新緑の関東で日帰り温泉|草津・塩原・四万をめぐる1日プラン【2026】

新緑の関東で日帰り温泉

※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。

結論から書きます。日帰りで行ける関東の温泉は、GWにこそ本気を出してくる。

人混みを避けて新緑を浴びたくて、わたしたちは草津・塩原・四万の三カ所を、別々の日にちで日帰りで回ってみました。どの温泉もそれぞれ顔が違って、最後に「どこがいちばんだった?」とふたりで話しても、なかなか答えが決まらない。それくらい、どれも良かったです。

この記事は、新緑の季節に日帰りで行ける関東の温泉を探しているふたりのために書いています。温泉の質、アクセス、新緑の美しさ、歩きやすさ、気になったところまで、実際に行ってみたからこそ言える話を全部まとめました。

こんなふたりにおすすめ:

  • GWは泊まらずに、日帰りで新緑と温泉を楽しみたい
  • 混雑するリゾートより、ゆっくり湯船に浸かりたい
  • 東京から車でサクッと行ける温泉を探している
目次

なぜGWの日帰り温泉がちょうどいいのか

わたしたちは毎年GWになると、どこに行くかでちょっとした議論になります。遠出するには混むし、泊まるには予算が跳ね上がるし、かといって家にいても落ち着かない。そんな中、去年あたりから夫婦で定着してきたのが「日帰りで新緑と温泉を同時に楽しむ」プランです。

関東近郊の温泉地は、5月の新緑が本当にきれいです。山の中腹に薄緑色のグラデーションが広がって、湯船に浸かりながらそれを眺められる場所が意外とたくさんある。泊まらないからこそ、帰り道の運転も気楽だし、翌日にちゃんと仕事モードに戻れる。これがGW中日のふたり旅にはちょうどいいんです。

今回紹介するのは、どれも東京から日帰り圏内の三カ所です。草津、塩原、四万。どれも名前は有名ですが、日帰りプランとなると意外と情報が少なくて、わたしたちも最初は「本当に日帰りで行けるの?」と半信半疑でした。結果から言うと、全部行けました。ただし、それぞれにコツがあります。

草津温泉 日帰りプラン:三湯めぐりという小さな冒険

まず最初に行ったのが草津です。東京から車で約3時間、関越道と国道を乗り継いで、朝7時に自宅を出発。到着したのは10時半頃でした。

草津の日帰りプランで、わたしたちが絶対に外せないと思っているのが「ちょいな三湯めぐり手形」です。これがあるだけで、草津の一日がまるっと変わる。

ちょいな三湯めぐり手形:2,100円で3つの湯に浸かる

手形の料金は大人2,100円、子ども1,050円。3つの施設(大滝乃湯・御座之湯・西の河原露天風呂)をぜんぶ通常料金で入ると2,900円かかるので、800円お得になります。しかもこの手形、有効期限がないんです。今回使い切れなくても、次に草津に来たときに残りを使えるのがありがたい。

販売場所は3施設それぞれの窓口。わたしたちは最初に入る予定だった御座之湯のカウンターで購入しました。かわいい手形を渡してもらって、これから3つの湯を回るんだ、という小さなワクワク感。夫がめずらしく「子どものスタンプラリーみたいだな」と笑っていました。

1湯目:御座之湯で湯畑の時間を味わう

湯畑のすぐ目の前にある御座之湯。ここは江戸〜明治の建物を木造で再現した日帰り温泉で、外観からしてすでに草津の顔でした。杉板の「とんとん葺き」の屋根、漆喰の壁。わたしは「写真で見るより渋い」と思わずつぶやいてしまった。

中に入ると、浴室は「木之湯」と「石之湯」の2種類があって、男女で入れ替え制。わたしが入ったのは木の香りがふわっとする木之湯で、夫は石之湯のほうでした。後で合流したとき、夫が「石のほうは湯がずっしり重く感じた」と言っていて、同じ草津でも浴室の質感でこんなに印象が変わるんだな、と思いました。

