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箱根は「何度行っても飽きない」がいちばんの褒め言葉
一言で言うと、箱根は「大人が本気でくつろげる温泉地」だった。
東京から90分。近いから気軽に行けるのに、着いた瞬間から空気が変わる。山の匂い、硫黄のかすかな香り、箱根湯本駅を出た瞬間のあの「旅が始まった」感。何度訪れても、あの瞬間だけはワクワクする。
今回は、わたしたちが何度も箱根に通ってたどりついた「大人の1泊2日モデルコース」をまとめました。温泉、アート、絶景、グルメ——箱根の魅力をぎゅっと詰め込んだプランです。
こんなふたりにおすすめ:
- 東京から近場で、でもしっかり非日常を味わいたい
- 温泉もいいけど、アートや景色も楽しみたい
- 宿でゴロゴロするだけじゃなく、街も歩きたい
箱根の5つのエリアを知っておこう
箱根って、ひとくちに「箱根」と言っても意外と広い。エリアごとに雰囲気がぜんぜん違うから、行く前にざっくり把握しておくと計画が立てやすい。
| エリア | 特徴 | こんな人向き |
|---|---|---|
| 箱根湯本 | 箱根の玄関口。日帰り温泉や食べ歩きが充実 | 初めての箱根、日帰り派 |
| 宮ノ下・塔ノ沢 | 歴史ある老舗旅館が多い。落ち着いた雰囲気 | 静かに過ごしたいふたり |
| 強羅 | 美術館とアートの街。ケーブルカーの拠点 | アート好き、温泉+文化派 |
| 仙石原 | 高原の開放感。すすき野原とミュージアム | 自然もアートも両方楽しみたい |
| 芦ノ湖 | 湖と富士山のビュー。海賊船や神社 | 絶景重視、写真好き |
わたしたちのおすすめは、強羅を拠点にすること。美術館にも行けるし、ケーブルカーで芦ノ湖にも足を伸ばせる。夫は「強羅が箱根のいちばんおいしいところ」だと言っていて、わたしも同感。
1日目:アートと温泉を楽しむ
10:00 ── 新宿からロマンスカーで出発
箱根旅はロマンスカーから始まる。新宿から箱根湯本まで約85分。車窓の景色が都会から山に変わっていく過程が、もう旅の一部。
夫は毎回、展望席を取ろうとするけど、人気すぎてなかなか取れない。でも普通の指定席でも十分快適。車内販売のコーヒーを飲みながら、箱根のガイドブックをめくる時間が好き。
10:30 ── 箱根湯本を散策
箱根湯本駅を出ると、すぐに温泉街の風情。商店街を歩いて、箱根まんじゅうを買い食い。夫は練り物のお店に吸い込まれていって、出てきたときには揚げかまぼこを頬張っていた。
ここではあまり長居せず、さくっと雰囲気を味わう程度がいい。本番は強羅から。
11:30 ── 登山電車で強羅へ
箱根湯本から強羅までは登山電車で約40分。途中のスイッチバック(電車が進行方向を変えて登っていく)は何度乗ってもたのしい。窓から見える渓谷の緑が美しくて、夫と「ここ住めそうだよね」と冗談を言い合った。
6月にはこの沿線にあじさいが咲き乱れて、それだけのために箱根に来る価値がある。
12:00 ── 強羅でランチ「田むら 銀かつ亭」
強羅に着いたら、まずは腹ごしらえ。「田むら 銀かつ亭」の豆腐かつ煮は、箱根グルメの定番。ふわふわの豆腐をかつに仕立てた一品で、想像以上にボリュームがある。
夫は「豆腐かつ煮って軽そうだなと思ったけど、しっかりおなかいっぱいになる」と満足げだった。人気店だから、12時前に入るのがおすすめ。
13:30 ── ポーラ美術館でアートに浸る
強羅からバスで約15分。森の中にたたずむポーラ美術館は、わたしたちの箱根旅の定番コース。モネ、ルノワール、セザンヌ。西洋絵画の名作を、こんな静かな環境で見られる贅沢。
美術館の周りには遊歩道があって、ブナの森をゆっくり歩ける。夫はこの遊歩道が特に気に入っていて、「絵を見たあとに森を歩くと、感性が研ぎ澄まされる気がする」と真面目な顔で言っていた。なにを言っているんだとは思ったけど、たしかに気持ちいい。
入館料:1,800円(箱根フリーパスで割引あり)
15:30 ── 宿にチェックイン
美術館を2時間ほど楽しんだら、宿へ。チェックインしたら、まずはお部屋でひと息。荷物を置いて浴衣に着替えたら、さっそく温泉へ。
