイルや家計の状況に合わせて、じっくりご判断ください。

結論からいうと、次のキャンペーンが来るまでに、わたしたちが絶対にチェックすると決めた3つのポイントがあります。

マリオットボンヴォイアメックスの春のキャンペーンが、4月14日で終わってしまいました。SNSで「間に合わなかった」「あと一歩だったのに」という声を見かけて、ちょっと胸が痛くなりました。

じつはわたしたち夫婦も、数年前に同じことをしています。キャンペーンを「もう少し考えてから」と先送りにしているうちに、終了日を過ぎていました。夫とふたりで「あー、決めとけばよかったね」と笑うしかなかったあの夜を、今でもよく覚えています。

でも、あのとき焦って申し込まなくてよかった、とも思っています。あの半年後にもっと落ち着いて選べたからです。今回も同じ。焦らなくて大丈夫。次のタイミングは、きっとまた来ます。

この記事では、次のキャンペーンが再開したときに、わたしたちが「ここだけは冷静に比べよう」と決めている3つの視点を共有します。結論を押しつけるのではなく、友達夫婦の雑談くらいの距離感で読んでもらえたらうれしいです。

こんなふたりに、そっと読んでほしい

  • 春のキャンペーンに間に合わなかった、悔しさを引きずっている方
  • マリオット系ホテルが好きで、年に何回か夫婦で泊まりたい方
  • 年会費の高いカードに踏み切れず、ずっと迷っている方
  • 「次のキャンペーンが来たら申し込もう」と決めている方
  • ヒルトンアメックスとどっちが自分たちに合うか迷っている方
目次

まず、いまの前提を整理します(2026年4月時点)

3つの視点に入る前に、現在のマリオットボンヴォイアメックスがどうなっているのかを、わたしたち夫婦でもういちど整理しました。2025年の秋から年末にかけて、このカードは大きく改定されています。以前の情報のままだと判断を誤るので、ここはていねいにいきます。

スタンダードカードの現在のスペック

  • 本会員の年会費:34,100円(税込)
  • 家族カードの年会費:17,050円(税込)
  • 付帯ステータス:ゴールドエリート自動付帯
  • 無料宿泊特典:年間250万円以上の利用で、50,000ポイントまでのホテル1泊
  • 無料宿泊へのポイント追加:最大25,000ポイント追加可(合計75,000ポイントまで)
  • ポイント還元率:基本100円=3ポイント、マリオット系で100円=5ポイント

プレミアムカードの現在のスペック

  • 本会員の年会費:82,500円(税込)
  • 家族カードの年会費:1枚目無料、2枚目以降41,250円(税込)
  • 付帯ステータス:ゴールドエリート自動付帯/プラチナは年500万円利用で獲得
  • 無料宿泊特典:年間400万円以上の利用で、75,000ポイントまでのホテル1泊
  • 無料宿泊へのポイント追加:最大25,000ポイント追加可(合計100,000ポイントまで)
  • ポイント還元率:基本100円=3ポイント、マリオット系で100円=6ポイント
  • 公共料金・税金の還元率:0.5%(改定前は1.5%)
  • 事業用決済:2025年10月28日以降、ポイント付与対象外
上記の年会費・特典は2026年4月執筆時点の情報です。最新の内容は必ずアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。キャンペーンの内容や規約は予告なく変更されることがあります。

「いつの情報か」を読者のみなさんに気にしてほしい理由

少し長めに書かせてください。マリオットアメックスは、ここ数年で何度もルールが変わっているからです。

たとえば、ホテルのカテゴリー制。「カテゴリー6」「カテゴリー7」という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、あの仕組みは2022年3月29日に廃止されています。いまは「ダイナミックプライシング」といって、日によって必要ポイントが変動します。だから、無料宿泊特典の話をするときは「75,000ポイントまでのホテル」「100,000ポイントまでのホテル」という言い方になります。

それから、付帯ステータス。一時期は「シルバーエリート自動付帯」と紹介されていた時期もありましたが、2026年1月1日以降はゴールドエリート自動付帯に切り替わっています。ここも、古い記事を読んで「シルバーだったはず」と勘違いするとモヤモヤするので、気をつけてほしいポイントです。