御座之湯では湯畑源泉と万代鉱源泉の2つのお湯を楽しめます。湯畑源泉はまろやかで、肌にじんわり染み込む感じ。湯に浸かりながら「ここ、朝いちばんに来てよかったね」とふたりで小さく言葉を交わしました。営業は4/1〜11/30は7:00〜21:00、単独料金は大人900円/子ども450円。湯畑観光とセットで行けるのが、この施設の最大の魅力だと思います。

湯畑でひとやすみ:硫黄の香りと石柵の感触

御座之湯を出た後、すぐ目の前にある湯畑を歩きました。毎分4,000リットルもの温泉が湧き出しているというその光景は、写真では伝わらない迫力があります。湯気がもくもく立ちのぼって、硫黄の香りが鼻をくすぐる。石柵に手を置くと、じんわり温かい。

夫が「ここ、夜はライトアップされるんだよな」と言いながらスマホで写真を撮っていました。わたしたちは日帰りだから夜は見られないけれど、昼間の湯畑も十分にフォトジェニック。石畳と瓦敷きの遊歩道を一周して、お土産屋さんを少しだけ覗いて、次の湯へ向かいました。

2湯目:西の河原露天風呂で新緑の中に沈む

湯畑から西の河原露天風呂までは、徒歩約15分。西の河原公園の最奥にあるので、温泉街からゆるやかな坂を上がっていきます。この道のりが、実はすでにプチハイキングで、新緑の中を歩く散歩タイムになっていました。

たどり着いた西の河原露天風呂の第一印象は、とにかく「広い」。総面積約500㎡という巨大な露天風呂で、内湯はありません。つまり、入った瞬間から空と木々しか見えない。営業は4/1〜11/30は7:00〜20:00、単独料金は大人800円/子ども400円です。

脱衣所から出て、お湯に足を入れた瞬間、わたしは思わず「わー」と声を出してしまった。目の前に広がる新緑、湯から立ちのぼる白い蒸気、そして頭上に抜ける青空。湯船の縁に座って、ぼーっと木々を眺めるだけで、時間が溶けていきます。

夫は「これ、泊まりで来たらもっと長居できるのにな」と少し残念そう。わたしも同じ気持ちでした。でも逆に言えば、日帰りでこのスケールの露天風呂に入れるというだけで、大満足でした。

3湯目:大滝乃湯で「合わせ湯」の儀式

最後に向かったのが大滝乃湯です。ここの名物は、草津独特の入浴法「合わせ湯」。源泉温度の違う浴槽が段階的に並んでいて、低温の湯から順に浸かっていきます。これがまた、面白い体験でした。

単独料金は大人1,200円/子ども600円、営業時間は9:00〜21:00(最終入館20:00)。露天風呂、サウナ、水風呂も完備で、3湯の中でいちばん施設が充実しています。

合わせ湯は低温の湯から入って徐々に温度を上げていくスタイル。わたしは「ぬるいほうが好きだから、最初は天国」と言いながらのんびり浸かっていたら、夫はどんどん熱い湯に挑戦していて、最後は真っ赤な顔で出てきました。「合わせ湯、舐めてた」と反省していて、ちょっと笑えた瞬間です。

3湯目ともなると正直ちょっと疲れてきますが、最後の合わせ湯でクールダウン用に水風呂も使えるので、湯疲れ対策はバッチリ。大滝乃湯の休憩スペースで少し休んで、手形を持って窓口に行くと、「三湯めぐり名人 完湯認定証」のポストカードをもらえました。

夫とふたりで顔を見合わせて「なんか、達成感あるね」と笑ってしまった瞬間。小さなご褒美だけど、この認定証、今も冷蔵庫に貼ってあります。

草津の気候注意:5月でもコートが必要

ひとつ大事なこと。草津は標高約1,200mの高地にあるので、5月の平均気温は11.1℃くらい。都心と比べると10℃近く低いんです。わたしたちは「GWだから春服でいっか」と軽装で行ったら、朝と夕方はかなり寒くて、夫が駐車場で震えていました。