16:00 ── 客室露天風呂(または大浴場)へ
宿についたら、まず温泉。これがわたしたちの箱根ルーティン。
客室露天風呂がある宿なら、チェックインして荷物を解いたらすぐにお湯へ。夕食前のこの時間が、いちばんゆっくりできる。窓の外が少しずつ暗くなっていくのを湯船から眺める時間は、ほんとうに贅沢。
18:30 ── 懐石ディナー
箱根の宿の夕食は、どこも力が入っている。季節の食材を使った懐石は、一品ずつ運ばれてくるたびに「わあ」となる。
個人的にいちばん好きなのは、先付けと焼き物。夫は刺身と日本酒の組み合わせに目がなくて、「旅館の日本酒は特別においしく感じる」と毎回言っている。気のせいだと思うけど、否定はしない。
20:30 ── 夜の露天風呂で星空を
夕食のあと、少し休んでからもう一度温泉へ。箱根の夜は星がきれい。露天風呂から空を見上げると、都会では見えない星が広がっている。
夫と並んでお湯に浸かりながら、とりとめのない話をする。あるいは何も話さない。この時間が、箱根旅行のハイライトだと思う。
2日目:芦ノ湖と絶景をめぐる
8:00 ── 朝食を味わう
箱根の宿の朝食は、夕食に負けないくらいおいしい。焼き魚、だし巻き卵、お味噌汁。シンプルだけど、丁寧に作られた和朝食で目が覚める。
夫は朝食のとき「旅館の朝ごはん、毎日食べたい」と言う。毎回言う。
9:30 ── ロープウェイで大涌谷へ
強羅からケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、大涌谷へ。地面からもくもくと噴煙が立ち上る景色は迫力満点。硫黄の匂いが強烈で、「ここは地球の内側を見ている感じがする」と夫が言っていた。
名物の黒たまごは、食べると7年寿命が延びるという言い伝え。科学的根拠はゼロだけど、雰囲気に乗せられて毎回買ってしまう。わたしたちはもう寿命が21年くらい延びている計算になる。
11:00 ── ロープウェイで芦ノ湖へ
大涌谷からロープウェイで桃源台へ降りて、芦ノ湖のほとりへ。天気がよければ、湖の向こうに富士山が見える。この景色が見えた瞬間の感動は、何度来ても変わらない。
11:30 ── 海賊船で芦ノ湖クルーズ
箱根の海賊船、見た目はちょっとテーマパークっぽいけど、乗ってみると意外と気持ちいい。約30分の湖上クルーズで、箱根の山々と湖面の景色をのんびり楽しめる。
夫は甲板に出て風を浴びるのが好き。わたしは船内のベンチでゆったり座る派。この辺りのちがいも、ふたり旅のたのしさだと思う。
12:30 ── 箱根神社で参拝
元箱根港で下船したら、箱根神社へ。湖畔に建つ平和の鳥居は、写真映えスポットとして有名。朝早い時間だと空いているけど、お昼前後は行列ができることも。
わたしたちはふたりでおみくじを引くのがお決まり。夫が大吉を引いた日は、1日中ドヤ顔していた。
13:30 ── 湖畔でランチ
芦ノ湖周辺にはカフェやレストランがいくつかある。湖を眺めながらのランチは、旅の最後を締めくくるにぴったり。
15:00 ── 箱根湯本へ戻り、ロマンスカーで帰路
芦ノ湖からバスで箱根湯本へ。帰りのロマンスカーまで時間があれば、箱根湯本の日帰り温泉で最後のひと風呂を楽しむのもいい。
箱根のおすすめ宿 5選
わたしたちが泊まった中から、「また来たい」と思えた宿を厳選しました。
| 宿名 | エリア | 料金目安 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 箱根花壇 | 強羅 | 60,000円〜 | 全室客室露天風呂つき。お湯の質が抜群にいい |
| 箱根翠松園 | 小涌谷 | 50,000円〜 | 元は三井家の別荘。歴史ある建物と温泉が融合 |
| 富士屋ホテル | 宮ノ下 | 35,000円〜 | 1878年創業のクラシックホテル。建物自体がアート |
| 箱根翡翠 | 仙石原 | 40,000円〜 | 全室スイート。静かな仙石原で大人のくつろぎ |
| 星野リゾート 界 箱根 | 湯本 | 30,000円〜 | 寄木細工の手作り体験ができる。温泉デビューにも |