年会費も旧スペックとは違います。以前は「スタンダード23,100円/プレミアム49,500円」という数字を覚えていた方も多いと思いますが、今はそれぞれ34,100円と82,500円。無料宿泊特典も、以前の「35,000ポイントまで」から変わって、スタンダードは50,000ポイント、プレミアムは75,000ポイントが基準になっています。

わたしは、この改定を聞いたとき「あれ、ちょっと話がむずかしくなったな」と思いました。夫は開口いちばん「82,500円は高すぎ」と渋い顔。わたしは「でも、家族カードが1枚目無料で、ふたりでゴールドエリートになれるなら……」と食い下がりました。結論が出ないまま、春のキャンペーンが終わってしまったわけです。

視点1:年会費と「実際に使う頻度」のバランスを、冷静に見る

ひとつ目の視点は、いちばん地味で、いちばん大事なところです。

次のキャンペーンが再開したとき、どれだけ獲得ポイントが多く提示されても、まず最初に見るのは「年会費と自分たちの使う頻度が合っているか」です。ここが合っていないと、どんなに派手なキャンペーンでも続けるのがつらくなります。

82,500円と34,100円、どちらがわたしたち向きか

わたしたち夫婦はいま、マリオット系ホテルに年2〜3回ほど泊まっています。週末に1〜2泊、年に1回くらい記念日でプレミアムなブランドに、というペースです。派手ではないけれど、「ちょっといい週末」を積み重ねるのがSaion流。

この利用頻度で、プレミアムカードの年会費82,500円は正直、重いです。夫は「この年会費を1日3回も4回もつぶやいちゃうくらい高い」と言って笑っていました。わたしもそう思います。

一方、スタンダードカードの34,100円はどうか。これは、個人的には「年1回ちゃんといいホテルに泊まるならギリギリ候補になるかも」という感覚です。家族カードを1枚追加すると合計51,150円になり、ここからまたハードルが上がります。

じゃあ、スタンダードで十分なのかというと、話はそんなに単純でもなくて。プレミアムには「マリオット系で100円=6ポイント」という還元率と、75,000ポイントまでの無料宿泊特典があります。実際に泊まる場所がマリオット系中心なら、この差は意外と大きい。

ここで大事なのは、「どっちが得か」ではなく「自分たちの年間の動きに対してどちらがフィットするか」という問いに置き換えることだと思っています。

年間利用額「400万円の壁」の現実味

プレミアムカードの無料宿泊特典は、年間400万円以上の利用が条件です。ここ、わたしたち夫婦にとっては大きな壁でした。

夫に「400万円、使えそう?」と聞いたら、「毎月33万円ってこと?無理」と即答。わたしは「家賃とか公共料金も全部まとめたら?」と計算してみたのですが、公共料金は還元率が0.5%に下がっているので、無理にまとめても旨味がそこまで出ません。

もちろん、世の中には年間400万円をラクにクリアしている方もいると思います。仕事の関係で日々のキャッシュフローが大きい方、ご家族が多くて日常支出が大きい方。でも、わたしたちみたいに夫婦ふたり暮らしで、日常の支出が落ち着いているふたりには、この条件は正直きつい。

「400万円使えないなら、プレミアムに入っても無料宿泊特典がもらえない」。この事実は、どれだけキャンペーンが派手でも、冷静に受け止めたいポイントです。

「自己診断」の5つの質問

わたしたち夫婦が、次のキャンペーンが来たときに自分たちに問い直したい質問を、そのまま書き出しておきます。

  1. マリオット系ホテルに、年に何回くらい泊まっているか(過去1年の実績ベース)
  2. 1年間で、カード決済にまとめられる金額はおおよそいくらか
  3. 家族カードを使うパートナーがいるか
  4. 無料宿泊特典を「使いたい日」に使える生活スタイルか(連休・週末にしか休めない場合は要注意)
  5. 万が一、翌年にキャンペーンがもっと大きく来たとしても後悔しない自信があるか

この質問に答えていくと、自分たちに合うのはスタンダードなのか、プレミアムなのか、あるいはそもそもいま申し込むべきではないのかが、少しずつ見えてくる気がしています。