薄手のコートか、しっかりめのカーディガンが必須です。新緑の時期は5月中旬以降の方がきれいなので、少し遅めの日程を狙うのもあり。

塩原温泉 日帰りプラン:あかつきの湯と渓谷散策

2つ目に行ったのが塩原温泉郷です。東京から車で約2.5時間と、今回の3カ所の中ではいちばんアクセスが良い。東北道を使えば、午前出発で昼前には到着できます。

塩原は「温泉郷」という名前の通り、渓谷沿いにたくさんの温泉地が点在しているエリア。ただ、わたしたちが調べた限り、塩原温泉街の中心部には単独で日帰り入浴できる施設が思ったより少ないのが正直なところ。そこで、日帰りのメインに選んだのが「塩原 あかつきの湯」でした。

塩原 あかつきの湯:黄金色の美肌の湯

あかつきの湯は、那須塩原市関谷というエリアにある日帰り温泉施設です。塩原温泉街の中心からは少し離れますが、そのぶん落ち着いてゆったり過ごせるのが魅力。

料金は平日大人800円/土日祝1,000円、営業時間は10:00〜22:00(第3水曜休)。泉質はアルカリ性単純温泉でpH9.2、源泉温度68.4℃。いわゆる「美肌の湯」と呼ばれるお湯です。

入った瞬間、湯の色に驚きました。黄金色とまではいかないけれど、ほんのり色がついていて、光の加減で金色に見える瞬間がある。触った感触はとろっとしていて、ぬるぬるした感じがはっきりわかる。わたしは肌に手を滑らせて「これ、本当に肌に吸いつく」と夫に言ったら、夫も「俺の肌もつるつるになってる気がする」とめずらしくテンションが上がっていました。

施設はサウナ、水風呂(16〜17℃)、温泉プール、レストランまで完備。あかつきの湯だけで半日くらい過ごせます。わたしたちはお湯→サウナ→水風呂を2セット回して、レストランで軽くお昼を食べてから、午後は渓谷散策に繰り出しました。

もみじ谷大吊橋で新緑の谷を渡る

あかつきの湯から車で移動して、塩原ダム湖に架かる「もみじ谷大吊橋」へ。全長320m、本州最大級の無補剛桁歩道吊橋という、なかなかの迫力の吊橋です。営業は4/1〜10/31は8:30〜18:00。

吊橋の入口に立った瞬間、夫が少し後ずさりしました。高所恐怖症ではないけれど、風でゆらっと揺れるのが気になるらしい。わたしは「行こうよ」と手を引いて歩き出したら、後ろから小さく「うん」と返事が聞こえました。

橋の上から見える渓谷の新緑は、圧巻でした。ダム湖の青と、両岸の薄緑色のグラデーションが一気に広がって、視界いっぱいに新緑が飛び込んでくる。橋の真ん中あたりで立ち止まって、しばらくふたりで景色を眺めていました。夫も途中から落ち着いたみたいで、「これはすごいな」と一言。

回顧の吊り橋と塩原渓谷歩道

もみじ谷大吊橋の次に向かったのが、塩原渓谷歩道の起点にある「回顧(みかえり)の吊り橋」。1987年完成、全長100m、高さ30mの吊橋で、渡ってすぐに「回顧の滝」の観瀑台があります。

橋を渡って観瀑台に立った瞬間、新緑の木々の向こうに水しぶきを上げる滝が見えました。滝壺までは少し距離があるけど、木々の隙間から覗く感じが逆に風情があって良かったです。

塩原渓谷歩道は箒川沿いに全長12kmの散策路。全部歩くとかなりの距離ですが、短いコースなら40分くらいで歩けます。春はツツジも咲いていて、新緑と花の両方を楽しめる贅沢な道でした。

