東京から日帰りで行ける絶景スポット10選





東京から日帰りで行ける絶景スポット10選


東京から日帰りで行ける絶景スポット10選

「今週末、どこか行かない?」が口ぐせになっている。泊まりの旅行もいいけれど、朝出て夜帰ってくる日帰りの気軽さは、なんだかんだ最強だと思う。

東京から片道1〜2時間で行ける場所に、驚くほどきれいな景色がある。ふたりで何度も日帰りを繰り返して見つけた、お気に入りの10か所をまとめた。

こんなふたりにおすすめ:

  • 泊まりの旅行は予定が合わないけど、週末にサクッと出かけたい
  • 自然の中でリフレッシュしたい
  • 写真映えするスポットを探している
  • ドライブデートのネタが尽きてきた
目次

1. 江ノ島|海と富士山と夕日のセット

アクセス:新宿から小田急で約1時間/車なら約1.5時間

何度行っても飽きない場所の筆頭。江ノ島は「ちょっと行ってくる」感覚で向かえるのがいい。

わたしたちの定番ルートは、片瀬江ノ島駅からてくてく歩いて、しらす丼を食べて、サムエル・コッキング苑の展望台に上って、帰りに江ノ島岩屋まで足を伸ばすコース。

展望台(江の島シーキャンドル)は500円。晴れた日は富士山がくっきり見える。夫が「ここから見る夕日はガチ」と力説していて、たしかに冬場の空気が澄んだ日の夕焼けは別格だった。

ただし、GWは激混み。人混みが苦手なら、朝イチか平日がいい。しらす丼の店も行列になるので、11時前に入るのがコツ。1杯1,200円〜1,500円くらい。

2. 三浦半島(城ヶ島)|東京から一番近い「端っこ」

アクセス:品川から京急で三崎口まで約1時間+バス15分/車なら約1.5時間

三浦半島の先端、城ヶ島。ここまで来ると空気がぜんぜん違う。

馬の背洞門という波で削られた岩のアーチがあって、これがなかなかの迫力。「東京の近くにこんな場所あるの?」と夫が驚いていた。荒々しい岩場と太平洋の組み合わせは、湘南とはまた違う雰囲気。

三崎港でまぐろ丼を食べるのもセットで。わたしたちが行った「くろば亭」のまぐろ漬け丼は1,500円くらいで、ねっとりした赤身が絶品。夫はかぶと焼きを追加で頼んで、骨の間の身をほじっていた。

気になった点としては、城ヶ島へのバスの本数が少ない。車がないとちょっと不便。あと、風が強い日は岩場が危ないので注意。

3. 秩父(羊山公園・三峯神社)|花と神社の二段構え

アクセス:池袋から西武特急で約1.5時間/車なら約2時間

秩父は季節によって表情がまったく変わる場所。4月中旬〜5月上旬なら芝桜の丘(羊山公園)がピーク。ピンク・白・紫のグラデーションが丘一面に広がっていて、「花のじゅうたん」とはまさにこのこと。入場300円。

わたしたちはGW前半に行って、7〜8分咲き。それでも十分きれいだった。ただ、GW中はかなり混む。駐車場も朝9時には満車になるので、早めの行動が必須。

午後は三峯神社まで足を伸ばした。秩父市街から車で約1時間、山道をぐんぐん上がる。標高1,100mの神社は霧に包まれることが多くて、幻想的な雰囲気。

夫が「ここは空気が違う。なんか背筋が伸びる」と真面目な顔で言っていたのが印象的。参拝後に境内の興雲閣で入れる日帰り温泉(600円)もよかった。

後悔は、秩父でもっとグルメを楽しめばよかったこと。わらじカツ丼が名物なのに、時間が足りなくてスルーしてしまった。

4. 奥多摩(日原鍾乳洞・鳩ノ巣渓谷)|東京都とは思えない秘境

アクセス:新宿からJR青梅線で奥多摩駅まで約2時間/車なら約1.5時間

「ここ、本当に東京都?」と何度も思う場所。奥多摩は東京の奥座敷。

日原鍾乳洞は入場900円。洞内は年間を通して11℃くらいで、夏は涼しくて天国。鍾乳石の造形が思った以上にすごくて、「水琴窟」と呼ばれるエリアでは石から水が滴る音が反響する。