わたしたちの今の結論

ここだけ、わたしたち夫婦の個人的な現在地を書かせてください。

いまの利用頻度と年間利用額の現実を考えると、わたしたち夫婦の場合は「プレミアムは保留、スタンダードなら条件次第」という位置にいます。夫は「スタンダードでも34,100円は高いと思う」と言い、わたしは「でも次のキャンペーンがよっぽどよければスタンダードは候補に残したい」と言っている。意見は完全には一致していません。一致しなくていいとも思っています。

これは「わたしたち夫婦の場合は」です。年間利用額が大きい方、家族カードで一緒に使うご家族がいる方、出張が多くマリオット系に月1泊する方などは、まったく別の結論になると思います。最終的にはそれぞれの状況次第です。

「年会費を払う価値」を計算しないクセをつける

ひとつだけ、補足させてください。年会費を見るとき、わたしたち夫婦は「回収できるかどうか」だけで判断しないようにしています。

もちろん、年会費を上回る価値が出るかどうかは大事な物差しのひとつです。でも、それだけで判断すると、「ポイントを貯めるために支出を増やす」という逆転現象に陥りやすくなる気がしています。

わたしたちが大切にしているのは、「年会費を払った上で、マリオット系ホテルで過ごす時間がわたしたちにとって豊かな体験になるか」というゆるめの問いです。元を取るかどうかではなく、「この1年、このカードと一緒に過ごして、楽しい時間が増えたか」。夫はこの考え方に最初は懐疑的でしたが、いまは「まあ、そうかもね」と半分だけ納得してくれています。

この発想に切り替えると、年会費82,500円のハードルはまだ高いけれど、「無理してもらったボーナスを食いつぶしながら使うカード」ではなく、「豊かな時間を引き寄せるための年会費」として見えてくる瞬間があります。そういう見え方がしたら、そのとき初めて候補に残る、くらいのテンポでちょうどいいと思っています。

視点2:無料宿泊特典の「実際の価値」を見極める

ふたつ目の視点は、多くの方が気になるであろう「無料宿泊特典って、結局どれくらいお得なの?」というところです。

「75,000ポイントまで」の意味を理解する

プレミアムカードの無料宿泊特典は、75,000ポイントまでのホテルに1泊できる、というものです。+25,000ポイントまで追加できるので、最大100,000ポイントまでのホテルが対象になります。

ここで大事なのが、ダイナミックプライシングです。同じホテルでも、日によって必要ポイント数が変わります。平日に75,000ポイントで泊まれるホテルが、連休やハイシーズンだと120,000ポイント必要になることも、ふつうにあります。

つまり「75,000ポイントまでのホテルに1泊」は、「いつでも好きな高級ホテルに泊まれる1泊」ではないんです。ここを誤解すると、あとで少し残念な気持ちになる可能性があります。

わたしたち夫婦が話しているのは、「有給をうまく使って、平日にさりげなく泊まれる方がむしろお得かもね」ということ。夫は「連休しか休めないと、この特典の旨味は半減するかも」と言いました。わたしも同意です。

スタンダードの50,000ポイントまで、の使いどころ

スタンダードカードの無料宿泊特典は、50,000ポイントまで+25,000ポイント追加で合計75,000ポイントまで。プレミアムよりひとつランク下がりますが、これはこれで悪くありません。

50,000〜75,000ポイントの価格帯に入るホテルは、わたしたち夫婦の肌感覚では「週末のご褒美にちょうどいい」くらいのラインです。派手すぎず、でも普段より明らかにワンランク上の部屋に泊まれる。年に1度のご褒美宿として考えると、じゅうぶんに魅力的な特典だと思っています。

「いつ使うか」で価値が変わる、という話

カテゴリー制がなくなった今、無料宿泊特典の価値は「いつ使うか」でほぼ決まります。

わたしたちが話し合って決めた使い方のルールは、こんな感じです。

  • オンシーズン(連休・夏休み・年末年始)は基本的に使わない
  • 平日やオフシーズンの週末に合わせて使う
  • ポイント追加(+25,000pt)は、本当に泊まりたいホテルにだけ使う
  • 有効期限前の1ヶ月を「使い切りチャレンジ期間」として早めに予約する