ただ、ひとつ気になったのは、歩道が想像以上にアップダウンがあって、部分的に岩場もあること。わたしはペタンコのスニーカーで正解でしたが、もしサンダルで来ていたら間違いなく後悔していた。ここは歩きやすい靴必須です。

湯っ歩の里の足湯で締めくくり

散策で少し疲れたので、塩原温泉街まで戻って「湯っ歩の里」で足湯に浸かりました。全長60mの日本最大級の足湯で、料金は大人300円/小中学生200円。日帰り入浴ではなく足湯ですが、散策後のクールダウンにはぴったりでした。

ベンチに座って足を湯に入れた瞬間、歩き疲れた脚からじわっと疲労が抜けていく感覚。夫が「今日は歩いたなぁ」とつぶやいて、わたしも「うん、歩いた」と返す。こういう、何もない会話が旅の記憶として残っていくんですよね。

四万温泉 日帰りプラン:積善館・元禄の湯と奥四万湖

3カ所目が四万温泉です。東京から車で約2時間と、3カ所の中ではいちばん近い。ただし、四万温泉の最奥にある奥四万湖まで足を伸ばすとなると、日帰りでも意外と忙しい一日になります。

四万温泉のハイライトはふたつ。ひとつは「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルと言われる老舗旅館「積善館」の日帰り入浴。もうひとつが「四万ブルー」と呼ばれるコバルトブルーの湖、奥四万湖です。

積善館・元禄の湯に浸かる

まずは積善館へ。ここは1691年創業の日本最古の木造湯宿建築と言われる老舗で、その重厚な外観が「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとされています(ジブリが公式に明言したわけではない、あくまで通説です)。

駐車場の注意点がひとつ。積善館本館の駐車場は宿泊者専用なので、日帰り利用者は少し手前の「桐の木平駐車場」に停めます。こちらは無料で、積善館まで徒歩5分。わたしたちはその道のりを、周囲の温泉街の雰囲気を味わいながら歩きました。

日帰り入浴料金は大人1,500円、子ども1,100円(タオル・歯ブラシ付)。営業時間は10:00〜17:30(最終受付17:00)。公式サイトはこちらで確認できます。

そしてここで大事なポイントが、日帰り入浴で利用できるのは「元禄の湯」だけということ。杜の湯や山荘の湯など、積善館にはいくつかのお風呂がありますが、日帰りで入れるのは元禄の湯のみ。これは事前に知っておかないと少しがっかりするかもしれません。

ただ、その元禄の湯が本当に良かった。大正ロマン香る石造りの浴室に、5つの石造りの浴槽が並ぶ光景は、まるで映画のセットの中に入り込んだような感覚でした。天井が高くて、アーチ型の窓から差し込む光が湯面でゆらゆら揺れる。わたしは湯に浸かりながら、つい「ここ、本当にタイムスリップしたみたい」と夫に言ってしまった。

夫は「元禄の湯、思ってたより広くないけど、雰囲気で全部持っていかれたな」とぽつり。確かに、浴槽のサイズだけを見ると大きくはないんです。でも、空間の雰囲気がすべてを補ってくる。

奥四万湖の「四万ブルー」という衝撃

積善館を出た後、そのまま車で奥四万湖へ向かいました。積善館からさらに国道353号を北上すると、10分ほどで到着します。

奥四万湖は四万川ダムによってできた周囲4kmのダム湖。四万温泉の最奥にあって、無料駐車場が完備されています。湖を一周する周遊道路があって、車でぐるっと回ることもできます。

駐車場から湖を見下ろせるスポットまで歩いて、カーブを曲がった瞬間。わたしは息を呑みました。湖が青すぎる。コバルトブルーという言葉ではたりない、もっと深くて透き通った青。夫も隣で「ちょっと待って、これマジで青いな」と声に出して言っていました。

「四万ブルー」という名前は聞いたことがあったけれど、想像していた3倍くらい青かったです。光の角度とか、水の透明度とか、いくつかの条件が重なって、この独特の青が生まれるらしい。新緑の時期の奥四万湖は、湖の青と周囲の薄緑色のコントラストがピークになる時期。ベストシーズンは4月下旬〜5月末、よく晴れた10時〜14時頃がいちばんきれいだそうです。