夫が「RPGのダンジョンみたい」とはしゃいでいたけど、足元は滑りやすいし、天井が低い場所もある。ヒールやサンダルでは来ないほうがいい。

鳩ノ巣渓谷は、奥多摩駅からひと駅手前の鳩ノ巣駅が最寄り。渓谷沿いの遊歩道を歩くと、エメラルドグリーンの水面と苔むした岩のコントラストが美しい。30分〜1時間くらいのハイキングで十分楽しめる。

ただ、日原鍾乳洞へのアクセス道路が狭い。GWは一方通行規制がかかることもあるので、時間に余裕を持ったほうがいい。わたしたちは渋滞で30分ロスした。

5. 河口湖|富士山に一番近い「ちょうどいい」リゾート

アクセス:新宿から高速バスで約1時間45分/車なら約1.5時間

富士山を眺めるなら、河口湖が一番バランスがいいと思っている。

湖畔をぐるっと回るドライブは、どこを切り取っても富士山が入る。大石公園からの眺めは、ラベンダーの季節(6〜7月)が有名だけど、春の新緑の時期もいい。

わたしたちがよく行くのは、湖畔のカフェでコーヒーを飲みながら富士山を眺める、というゆるい過ごし方。「河口湖 音楽と森の美術館」のテラス席から見る富士山は、額縁に入った絵画みたい。入館1,800円。

天気が良ければロープウェイで天上山公園へ(往復900円)。ここからの富士山と河口湖の眺めは、ポスターそのもの。

夫が「富士山って、近くで見るほうが感動するんだな」としみじみ言っていた。新幹線から見る富士山とは迫力が段違い。

注意したいのは、GWの渋滞。中央道の大月〜河口湖ICが混むので、朝7時前には出発したい。帰りも18時以降は覚悟が必要。

河口湖周辺にはほうとうの名店も多い。「ほうとう不動」のかぼちゃほうとう(1,100円)は、太い麺に濃厚な味噌スープが絡んで、冷えた体が芯から温まる。春でも湖畔は涼しいので、ほうとうがちょうどいい。

6. 日光(華厳ノ滝・中禅寺湖)|スケールが桁違いの自然

アクセス:浅草から東武特急で約1時間50分/車なら約2.5時間

日光は東照宮が有名だけど、わたしたちは中禅寺湖と華厳ノ滝のほうが好き。

いろは坂を上って(運転はちょっとスリルがある。夫がカーブを数えていた)、中禅寺湖畔に出ると、空気がガラリと変わる。標高1,269mの湖は澄んでいて、男体山を背景にした風景は本当にきれい。

華厳ノ滝は、エレベーター(570円)で観瀑台まで下りると、落差97mの滝を間近に見られる。水量が多い春〜初夏は迫力がある。しぶきが飛んでくるので、カメラは注意。

ランチは中禅寺湖畔でゆば料理。日光はゆばの名産地で、「ゆば御膳」が2,000円〜3,000円くらい。わたしはゆば好きなので感動したけど、夫は「おいしいけど、もうちょっとガッツリ食べたい」と苦笑い。ゆばは上品すぎるらしい。

後悔は、東照宮をスルーしたこと。欲張って両方行こうとすると時間が足りないので、「自然コース」と「歴史コース」を別の日に分けるのが正解。

7. 銚子(犬吠埼)|日本一早い初日の出の街

アクセス:東京駅から高速バスで約2.5時間/車なら約2時間

関東の最東端、犬吠埼。ここは「日帰りの限界」くらいの距離だけど、行く価値はある。

犬吠埼灯台は参観200円で上まで登れる。99段の階段を上ると、360度の太平洋パノラマ。水平線が丸く見えて、「地球って丸いんだな」と当たり前のことに感動する。

灯台のすぐ下に広がる岩場は、白亜紀の地層が露出していて、1億年以上前の地球を歩いている気分。夫が「ジュラシック・パークみたい」と大げさなことを言っていたけど、地質好きにはたまらない場所だと思う。