このルールでいけば、無料宿泊特典はわたしたちにとって「2〜3万円相当の価値」くらいにはなります。でも、連休に無理やり使おうとすると、正直あんまり得した気がしない。ここは本当に、ライフスタイル次第だと思っています。

マリオット系ホテルを試してから決める、という選択肢

カードに申し込む前に、そもそもマリオット系ホテルが自分たちに合うかどうか、実際に1〜2回泊まってみるのも一つの方法です。

現金や通常の予約サイト経由で泊まってみて、サービスや雰囲気が好きだったらカードを検討する。逆に「思ったより自分たちの旅のスタイルには合わないな」と感じたら、無理に申し込まなくていい。この順番で考えるほうが、後悔が少ない気がしています。

わたしたちが最初のマリオット系ホテル体験に使ったのは、普通の予約サイトでした。楽天トラベルや一休.comで泊まってみて、「このブランド、わたしたちには合うかも」と感じてから、カードを本気で検討する。そのくらいのペースが、ちょうどよかったなと思っています。

楽天トラベルでマリオット系ホテルを探してみる一休.comでマリオット系のプランを比較する

視点3:キャンペーンの「質」を読む3つの要素

みっつ目の視点は、いざ次のキャンペーンが来たときに「これは良いキャンペーンなのか、それとも派手な数字に見えるだけなのか」を見抜くためのチェックポイントです。

要素1:獲得ポイント数の「内訳」を必ず見る

キャンペーンの告知で、いちばん目に入るのは「最大◯◯ポイント!」という大きな数字です。でも、この数字の中身は必ず分解して見るのが鉄則です。

たとえば、2026年4月14日で終了したプレミアムカードの公式経由キャンペーンは、最大115,000ポイントでした。内訳はこんな感じ(終了時点の確定情報として)。

  • カード付帯特典(入会後3ヶ月以内に30万円以上利用):10,000ポイント
  • 利用ボーナス①(6ヶ月以内に100万円以上利用):20,000ポイント
  • 利用ボーナス②(6ヶ月以内に150万円以上利用):40,000ポイント
  • 通常利用ポイント(150万円利用で貯まる通常分):45,000ポイント
  • 合計:115,000ポイント

ここで注目したいのが、最後の「通常利用ポイント45,000」。これは、ふつうにカードを使って貯まるポイントです。言い換えると、キャンペーンのボーナスは70,000ポイントで、残りの45,000ポイントは「150万円をふつうに使えば貯まる、いつもの還元分」。

この見分けをつけないと、「すごいキャンペーンだ!」と思って飛び込んで、あとで「なんだ、半分以上は通常分か」と感じてしまうかもしれません。夫とわたしは、ここを分解する習慣を持ってから、キャンペーン告知の見え方が変わりました。

要素2:達成条件の現実性を、自分たちの家計で確かめる

次に見るのは、達成条件です。「入会後3ヶ月で30万円」「6ヶ月で150万円」。これが現実に届くかどうかを、自分たちの家計で冷静に確かめます。

3ヶ月で30万円は、月10万円ペース。これは、日常の支出をすべてカードにまとめれば、届く方も多い金額だと思います。ただし、最初の3ヶ月の間に大きな出費予定(家電や旅行など)があるかどうかで、難易度はかなり変わります。

6ヶ月で150万円は、月25万円ペース。ここからは、だいぶ本格的です。ふだんの生活費だけでは届かない方も多いはず。引っ越し、車の購入、家族旅行などの大きなイベントと重ねないとつらい水準です。

わたしたち夫婦は、キャンペーンを見るときに「このタイミングで、大きな支出予定があるか?」を必ず確認しています。無理にまとめて使おうとすると家計が歪むし、達成できなかったときの失望が大きいからです。

要素3:「キャンペーン単体」で比較する

3つめの要素は、「通常還元分を除いた、キャンペーン単体の価値」で比較することです。

さっきの115,000ポイントの例でいえば、通常分45,000を除いた「純粋なボーナス70,000ポイント」がキャンペーン単体の価値になります。これと、年会費82,500円を並べて考える。

70,000ポイントがどれくらいの価値を持つかは、使い方によって変わります。けれど、単純に「70,000ポイント対82,500円」で見ると、初年度の年会費はキャンペーンだけではトントンになるかどうか、というライン。「無料宿泊特典と合わせて、ようやく年会費以上」というのが、現実的なところだと思っています。