わたしたちはちょうど昼過ぎに到着したので、光の加減が良かったのか、湖面がきらきら光っていて、時間を忘れてシャッターを切り続けてしまいました。GWの日帰りで、こんなに心が動く景色に出会えるとは思っていなかった。これは本当に、行ってよかった。

日向見薬師堂にも立ち寄って

奥四万湖から温泉街に戻る途中、「日向見薬師堂」にも立ち寄りました。四万温泉最古の建造物で、国指定重要文化財。温泉街の最奥、積善館のさらに先にある歴史あるお堂です。

境内は静かで、観光客もほとんどいなくて、木々に囲まれた小さな空間。ここで少しだけ手を合わせて、今日の温泉旅のお礼をしてきました。旅の締めくくりとして、こういう場所で静かに立ち止まる時間が、わたしたちは好きです。

3つの温泉地を比較:どこに行くかの決め方

草津、塩原、四万。ひと通り回ってみて、それぞれのキャラクターがはっきり見えてきました。迷っているふたりのために、比較表にまとめます。

アクセス比較(東京から車)

温泉地 所要時間 日帰り現実性
草津温泉 約3時間 ◎(三湯めぐり可能)
塩原温泉 約2.5時間 ◎(最もアクセス良好)
四万温泉 約2時間 ○(奥四万湖まで行くと忙しい)

泉質比較

温泉地 泉質 肌への感触
草津 酸性泉(pH2前後の強酸性) ピリッと効く、湯治感
塩原 アルカリ性単純温泉(pH9.2) とろっと美肌の湯
四万 ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物温泉 しっとり、湯上がり後ぽかぽか

タイプ別おすすめ

  • 温泉を「とにかく濃く味わいたい」派 → 草津
    三湯めぐりで湯のキャラクターの違いを一日で体験できる。温泉好きにはたまらない一日になります。
  • 「散策と温泉」のバランス派 → 塩原
    もみじ谷大吊橋や渓谷歩道で新緑の中を歩いて、最後にあかつきの湯で疲れを流す。アクティブ派のふたりにおすすめ。
  • 「雰囲気と景色」に癒されたい派 → 四万
    積善館の元禄の湯で大正ロマンに浸って、奥四万湖の青に心を奪われる。フォトジェニックな一日を求めるふたりに。

わたしたち夫婦の場合は、正直どれも捨てがたくて、結局「順番に全部行こう」という結論になりました。GW中に日帰り三連発もできなくはないけれど、移動距離を考えると週末を分けて行くのが現実的だと思います。

日帰り温泉の持ち物と注意点

今回の3カ所を回ってみて、「これは持っていってよかった」「これがないと困った」というものをまとめておきます。

持っていくと快適なもの

  • 薄手のコート or カーディガン:特に草津。標高1,200mは本気で寒いです。
  • 歩きやすいスニーカー:塩原の渓谷歩道、四万の奥四万湖周辺、草津の湯畑〜西の河原は坂道多め。
  • フェイスタオル多め:三湯めぐりをするなら最低2枚は欲しい。積善館はタオル付きですが、ほかは別売りが多い。
  • 保湿クリーム:草津の酸性泉は本当にピリッと効くので、湯上がりのケアは必須。
  • ペットボトルの水:湯あたり・脱水対策。三湯めぐりは特に注意。
  • 日焼け止め:新緑の下でも日差しは強い。わたしは塩原で焼けました。

現地で気をつけたいこと

  • 駐車場の時間制限:草津の湯畑周辺の駐車場は時間制で、のんびりしすぎると追加料金が発生します。三湯めぐりをするなら、少し離れた無料駐車場を使うのも手。
  • 四万の駐車場問題:積善館の日帰り利用は「桐の木平駐車場(無料)」。本館駐車場は宿泊者専用なので、間違えないように。
  • 塩原渓谷歩道の靴:岩場・段差あり。ヒール・サンダル不可。
  • 温泉後の運転:日帰りだと帰り道の運転が待っています。湯上がりの眠気対策に、コーヒーと休憩はしっかり。