銚子に来たら海鮮丼。銚子漁港の近くの食堂で、金目鯛の煮付けとイワシの刺身を頼んだ。銚子はイワシの水揚げ量が日本一で、鮮度が違う。ふたりで3,000円〜4,000円くらい。

気になった点は、アクセスの悪さ。電車だと乗り換えが多く、車でも2時間はかかる。でも、そのぶん観光客が少なくて、のんびりできるのは魅力。

8. 養老渓谷|千葉の奥にある別世界

アクセス:東京駅からアクアライン経由で車で約1.5時間

千葉にこんな渓谷があると知ったのは、つい最近のこと。

養老渓谷は房総半島の真ん中あたりにあって、粟又の滝(養老の滝)を中心にハイキングコースが整備されている。滝は落差30mで、横に長い「すべり台」のような形が珍しい。

渓谷沿いの遊歩道を1時間くらい歩いた。新緑の季節は木漏れ日がきれいで、都会の喧騒を忘れる。夫が「千葉にこんなところがあったのか」と3回くらい言っていた。同感。

帰りに日帰り温泉に寄るのもおすすめ。養老渓谷温泉は黒湯(黒褐色のお湯)が特徴で、肌がすべすべになる。800円〜1,200円くらい。

ただ、アクアラインの渋滞は覚悟が必要。特に帰り。日曜の夕方は2時間待ちもあり得る。早めに切り上げるか、平日に行くのがベスト。わたしたちは帰りの渋滞で2時間ロスして、ぐったりした。

9. 三島スカイウォーク|富士山を横目に空中散歩

アクセス:東京駅から新幹線で三島駅まで約50分+バス25分/車なら約1.5時間

日本一長い歩行者専用吊橋(全長400m)。入場1,100円。

橋の上から見る富士山と駿河湾の組み合わせがすごい。橋自体もほどよく揺れて、スリルもある。わたしは平気だったけど、高所がちょっと苦手な夫が「思ったより揺れる…」と手すりをしっかり握っていた。

橋を渡った先にはジップラインやセグウェイなどのアクティビティもある。ジップラインは往復2,200円で、谷の上を滑走する。これは夫のほうがノリノリだった。「さっきまでビビってたのに」と言ったら、「それとこれは別」と謎の持論を展開。

帰りに三島大社に寄るのもいい。源頼朝ゆかりの歴史ある神社で、境内の池にはカモがたくさんいる。三島駅前のうなぎ屋で昼食もおすすめ。三島のうなぎは地下水で泥抜きするのでクセがなくて食べやすい。2,500円〜4,000円くらい。

気になったのは、天気次第で富士山がまったく見えないこと。曇りの日は吊橋だけを楽しむ感じになる。わたしたちは2回目の訪問でようやく富士山を拝めた。天気予報をしっかり確認して、晴れの日を狙って行くのがいちばんのコツかもしれない。

10. 大谷資料館|地下に広がる異世界

アクセス:東京駅からJR宇都宮線で宇都宮駅まで約1時間50分+バス30分/車なら約2時間

栃木県宇都宮市の、大谷石の採掘場跡。地下30mに広がる空間は、まるで映画のセット。

入場800円。階段を下りると、ひんやりした空気と巨大な地下空間が待っている。天井の高さは最大60m。ライトアップされた石壁が幻想的で、実際にミュージックビデオや映画のロケにも使われている。

年間を通じて気温が8〜10℃なので、夏は涼しくて天国。逆に春でも寒いので、長袖は必須。わたしたちは「ちょっと寒いかも」レベルではなく「かなり寒い」だった。カーディガンを車に取りに戻った。

夫が「ここはドラクエの地下迷宮だ」と興奮していた(ゲーム好き)。写真がとにかく映える場所で、スマホでもかなりいい写真が撮れる。

宇都宮に来たら餃子もセットで。駅前の「みんみん」か「正嗣(まさし)」が定番。焼き餃子6個で230円〜300円。安くておいしくて、つい3皿くらい頼んでしまう。夫は5皿食べた。