個人的なおすすめは、初めてなら「界 箱根」、ご褒美旅なら「箱根花壇」。夫は富士屋ホテルのクラシックな雰囲気が好きらしく、「次は富士屋ホテルのカレーを食べに行きたい」と言っている。
箱根の美術館ガイド
箱根はアートの宝庫。温泉だけじゃなく、美術館めぐりも箱根の大きな魅力。
| 美術館 | 入館料 | 見どころ |
|---|---|---|
| ポーラ美術館 | 1,800円 | モネ、ルノワールなど印象派コレクション。森の遊歩道も |
| 彫刻の森美術館 | 1,600円 | 屋外展示とピカソ館。足湯もある |
| 岡田美術館 | 2,800円 | 東洋美術の名品。足湯カフェが最高 |
| ラリック美術館 | 1,500円 | ルネ・ラリックのガラス工芸。カフェも素敵 |
全部まわろうとすると1日じゃ足りない。わたしたちは1回の旅で1〜2館に絞るようにしている。夫はポーラ美術館推し、わたしは彫刻の森が好き。意見が合わないときは、じゃんけんで決める。
箱根フリーパスは買うべき?
結論から言うと、1泊2日なら買ったほうがいい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 大人6,100円(新宿発・2日間有効) |
| 乗り放題の範囲 | 登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船、バスなど |
| 注意点 | ロマンスカーの特急券は別途必要 |
| 割引 | 美術館や温泉施設の入館料割引あり |
フリーパスなしだと、個別に乗車券を買うだけで10,000円を超える。元が取れるどころか、かなりお得。わたしたちは箱根に行くときは必ず買っている。
購入は新宿駅の小田急窓口か、箱根湯本駅で。
よかったところ
- 温泉・アート・絶景・グルメが全部ある。1泊2日で飽きることがない
- 東京から90分のアクセスの良さ。金曜の夜に「明日行く?」ができる距離
- 宿の選択肢が幅広い。3万円台からハイエンドまで、予算に合わせて選べる
- 箱根フリーパスが優秀。交通費を気にせず、自由に動ける
- 季節ごとに違う表情がある。紅葉、あじさい、雪景色——何度行っても新しい発見がある
気になったところ
- 紅葉シーズンの渋滞がひどい。11月の週末は道路がかなり混む。公共交通機関で行くのが無難
- ロープウェイの混雑。特に大涌谷周辺は、待ち時間が30分以上になることも。朝早めの行動がおすすめ
- 芦ノ湖周辺の飲食店が少ない。ランチの選択肢があまり多くないから、事前に決めておいたほうがいい
よくある質問
箱根旅行のベストシーズンは?
紅葉の11月がいちばん人気。ただし混雑もいちばん。わたしたちは6月のあじさいシーズンが穴場でおすすめだと思っている。登山電車の車窓からあじさいが見えて、すごくきれい。冬の雪見露天もいい。
日帰りと1泊、どっちがいい?
できれば1泊をおすすめしたい。温泉宿の露天風呂と懐石料理は、泊まらないと体験できないから。日帰りなら、箱根湯本エリアの温泉と食べ歩きだけでも十分楽しめる。
車と電車、どっちがいい?
わたしたちは電車派。ロマンスカー、登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船と、乗り物のバリエーションが楽しいから。車だと渋滞リスクがあるし、宿で日本酒を飲めなくなるのが夫にとっては致命的らしい。
まとめ ── 箱根は「何度でも行きたい」がいちばんの答え
箱根のいちばんの魅力は、「近いのにちゃんと非日常」なところ。
東京から90分で、こんなに温泉とアートと絶景が詰まった場所がある。しかも、季節ごとに違う顔を見せてくれるから、何度行っても新鮮。
帰りのロマンスカーで、夫が「次はいつ来る?」と聞いてきた。箱根はそういう場所。行くたびに、次の箱根旅が楽しみになる。
わたしたちは一休.comで宿を探すことが多いです。じゃらんでもプランの比較ができるので、両方チェックしてみてください。

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