気になったところ(正直な話)

全部が完璧だったかと言われると、もちろんそうではないです。SOUL.md的にもここはきちんと書いておきたい。

草津:三湯全部回ると、わりと疲れる

ちょいな三湯めぐり手形、お得で楽しいのは間違いないんですが、1日で3つ全部回るのは温泉好きじゃないと正直多いかもしれません。特に3湯目ともなると、湯あたり気味になって、お湯の感動が鈍ってくる。わたしたちは休憩を挟みながら回ったのでなんとか完湯できましたが、温泉にあまり慣れていないふたりなら、2湯でもいいくらいだと思います。

あともう一点、湯畑周辺は平日でも意外と混んでいました。GWの中日はもっと混みそう。早朝の到着か、夕方の時間帯を狙うのがおすすめです。

塩原:中心街に単独日帰り施設が少ない

塩原温泉郷の中心街(古町や門前エリア)で、単独で日帰り入浴できる施設は思ったより少なくて、ちょっと拍子抜けしました。中心街の日帰り入浴はほとんどが宿の日帰りプラン経由。わたしたちがメインにしたあかつきの湯は、那須塩原市の関谷エリアで、塩原温泉街の中心からは少し車で戻ることになります。

塩原渓谷歩道も、気軽なお散歩と思ってたら意外と歩きます。スニーカー推奨、というか必須です。

四万:日帰り入浴は元禄の湯のみ

積善館の日帰り入浴は「元禄の湯」のみ。ジブリっぽい外観で有名な本館中心部の浴場には入れないので、そこはちょっと物足りないと感じる人もいるかもしれません。外観を楽しんで、元禄の湯で歴史を味わう、という割り切りが必要です。

あと、桐の木平駐車場から積善館まで徒歩5分というのも、雨の日はちょっと面倒。わたしたちが行った日は晴れていたので散歩気分で楽しめましたが、天気によっては少し大変だと思います。

そして奥四万湖は四万温泉街からさらに奥。山道を運転するので、運転が苦手なふたりはちょっと神経を使うかもしれません。カーブも多めで、すれ違いが難しい区間もありました。

基本情報まとめ

草津温泉・ちょいな三湯めぐり手形

料金 大人2,100円/子ども1,050円(通常2,900円から800円お得)
対象施設 大滝乃湯・御座之湯・西の河原露天風呂
有効期限 なし
特典 3施設完遂で「三湯めぐり名人 完湯認定証」
販売場所 3施設の各窓口

塩原 あかつきの湯

住所 栃木県那須塩原市関谷1689-1
料金 平日大人800円/土日祝1,000円
営業時間 10:00〜22:00(第3水曜休)
泉質 アルカリ性単純温泉(pH9.2)
設備 サウナ・水風呂(16〜17℃)・温泉プール・レストラン

四万温泉・積善館(日帰り入浴)

住所 群馬県吾妻郡中之条町四万4236
料金 大人1,500円/子ども1,100円(タオル・歯ブラシ付)
営業時間 10:00〜17:30(最終受付17:00)
入浴可能 元禄の湯のみ(杜の湯・山荘の湯は日帰り不可)
駐車場 日帰り利用者は桐の木平駐車場(無料、徒歩5分)
公式 積善館 日帰り入浴ページ

予約・体験の参考リンク

3カ所とも日帰り温泉メインなので、基本的には予約不要でふらっと立ち寄れます。ただ、周辺の体験や、もし「やっぱり泊まりたくなった」ときのために、わたしたちが比較に使ったサイトをまとめておきます。