「最大115,000ポイント!」という数字の派手さに酔わず、「で、自分のポケットから見ていくら得なの?」を冷静に計算する癖が、わたしは大事だと思っています。

過去のキャンペーン水準を、軽く頭に入れておく

ここからは、わたしたち夫婦が普段から「相場観」として頭に入れている、過去のキャンペーン水準の話です。

  • 2022年、SPGアメックスからマリオットボンヴォイアメックスに名前が変わったとき:200,000ポイント規模の大型キャンペーンがあった
  • 2025年8月、カード改定直後:130,000ポイント規模のキャンペーン
  • 2026年春、今回終了したもの:プレミアム115,000ポイント、スタンダード55,000ポイント

こうして並べると、大型キャンペーンは「制度改定時」「春・秋の節目」に来やすい、という肌感覚があります。もちろん、これはあくまで過去の傾向で、次に同じペースで来るとはかぎりません。でも、「あと1年以内にはまたチャンスがあるかも」と思えるくらいの頻度では、節目ごとのキャンペーンが打たれてきました。

焦らなくて大丈夫、というのは、この相場観がベースにあります。「終わったキャンペーンを悔やむ時間」より、「次のキャンペーンをじっくり待つ時間」のほうが、きっと豊かです。

ヒルトンアメックスとの「横並び比較」も、視野に入れる

ここまで、マリオットアメックス単体の話をしてきました。でも、次のキャンペーンを待つあいだに、ぜひ見ておいてほしいのが「ヒルトンアメックスとの比較」です。同じアメックス系のホテル提携カードで、性格が少し違います。

主な違いを、わたしたち夫婦の視点で並べてみる

項目 マリオット Amex プレミアム ヒルトン Amex プレミアム
年会費 82,500円 66,000円
家族カード 1枚目無料、2枚目以降41,250円 3枚まで無料、4枚目以降13,200円
無料宿泊特典 年400万円で1泊 カード更新で自動1泊+年300万円でもう1泊
日付制限 制限なし ウィークエンド(金土日)限定
最上位ステータス条件 プラチナ:年500万円 ダイヤモンド:年200万円

この表から見えてくること

ヒルトンアメックスプレミアムは、年会費が16,500円安くて、家族カードが3枚まで無料。カード更新だけで無料宿泊が1枚もらえて、さらに年間300万円の利用でもう1枚。最上位ステータスも、年間200万円でダイヤモンドに手が届きます。

ぱっと見ると、ヒルトンのほうが「家計にやさしい設計」に見えます。わたしも最初は「ヒルトンの方が良心的じゃない?」と夫に話したくらい。

ただし、ひとつだけ大きな落とし穴があります。ヒルトンの無料宿泊特典は「金・土・日」のみ。つまり、平日に使えないんです。これは、仕事のスケジュール次第で、使い勝手が大きく変わるポイントです。

わたしたち夫婦の場合、平日に有給を取って週末の混雑を避けるスタイルが好きなので、「平日に使える」マリオットの無料宿泊特典のほうが、じつはありがたかったりします。夫は「金曜から日曜で泊まれるなら俺はヒルトンでもいい」と言っていました。完全に意見が割れました。

ここも結論は出せません。ただ、「マリオットの次のキャンペーンだけを待つ」のではなく、「ヒルトンとの横並びでも比べる」視点を持っておくと、次のキャンペーンの良し悪しを判断しやすくなると思います。

わたしたち夫婦の「次のキャンペーン待機リスト」

ここまでの3つの視点を踏まえて、わたしたち夫婦が次のキャンペーンに向けて準備しているチェックリストを、そのまま公開します。参考になれば、うれしいです。

家計側の準備

  • 今後6ヶ月の大きな支出予定(家電・旅行・引っ越しなど)を書き出す
  • 毎月のカード決済可能額(固定費・食費・日用品の合計)を概算する
  • 「3ヶ月で30万円」「6ヶ月で150万円」が現実的に届くかを確かめる
  • 達成できなかった場合の家計への影響も見ておく