ただ、大谷資料館はアクセスが車じゃないとちょっと不便。バスの本数が少ないので、時刻表は事前にチェックしたほうがいい。大谷資料館とセットで「大谷寺」の石仏も見る価値がある。岩壁に彫られた千手観音は日本最古の磨崖仏とされていて、迫力がある。入場500円。

日帰り絶景スポット10選:比較まとめ

スポット 所要時間(片道) 交通手段 混雑度(GW) 費用感(ふたり)
江ノ島 約1時間 電車◎ 車○ ★★★★★ 5,000円〜
三浦半島 約1.5時間 電車○ 車◎ ★★★ 5,000円〜
秩父 約1.5時間 電車◎ 車○ ★★★★ 4,000円〜
奥多摩 約2時間 電車○ 車◎ ★★★ 3,000円〜
河口湖 約1.5時間 バス◎ 車○ ★★★★★ 5,000円〜
日光 約2時間 電車◎ 車○ ★★★★ 6,000円〜
銚子 約2.5時間 車◎ バス○ ★★ 5,000円〜
養老渓谷 約1.5時間 車◎ ★★★ 4,000円〜
三島スカイウォーク 約1.5時間 新幹線◎ 車○ ★★★★ 6,000円〜
大谷資料館 約2時間 車◎ ★★★ 4,000円〜

日帰り旅のコツ:出発前にやっておくこと

渋滞予測をチェック

GWの日帰りは、行きと帰りの渋滞がいちばんのストレス。NEXCO東日本のサイトやGoogleマップで渋滞予測が出ているので、出発前に確認しておくと安心。

わたしたちの基本ルールは「朝7時前に出発、16時前に帰路につく」。これでピーク渋滞をだいぶ避けられる。

お弁当を持参するのもあり

人気スポットの周辺は、お昼時にレストランが混む。特に奥多摩や養老渓谷は飲食店自体が少ない。

わたしたちは途中のコンビニでおにぎりやサンドイッチを買って、景色のいい場所で食べることもある。公園のベンチでピクニック、という感じ。夫は「外で食べるおにぎりは3割増しでうまい」と力説している。これは同意。

帰りの温泉をセットにする

日帰り旅の仕上げに温泉を入れると、満足度がぐっと上がる。秩父、奥多摩、養老渓谷は日帰り温泉施設が点在しているので、帰りがけに寄りやすい。600円〜1,200円くらいで、疲れた体がほぐれる。

日帰りで気になったこと

良かったところ

  • 東京近郊にこんなに多様な絶景があるとは、正直思っていなかった
  • 日帰りなら荷物も少なくて気軽。思い立ったら行ける
  • どのスポットも昼食込みで5,000円〜8,000円くらいで楽しめる

気になったところ・後悔

  • GWの渋滞は本当にきつい。河口湖と養老渓谷の帰りで痛い目に遭った
  • 人気スポットほど朝早く動かないと混雑で楽しめない
  • 銚子と大谷資料館は車がないとアクセスが厳しい。電車派には不向きかも
  • 天気に左右される場所が多い。特に富士山系は曇ると魅力が半減する

まとめ:日帰りの距離に、まだ知らない絶景がある

10か所を振り返って思うのは、東京から片道2時間以内に、こんなにバリエーション豊かな絶景があるということ。海、山、渓谷、鍾乳洞、地下採掘場、富士山。飽きることがない。

日帰り旅のいいところは、失敗してもダメージが少ないこと。「天気がいまいちで微妙だったね」で済む。泊まりの旅行で天気にハズれると結構へこむけど、日帰りなら「来週リベンジしよう」でいい。この気軽さが最大の魅力だと思う。

わたしたちは「旅行=泊まりがけ」と思い込んでいた時期がある。でも、朝起きて「今日どこ行く?」で出発して、夜にはいつものベッドで寝られる日帰り旅は、想像以上に満足度が高い。しかもふたりの交通費と食事代を合わせても1万円以内で収まることが多い。

夫が「全部制覇したら次はどこ行く?」と聞いてきたので、「まだ全部行ってないでしょ」と返しておいた。秩父のわらじカツ丼、まだ食べてないし。次の週末、天気がよかったらリベンジに行こうと思っている。


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