  • 草津・四万・塩原周辺の体験アクティビティはじゃらん遊び・体験で探せます。わたしたちはここで日帰り温泉のクーポンをチェックしました。
  • 温泉地周辺の観光情報は楽天トラベル観光で比較。周辺の散策スポットや体験プランが一覧で見られます。
  • 積善館の日帰り入浴は予約不要ですが、詳細は積善館 公式日帰りページで確認できます。

泊まるならこちら

日帰りで十分満足したけれど、もし「次はゆっくり泊まりたい」となったときのために、わたしたちがよく使う予約サイトも置いておきます。

  • 一休.com:草津・四万の老舗旅館が揃っています。特別プランがあることも。
  • じゃらん:塩原温泉郷の宿の種類が豊富。GWでも空きが出やすいです。
  • 楽天トラベル:ポイント派のふたりに。3温泉地とも網羅されています。

予約サイトによって特典が違うので、わたしたちは毎回3サイトで比較してから決めています。

まとめ:新緑と温泉、日帰りでここまで満たされるとは

GW中日の1日、温泉で新緑を浴びる。正直、計画を立てた時点では「日帰りで満足できるかな?」と少し不安でした。でも、行ってみたら結論は逆。日帰りだからこそ得られる満足感が、ちゃんとありました。

草津の三湯めぐりは、湯のキャラクターの違いを一気に味わえる贅沢な体験。塩原は渓谷散策と美肌の湯で、歩く旅と温泉のバランスが最高。四万は積善館の大正ロマンと奥四万湖の青で、心が動かされる景色に出会えました。

帰りの車の中で、ふたりで「今日どこがいちばん良かった?」と話すのがわたしたちの定番です。今回はそれぞれが違う答えを出してしまって、しばらく議論になりました。わたしは四万の奥四万湖の青が忘れられない派。夫は草津の三湯めぐりの達成感派。塩原は「また秋にもみじの時期に来たいな」とふたりの意見が一致しました。

また行くか?と聞かれたら、迷わず全部「はい」です。しかも、次はそれぞれを1泊2日でじっくり味わいたい。日帰りで魅力の輪郭がわかったからこそ、泊まりでの時間がもっと楽しみになる。そういう旅でした。

日帰り温泉のいいところは、荷物が軽いこと、そしてお金のハードルが低いことだと思います。わたしたちの場合、3温泉地とも高速代とガソリン代を込みでも、ふたりで1万円台の後半に収まりました。これが1泊2日になると、宿代だけで3万円以上に跳ね上がることを考えると、「日帰り温泉=気軽な贅沢」という感覚がしっくりきます。しかも、疲れすぎないから帰ってきた翌日の朝、いつも通りの元気で目覚められる。これは意外と大きいメリットだなと、出かけるたびに思います。

そしてもうひとつ、3つの温泉地を立て続けに回ってみて気づいたのは、「同じ関東でも、温泉地ごとに時間の流れ方が違う」ということでした。草津は賑わいのなかで湯を楽しむ観光型、塩原は渓谷の緑に包まれる自然型、四万は静寂の中でレトロな時間を味わう隠れ家型。どれも正解だし、どれも味わい方が全然違う。わたしたちは年に数回、こういう「時間の流れ」を変えるための短い旅を仕込むようにしていて、そのたびに夫婦の会話の量がちゃんと増えるんです。温泉のお湯そのものより、その土地にいる時間の質を選んでいるのかもしれません。

GW、遠出する予定がまだ決まっていないふたりがいたら、日帰り温泉を選択肢に入れてみてほしい。新緑の季節は5月中旬以降がいちばんきれいなので、連休明けの週末にずらすのも良いと思います。

それでは、良い温泉旅を。わたしたちは次はどこへ行こうか、もう次の計画を立て始めています。

— ここまで読んでくれてありがとう —

旅の予約は一休.comじゃらん楽天トラベルJTBのどれかを見比べて決めています。
同じ宿でもサイトによって特典がちがうので、見比べる5分が結局いちばん早い近道です。

日帰りでも、ちゃんとした温泉時間がありますように
Saion

新緑の関東で日帰り温泉

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