ライフスタイル側の準備

  • 今後1年で、マリオット系に何回くらい泊まりたいかを夫婦で話し合う
  • 平日に有給を取って旅行できるか、連休しか動けないかを確認する
  • 無料宿泊特典を使いたいホテルを、候補として3〜5軒リストアップしておく
  • 家族カードを誰が持つか(あるいは持たないか)を決めておく

情報側の準備

  • アメックス公式サイトをブックマークしておく
  • ヒルトンアメックスの公式ページも同時にブックマークしておく
  • 過去のキャンペーン水準を「相場観」として頭に入れておく
  • キャンペーン告知を見たら「通常分」と「ボーナス分」を分解する癖をつける

準備ができていれば、次にキャンペーンが来たとき、あわてずに判断できます。焦って申し込んで後悔するより、準備して待つほうが、ずっと気持ちがラクです。

気になったところ(正直に書きます)

ここからは、現行のマリオットボンヴォイアメックスを、わたしたち夫婦がどう見ているかの「気になったところ」です。いい面だけ書いても記事としての信頼は下がるので、正直に書きます。

プレミアムの年会費82,500円は、正直かなり重い

スタンダードからプレミアムへの差額は約48,000円。この差額を、年間を通して「無料宿泊特典のランクアップ」と「ポイント還元率の差」で取り戻せるかというと、わたしたち夫婦の年間利用額(そこまで大きくない)ではかなり厳しいと感じています。

夫は「このカードに入る代わりに、そのお金で普通に1泊旅行に行ったほうが楽しい気がする」と真顔で言いました。わたしも一瞬、同意しかけました。もちろん、これはわたしたち夫婦の家計と利用頻度の話なので、状況が違う方には違う結論が出ると思います。

年間利用400万円の壁の、心理的プレッシャー

プレミアムカードの無料宿泊特典は、400万円使わないともらえません。この「400万円」というラインは、わたしたち夫婦には正直プレッシャーです。「ポイントのためにお金を使う」みたいな発想になってしまうと、本末転倒だと感じます。

400万円を無理なくクリアできる家計のふたりには、プレミアムの価値はぐっと上がると思います。でも、少し届かないくらいのふたりにとっては、「400万円使ったのに特典がもらえなかった年」があると、それはそれで心が折れる出来事になる気がしています。

プラチナ条件が500万円に引き上げられたこと

改定前は、プレミアムカードで年間400万円使えばプラチナエリートに挑戦できる設計でした。それが、改定後は年間500万円が必要になっています。100万円の違いは、体感としてかなり大きいです。

プラチナの特典は、マリオット系の最上位ステータスの中でも特に魅力的なもの(朝食無料・レイトチェックアウト・スイートナイトアワード等)がそろっています。ただ、500万円を毎年コンスタントに積み上げるのは、わたしたち夫婦には現実的ではありません。

公共料金の還元率が、0.5%に下がったこと

これも、改定後に残念に思っているところです。以前は、公共料金や税金を支払っても1.5%の還元が受けられました。いまは0.5%。日常のまとめ決済の旨味が、3分の1になった計算です。

「カードを1枚にまとめて、全部の支払いをここに寄せる」という戦略を取っていた方には、けっこう痛い変更だと思います。わたしたち夫婦も、公共料金の支払い先を見直そうか、という話をしています。

事業用決済がポイント対象外になったこと

もうひとつ、2025年10月28日以降、事業用の決済にはポイントが付かなくなりました。個人事業主やフリーランスで、経費の支払いをまとめていた方には大きな変更です。

わたしたち夫婦の場合、大きな事業決済をしているわけではないので直接の影響は少ないのですが、「経費決済でポイントを貯めたい」と考えていた方は、この変更を知ったうえで判断する必要があります。

ここまでで、伝えたかったこと

少し長くなりましたが、伝えたかったことをひとつにまとめると、こうなります。

次のキャンペーンが来たときに、焦らずに判断するための「3つの視点」は、派手な数字に振り回されないための、わたしたち自身のお守りだ。

  1. 年会費と使う頻度のバランスを、自分たちの家計と暮らしから見る
  2. 無料宿泊特典の実際の価値を、ダイナミックプライシングと「いつ使えるか」から見る
  3. キャンペーンの質を、通常分とボーナス分を分解して見る

この3つを自分たちの言葉で整理できていれば、次にキャンペーンが来たとき、落ち着いて判断できるはずです。逆にいうと、この3つが整理できないまま飛び込むと、あとで「こんなはずじゃなかった」と感じる可能性があります。

春のキャンペーンに間に合わなかった方へ。悔しさはとてもわかります。わたしたちも、過去に同じ気持ちを味わいました。でも、焦らなくて大丈夫。次のタイミングまでに準備しておけば、そのときのあなたは、きっとより落ち着いた判断ができる自分になっているはずです。

そしてもうひとつ。マリオット系ホテルそのものは、カードを持っていなくても楽しめます。楽天トラベルや一休.comでふつうに予約して、何回か泊まってみる。そこで「このブランド、好きかも」と感じたら、そのあとでカードを本気で検討する。この順番も、ぜんぜんアリだとわたしたちは思っています。

楽天トラベルでマリオット系のホテルを探す一休.comで週末のマリオット系プランを見てみる

基本情報まとめ(2026年4月時点)

マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・カード(スタンダード)

  • 本会員年会費:34,100円(税込)
  • 家族カード年会費:17,050円(税込)
  • 付帯ステータス:ゴールドエリート自動付帯
  • 無料宿泊特典:年250万円以上利用で50,000ポイントまで(+25,000ptで最大75,000ポイントまで)
  • ポイント還元:基本100円=3pt、マリオット系100円=5pt
  • 公式サイト:アメリカン・エキスプレス公式

マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

  • 本会員年会費:82,500円(税込)
  • 家族カード年会費:1枚目無料、2枚目以降41,250円(税込)
  • 付帯ステータス:ゴールドエリート自動付帯/プラチナは年500万円利用で獲得
  • 無料宿泊特典:年400万円以上利用で75,000ポイントまで(+25,000ptで最大100,000ポイントまで)
  • ポイント還元:基本100円=3pt、マリオット系100円=6pt
  • 公共料金・税金還元:0.5%
  • 事業用決済:2025年10月28日以降、ポイント付与対象外
  • 公式サイト:アメリカン・エキスプレス公式
上記の年会費・特典は2026年4月執筆時点の情報です。最新の内容は必ずアメリカン・エキスプレス公式サイトでご確認ください。カードの申し込みは、ご自身のライフスタイル・利用頻度・家計状況を踏まえてご検討ください。この記事は情報提供を目的としており、特定のカードへの申し込みを推奨するものではありません。

おわりに — 次のチャンスは、きっとまた来ます

長い記事を最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

ほんとうは、この記事は「マリオットアメックスを申し込むなら今!」みたいな勢いのある内容にもできたはずです。でも、わたしたち夫婦は、そういう記事を書きたくありませんでした。金融商品の判断は、勢いで決めるものじゃないと思うからです。

キャンペーンを逃したことは、決して失敗じゃありません。むしろ、次のキャンペーンが来たときに、いまより落ち着いて、いまよりたくさんの視点で判断できる自分になる時間ができた、と捉えてみてください。

わたしたち夫婦も、今回のキャンペーンは見送りました。次のキャンペーンが来るころには、もうすこし自分たちの家計と暮らしが整理されていて、「申し込むならこう」「見送るならこう」と即答できるふたりになっていたいなと思っています。

読んでくれたあなたの、次の判断が、いちばん納得できるものになりますように。夫とわたしから、心を込めて。

また次の記事でお会いしましょう。

— ここまで読んでくれてありがとう —

旅の予約は一休.comじゃらん楽天トラベルJTBのどれかを見比べて決めています。
同じ宿でもサイトによって特典がちがうので、見比べる5分が結局いちばん早い近道です。

ふたりに合うカードを、じっくり選んでください
Saion

マリオットアメックスをもっと深く知りたい人へ

マリオットアメックスの活用法をもう少し体系立てて学びたい時、わたしたち夫婦はクレカ・マイル系の書籍をAmazonで読むことが多いです。ブログでは断片的になりがちな話も、本だと一気に整理されて理解が進みます。気になる方は、関連書籍をAmazonで探してみてください。

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マリオットAmex 次回キャンペーン

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